ドクター・デスの遺産 BLACK FILEのレビュー・感想・評価
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泣き叫ぶ演技が一番ラク。
犯人役のシークレットキャストの演技を褒めている方が多いようですが、サイコパスな悪人が俳優にとっては最も演じやすいのです。
大声を出して怒ったり泣き叫んだりする演技は感情を見せやすいので。同じ理由で主演の、特に北川景子の演技が酷い、というのも彼女が一番普通の人だから、です。普通の人の演技は普通なので、見た目何も面白くなくなってしまう。そこを味付けするのが演出側である監督の役割なのですが、バディものだけに二人の関係を爽やかに見せる事に注力した結果損をした感じです。
映画なのだから、そして北川景子なのだから、もっとカメラは寄っていいはず。中途半端な画角が登場人物を殺しています。
ホッピーの割り方がおかしい…
DVD鑑賞
まず綾野剛と北川景子という組み合わせは見ていて気持ち良い。
二人ともスラっとしていて、同じようなキツさを持っているのが何とも良いですね。
また岡田健史も「MIU」を思わせるキャスティングで楽しかったです。
ただシークレットキャストは冒頭10分過ぎには判別できたりで、シークレットがあまり効果的で無かったような気もしました。ミスリードの為あえての演出?
それと直接物語と関係ないのですが、ホッピーの割り方がすっごいおかしいんですよね。
台詞にあった「オヤジ臭いな」っていう演出からなのかもですが、それにしたってあの量はちょっと少なすぎるかなぁ…。(因みに店によっては、ホッピー1本に対してナカは3杯までといった制限もあります)
普段ホッピーをのむ僕からすると、そこがすっごい引っかかってしまいました。
全体的にあまり意外性のない展開でしたが、それでも彼女の芝居はよかったと思いましたね。ちょっとした新境地ではないでしょうか。
ラストは作品冒頭のイメージのように、主演二人のキャラクターの絡みが気持ち良かったです。
だからかサスペンスというより、バディものって印象でした。
私が悪いのは重々承知です
映画見逃したので先に原作を読んだのが本当に間違い。
家でみたのも間違い。
原作が台無しすぎて悲しすぎるので、映画化ではなく要素を取り入れた別物のってちゃんといって欲しい。そしたら原作を先に読まず楽しめたかもしれないのに。
原作ではしっかり描かれている尊厳死に対して、こちらはただの快楽犯に成り下がってしまってる。そこが一番のお怒りポイント。
ただ犯人役は出てきた瞬間最高か!と歓喜したし、怪演は素晴らしかったです。
しょっぱなから古ぼけた映像が気になる、、、
昭和の刑事TVドラマを観ている様なチープさ。
あぶない刑事並みに古さを感じる映像質だと思ったら、日テレか〜い💦
嫌な予感しかしませんが、ポチリましたし観ました💦
男女刑事コンビが安楽死をさせる闇医者を追い詰めるサスペンス映画になっております💉
序盤から悪くは無いんですが、映像質によりイマドキ映画を観ている気分にはなれず。
後々の映画ならではに期待して、我慢デス‼️✨
シンプルに話は流れ、強弱があまり無く、ドクター・デスへ近づく主人公2人。
安楽死が一応テーマにはなってますが、「安楽死」って病気にならずとも、「この世に居たくない」と思った時に考える「手段」であり、何故かこの映画はほぼ「難病」だけに絡ませちゃうから、安楽死テーマへの幅も狭くさせ、映画内容をつまらなくしちゃっているとも感じる。
狭くとも内容良ければそれを補える訳だけど、これじゃ補えないよ。展開が淡白だもの。
オールマイティになんにでも行き着く先には安楽死と考えれば、この映画の犯人だってもっと活きた活用(幅の効いたイカれた犯行も)出来たと思うし、映画としての面白味がもっと出た思うんだけどね😓
狭い世界観。
狭い考え。狭い人物設定。
狭い映画内容。
何故か重いと感じないテーマと親子愛。
そして事件解決。
狭いなぁ、、、
前もこんな映画あったなぁ、、、
AIと言う広い話題を活用しようとして、出来なかった狭い映画。
(あちらは思いっきり大風呂敷を広げた訳だが)
あれも日テレだわ💦
ドクター・デスの負の遺産
ドクターです。
…じゃなくて、
ドクター・デス。
130人もの末期患者を安楽死させ、1999年には殺人罪を言い渡された実在のアメリカ人医師、ジャック・ケヴォーキアン。(その後も2011年に亡くなるまで安楽死や尊厳死について啓蒙活動を続けたという)
本作はその“ドクター・デス”をモデルにし、日本では違法とされている安楽死を題材にしたクライム・サスペンス小説を映画化。
末期患者を安楽死させる連続殺人が一件の少年の通報を機に発覚。犯人は“ドクター・デス”と名乗る謎の人物。
警視庁のコンビ、熱血漢型の犬養と冷静沈着型の高千穂は犯人を追うが…。
安楽死という難題にエンタメとして挑戦したのは意欲的。
劇中の末期患者はもがき苦しんでいる。もう助からないかもしれない。助かる見込みもないかもしれない。
家族も精神的にも身体的にも限界。でも何より、家族が苦しむ姿をこれ以上見たくない。
両者が希望するなら、いっそ…。
安楽死の是非は、人が生きていく上で永遠の議論だろう。
そこに現れた“ドクター・デス”。
確かに安らかな死を与えた。
が、日本など容認されてない国では違法だ。
さらに本作の場合、犯人の動機。
間違えてはいけない。現実の安楽死は議論の余地は充分あるが、作品の犯人の動機はただの異常な快楽殺人。
「安楽死させた患者の死顔は美しい」なんて、キチ○イの発想でしかない。
メインはバディ刑事ムービー。
姿の見えぬ犯人を追う捜査劇であり、犯人捜しのミステリー。
犬養には腎臓を患い入院している娘がおり、ドクター・デスが接触。言葉巧みに誘導し、安楽死を希望させる…。
犬養はドクター・デスを捕まえ、娘を救う事が出来るのか…?
やさぐれ感漂う綾野剛とクールな北川景子のコンビネーション。
恋愛感情は排し、一貫して上司部下のバディなのがいい。
当然伏せるが、犯人役の不敵さは見事。
一級の社会派×エンタメの邦画サスペンス!
…にならなかったデス。
色々持ち上げといて、スミマセン…。
題材はいい。でも、重厚さや深みに今一つ欠けた。先述したのはあくまで私の考え。
要所要所のサスペンスもハラハラドキドキ盛り上がらない。何と言うか、邦画サスペンスのしょぼさ、あるあるさ。
犬養と高千穂は“警視庁No.1コンビ”と謳われているが、あまりそれを感じない。
ラスト、何で犬養は単独で犯人の元に向かったの? お前に危険は犯せない…かもしれないけど、バディだし、二人なら犯人逮捕はより確実なのでは…??
致命的なのは、ミステリーの醍醐味の無さ。
ドクター・デスは何者? やはり本作はこれに尽きると思う。
捜査を進めると徐々に浮かび上がってくる犯人像。白髪の老医師。
遺族の証言シーンでその医師が声を発し、もう特徴ある声ですぐ分かっちゃう! さらにその後、お顔出し!
え? もう犯人発覚じゃないよね…?
勿論真犯人は居るが、怪しさ満点でこれもすぐ分かっちゃう。
ドラマ性も深み無く、サスペンスとしてもしょぼく、ミステリーとしても致命的。
公開時から厳しい声が多いのは知っていたが、納得。
ヒューマン・ドラマには定評ある深川栄洋だが(と言うかヒューマン・ドラマでも当たり外れ激しいが)、サスペンス/ミステリー系は向かないね。
もっと巧くやれば第一級の社会派×エンタメ・サスペンス/ミステリーになった筈…。
それか、原作がシリーズ小説のようなので、TVドラマでやれば人気シリーズになったかもしれない筈…。
いずれにしても残念デス。
最後に僭越ながら、再び安楽死についての私の考え。
私もこれまで両親、母方の祖父(祖母は私が赤ん坊の頃に他界)、父方の祖父母を見送ってきた。
中には見るのも辛かった時もあった。
特に、父。
あんなに元気だった父が胃ガンになり、痛々しいほど痩せ細り…。
でもその時、劇中のようなヘンな迷いなど一切無かった。
父も苦しかったろうし、私ら家族も毎日見舞いに行きながら、いつ来てもおかしくない“その時”にビクビクしながらも。
愛する家族をずっと苦しませるのは酷だ。
だからと言って、安らかの言葉を建前にこちらの都合で逝かせるのも酷だ。
苦しさや気持ちは少なからず分かる。
でも、同じ酷なら…
誰かの手を借りず、命の限り、最期の時まで一緒に。
私はそう望む。
話のテーマはとても難しい
タレコミがあり遺体を調べた犬養達警察。
遺体は、人の手によって殺されたことが分かった。
遺族達から話を聞き、安楽死を行っているドクダーデスという医者がいることが分かった。
調べていくうちにドクダーデスの正体に気づいた犬養だったが、犬養が最も大切にしている人をドクターデスに狙われそうになったという内容だった。
安楽死というのは、現実社会でもあったのでとてもリアルな話だなと思いました。
どちらの言い分もわかる気がします。
本人が望んでいるのだからいいような気もしますが、それが殺人といわれたら殺人なんかなと思いますし。
本作でも、結局その答えがなかったのでどちらがいいのかは観た人の判断なんだろうと思います。
綾野剛さんの演技がすごかった。
激しく怒るかと思ったら、相手に寄り添っている優しさがありとても幅の広い役をこなしているなと思った。
雰囲気は純粋なサスペンス。“死ぬ権利”を巡る、葛藤と戦い。
【賛否両論チェック】
賛:前半では“死ぬ権利”の是非について考えさせられる一方で、後半では緊迫感溢れるサスペンスにハラハラさせられる。基本的にはサスペンス好き向けか。
否:後半から急におどろおどろしい展開になり、“安楽死の是非”の論点からは逸れてしまうので、純粋な論議を見たい人には不向き。
物語の前半は、まさにこの作品の論点ともなりえる、「“死ぬ権利”の是非」というテーマが前面に出ている印象です。自身の命の終わりが近づいた時、その終わり方をどう迎えるべきなのか。そしてそれに手を貸す“ドクター・デス”の行為の賛否も、思わず考えさせられる部分があります。
しかし後半は一転、それまでの感慨を吹っ飛ばすかのように、急にサスペンス色が全開になって、雰囲気も展開もかなりおどろおどろしくなっていきます。詳しくは是非実際にご覧になっていただきたいのですが、“あの方”の怪演が光っていますね。雰囲気的にはどことなく、「スマホを落としただけなのに」を思い出してしまいました(笑)。
なので、純粋に“安楽死”について考えさせられるお話というよりは、どちらかというと、緊迫感溢れるサスペンスを楽しみたいという方向けの作品といえるかもしれませんね。
リアリティ不足を感じた映画
原作読まずに鑑賞。安楽死とサイコサスペンスが合わさった映画で、犯人は誰なのかの展開は良かったが、ラストの犯人との戦いは、もっとサスペンスフルに描いてほしかった。今回の映画は、ある意味リアリティ感が欲しい映画で、主役の刑事二名の綾野剛さんと北川景子さんは、この世界感では、刑事に見えませんでした。もっと別の俳優さんのほうが良かった。別の刑事ものでは、はまると思いますが、ドクターデスでは違和感を感じる配役だった。
映画じゃなくて連続ドラマがいいな
各々役者はハマり役でよかった!
が、しかし途中で予想がついたのは置いといて締めがなんだかなっていう感じになってたのが残念でたまらない…
設定が良いから映画でなくドラマシリーズとかの方が面白くなりそうかなーと。綾野剛と北川景子のバディもっとみたいですね!
普通の刑事もの
安楽死の良い悪いをテーマにすると難しいよなあと思って観に行きましたが普通の刑事モノでした。普通すぎてテレビドラマのようでした。それでも綾野剛はちゃんと仕事をする人でした。柄本明もインパクトあった。息子とか身内の役者さんが頑張っているので気合が入っているのかも
昭和刑事ものへの回帰、だが半端
昭和刑事もの回帰の半端が惜しい。
刑事の私事に踏み込み、居酒屋で呑み、怒鳴り合う。
大追跡な音楽にGメン系女性コーラス。
壁に模造紙とマジックの捜査。
終盤は崖上の火サスの気配も。
いっそあだ名を付けて若手にジーパン履かせて欲しかった。
惜しい。
木村さんの下の名前をずっと考えてました。
安楽死というヘビーな内容なのに、
警察の雰囲気はポップで、入り込めない。
サスペンスとしても裏切りが単純で、
直ぐ分かってしまうのでつまらなかった。
安楽死という選択はどうなのかという所も、
流石警視庁No. 1と言う感じで、
快楽殺人だと決めつけて、
実際犯人も動機が、自分勝手だったので残念。
木村佳乃さんが出てたのですが
殆どの時間、佳乃か多江か文乃どれだっけ
と考えてしまう位にはつまらないです。
謎BGM
謎にポップなオープニングから嫌な予感がしました。その後も、「焼骨してる最中に遺族に話し聞く?終わって会場から出た所で聞けばよくない?」、「何でこんな軽いBGM?」など、疑問が尽きませんでした。
作り手の都合があるのは分かりますが、何でわざわざそんなことするのかな~っていう要素が多すぎて、イライラしちゃいました。安楽死の関係者に怒られてしまうのではないかと勝手に心配しています。
予告のワンシーンから悪い予感はしたものの、、、
やっと見れた、というか見た今作品。
サスペンスとか好きで予告から気になってたものの、犬養が高千穂を腹パンするシーンの予告を見て「おや?」という疑念が生まれたけど、題材が面白そうだったため鑑賞
直感は信じるべきで冒頭の重たいシーンまで良かった。
その後のオープニングタイトルを見てこれはサスペンスじゃない。これは昭和〜平成初期の刑事物だ!という思考に変わりました笑
案の定、推理要素もサスペンス要素もほぼ皆無。
熱血な2人がただただ怒鳴ってるだけだし、聞き込みとかのリアルを追求するより犬養と高千穂や犯人を深掘りする描写をした方がまだ良かった気がした。
なんで警視庁No. 1コンビなのか。
犯人は結局何がしたかったのか、、とかね。
人物描写が不十分だったけど結局キャストの皆さんの怪演が素晴らしいからなんとか保ったのでは?と、思うばかりでした。
あまりにも腑に落ちなかったので観賞後調べたら実話は海外の話だったのね、それにしてもキャッチコピーの「その医師を追ってはいけない。」はトンチンカンな気がしましたけどね笑
細かく思うところはたくさんありますが、この辺にしておきます、、
ただチラッと調べた限り原作は面白そうだし、別物な予感がしたので読んでみたいと思います!
6本で1本無料!で、鑑賞したからまあ休日に気晴らしとして映画館に見に行けた。と言う解釈にしておきたいと思います。
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