マクマホン・ファイルのレビュー・感想・評価
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緊張感が全く湧かない。
緊張感が全く湧かない。 色々調べる内に重大な事が分かった。 どうにもならん事だが、作り話である。 それをバラすのはネタバレになるまい。 しかし、何一つひねりがないのには呆れた。とんでもない出鱈目な話なのだから『それは無いだろう』って感じかなぁ。
粗方は…
ストーリーの理解ができたけど、登場人物で、一体彼はどういう立場でどういう人間なのかわからない部分があり、消化不良だった。珍しく化粧っ気のないアン・ハサウェイが、乳がん経験者で離婚し、関係がうまく行っていない娘がいるなど要素を盛り込んでいるものの、こちらも中途半端な演出。
ジャーナリストのアン・ハサウェイ
ジャーナリストを演じるアン・ハサウェイの役作りには力が入っている。レ・ミゼラブルでアカデミー助演女優賞を獲ってから、しっかり仕事を選んでるという感じ。その部分は楽しめたが、全体的には薄味で物足りない。 病気の父(ウィリアム・デフォー)の仕事を引き受け、アメリカ政府の武器供与に関わってしまい陰謀の渦中へ...題材は決して悪くない。 だけど何でジャーナリストがそんなものを引き受けてしまうのか、とか、政治的な背景説明がちょっと雑とか、何故ベン・アフレックと寝てしまうのか、とか、最後は何処に居るのかよく分からない状態で唐突に結末を迎えたり。気になるポイントが多すぎて生煮え感が否めない。 残念ながら、もう一回味わおうというほどの深みはない。映画って難しいですね。
凡庸な出来
1984年、現政権の闇を取材するジャーナリストのエレナは父の懇願で自身も密売に関わることになり…。 Netflix独占配信作。序盤はノンフィクション映画のような楽しさがあったが中盤からクライムサスペンス感が強くなり全体的に凡庸に感じてしまいました。
次は遊びでコスタリカに来たい!!
政治記者が父親の裏家業に足を突っ込むのは無茶ですが、元々有能な為、怖い人 相手でもソツなくこなしてしまうのは面白かったです。コスタリカでパスポートが無くどうするのかと思いましたが、東電社内で原発に反対した為、不名誉な死に方をした東電OL事件が頭をよぎりました。好きな感じの映画ですが、ネトフリ映画らしく薄めの印象でした。
役者さんの力って凄い
アン・ハサウェイ ベン・アフレック ウィレム・デフォー 字面見ただけで観ます この映画 映画のお味は 輪郭のないボンヤリ味 不味くないですけど美味しくもない 記者として 母として 娘として 女として 様々な立場を持つ中で 底の見えない 未曾有の闇に踏み入るお話 どの表現も中途半端な印象 これが挙げた役者さんでなかったら? 無名のそこそこの役者さんだったら? と想像すると 最後まで停止せずにおれたか疑問です 役者の画面支配力を再確認できる1本でした
好奇心は猫を殺す
観始めて初めのうちは、状況が全く理解できなかった(笑)。
新聞社に務めるエレナ(アン・ハサウェイ)は、やり手のジャーナリスト。
政治家にも鋭く突っ込み真実を追求しようとしたが、上司に止めるように言われ 納得がいかず辞めてしまう。
父が言っていた儲け話が 丁度知りたかったことに繋がるので、父の代わりに取引の場に行き真実を暴こうとするが……。
いやこれ…ホント怖い。
私が観ていたものは 全てエレナを消す為に仕立て上げられた舞台だったとは…。
彼女も薄れ行く意識の中で初めて悟ったんだろうな…。
一人の人間を消すのに、絶対に足がつかない方法を取ろうとすると こんなにも手の込んだ芝居を打たないとダメなのかね。
「お掃除屋さん」のベン・アフレック。お前の方が“ゴミ”だろう(笑)。なんと憎々しい(笑)!
彼女を救おうとした捜査官がなんとか持ち出した彼女のファイル“マクマホン・ファイル”が、アイツ等の悪事を暴くであろうラストはチョッと悲しかった(エレナには生きて帰って欲しかった)けど、彼女の意志を継ぎ 動き始めたのは良かった。
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