無頼のレビュー・感想・評価
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監督ってヤクザでしたか?w
リアル過ぎて笑えるヤクザ映画ってあったんですね😂昭和に流行ったバキュームカーとかリアル過ぎて笑うしか無いですね井筒監督らしい時代背景を知り尽くした作品ですね。
微妙にズレてる
配信っていいな。
ネトフリのおすすめに出てきたから見たけど、すごくダラダラとした冗長な映画だった。
一人の少年がヤクザ世界で出世していく様を、途切れ途切れの断片的なエピソードを並べて見せるのが大まかなプロット。
見せ場がなさすぎてエンタメとして成立しておらず、まるで一発どりのホームビデオの山を時系列順に見せられているような気持ちになる。
全部一人でやったのかなっていうくらい酷いから「無頼」っていうタイトルなのかなと思ったが、いまどきこれよりマシな一人でやってるyoutuberはいくらでもいる。
良かった点は2つ。
chromeにアドオンを入れて4倍速で見られたこと。
ネトフリで日本語表示できたので主役のサル顔の滑舌が悪くても問題なかったこと。
厳しい評価
ヤクザ社会を舞台にした昭和史。
井筒監督といえば、「ワル」の世界を題材とした映画。
ほとんど見てると思うんですが、
そんなにハズレはないという記憶だったので、
かなり期待してたんですが、う〜ん、がっかりですね。
主役があれじゃあなあ。
個人的には、この手の映画は、哀愁というか、
悲しげに終わってほしい。
「春夏秋冬」をバックに、かっこよく終わるっていうのが
好きじゃないなあ。
そういうエンディングにするなら、エンタメ色を強めるとか、
コミカルな味づけを強くしてほしかった。
とんでもない人たちを描いた映画だからね。
和製ゴッドファーザーなんて書いてる記事がありましたが、
とんでもない。ゴッドファーザーファンが聞いたら
起こりますよw
なにかをモゴモゴしゃべってる猿にしか見えない
またまたヤクザの話
「ヤクザと家族」「すばらしき世界」に続き、またまたヤクザの話だった。
第二次世界大戦後、親を亡くし、人に頼らず、飢えに耐え汚れ仕事をして生きてきた男がヤクザとなり、やがて一家を構え、裏社会を生きていく話。
モデルは元山口組系後藤組の組長・後藤忠政らしい。
山口組の抗争らしいシーンもあり、あの事件かな?って後で思ったりした。
しかし、主人公の描き方が雑で、なぜ?って感じの箇所が多く入り込めない。
監督は何を描きたかったのか?親が死んで、社会保障が充実してない時代、誰でもヤクザになる可能性があるってこと?
最初白黒っぽい画面で、徐々に色が付いてくるのは昭和史、テレビ史を表してるのかな。
戦後から平成になるまでの昭和史を一人のヤクザを通して復習出来たのは良かったかも。
主演の松本利夫はパッとせず、妻役の柳ゆり菜は普通。木下ほうかと升毅は良かった。
昭和のヤクザは忙しい
THEヤクザ
大傑作!
昭和史の裏側を、ヤクザの組長視点で描き出す。
完成したことが奇跡みたいな作品。
監督のオモテの世界(政界・財界)に対する痛烈な批判が、作品全体から観てとれる。まるで「オマエら温々と生きとるその世界は、儂らヤクザに支えられてキレイに見せられてんねんぞ」と、スクリーンからこちらに指を刺されているようだ。
ヤクザ、不良、被差別民…井筒監督が一貫して描いてきたこういった者たちへの眼差しが、一見すると渇いたバイオレントな世界観に暖かみをもたらす。
法や秩序の外に形成された、共同体としての人間関係(日本ではそれを「人情」と呼ぶ)をこそ、今も我々は大切にしなければならないのかもしれない。
間延びしているとかストーリーが無いとかいう批判も分からなくはないが、歴史の教科書に載る出来事の裏で、歴史から忘れられた存在が何をしていたのか、光と闇の対比という視点でぜひ観て欲しい。(その補助線としてオリンピックやロッキード疑獄のような記号が散りばめられているのだと思う。)
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