MOTHER マザーのレビュー・感想・評価
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強烈な話
強烈な話。
産んだ子どもを 自分が思い通りにできる所有物のように見ている 母親の話😨
長澤まさみちゃんのハードな行動を
息子役が受けなければならず、迫真だった!PG指定
主人公女性は、
男に依存し、子どもは二の次になる。
お金がないと、子どもを使いお金を集める。
失敗すれば、八つ当たり。殴る、暴言は当たり前。学校に通わせない。
それでも、息子は母からの命令を聞きづつける。
息子が育つと、母と子の関係は逆転し、母を養い、母の都合で放浪したり、最悪な事件へと発展する。
依存性パーソナリティ、演技性パーソナリティ、境界線パーソナリティ、猜疑性パーソナリティが混ざったような女性。
児童相談所や祖父母もちゃんと介入出来なかった。。
想像どおり
なかなか見応えのある作品
疲れる映画
長澤まさみが頑張ってた映画。
実際に起きた事件を元に映画化しているが、良し悪しではなく、加害者少年のルポを加工せずに台詞に起こしている為、独立した映画というより、再現ドラマの色合いが強い。元の事件をある程度、知っている者からすると、目新しい部分はなく、ひたすら駄目女とそれに巻き込まれる周囲の人物を延々と見る羽目に。
オリジナル要素としては、長澤まさみ演じる駄目母が、延々と周辺の男とやりまくるシーン。この点のみ、妙にリアリティーがあり、脚本家のセンスが垣間見えた。
新聞記事やルポタージュ以上に得る物はないと思っていた映画だが、通しで観た事で、実際の母親が軽度の知的障害だったのでは?という考察が生まれた。これは長澤さんや大森監督がどの程度意識していたかは知らんけど、女性を描写するにあたり、暗に示唆している様には感じた。
そこに妙な納得というか、説得力はあった。
オススメかと言うと、全くお勧めしない。
あと、これは言っても仕方ないが、ホームレスの長澤まさみがメイクしてるのは変だ。
ラストシーンですっぴんを見せていたのには驚いたが、寝る時はメイクを落とし、路上生活ではメイクをするって一貫性がない。服をいくら汚しても、そこにリアリティーというよりは扮装に見えてしまう要素があり、そこまで女優生命というか長澤まさみのイメージをぶち壊すような映画じゃないのかもしれんけど、中途半端に思えた。
役作りってないのかな?
非常に奥深い映画
リアルに存在した事件から着想した映画である事は、全体を通してより見る側に重くのしかかる。もし、これがフィクションであるなら感じ方は全然違うものになったように思う。
終始感じるのは、この子の背負ってしまった不幸とは一体なんなのであるのか?という問いだと思う。
そして、長澤まさみが演じた母親の人格が何故あそこまで捻くれてしまったのだろう?とも思う。
冒頭の親子4人の会話では、あまり大きく触れていないが、おそらく長澤まさみが演じた母親が子供の頃にまで遡ると、もっとこの事件の輪郭がハッキリと見えてくるような気がする。
ごく普通の人が感じ得るだろう愛情や社会性が彼女からは著しく欠如している。
殺害されてしまった祖父母は、本当にただの被害者なのだろうか?
そんな非常に難しい問いもこの事件、この映画のテーマとして感じられた。
場面、場面の細かな表情と仕草…
挙げればキリがないが、長澤まさみという女優がここまでの演技が出来るとは想っていなかった…というのが正直なところ。
そして殺害犯となってしまった長男役の彼の演技も素晴らしいの一言。
これだけの重たいシリアスなテーマの映画であるのに、途中しらけてしまう事が無かった。
ただ一つリアリティに欠けた一点は、
長澤まさみがどれだけ見窄らしくしても、
根本的に美人であって、これだけの美人が野宿や生活保護を受けるか?というと、現実的にはなかなか難しい…
誤解がないように言うと美人だから…という事ではなく、実際そこまで落ちてしまった人間の身なりや目つきというのは、もっと遥かに澱んでいるもので、最大限やっても彼女中に何処か完全に美を捨てきれないものを感じてしまった。
でも、結果その女を捨てきれない性分は、ある意味でその母親の実像と重なったのかもしれない。
稀な事件であるにせよ、この世界中の様々な国や地域で同じような境遇が普通に存在している事を改めて思い知った映画でした。
強烈な衝撃作
いわゆる「胸糞映画」というヤツです
見て良い気分はしません
個人的に今まで観た映画の中で一番の衝撃映画でした
本当に観賞が辛かった
雰囲気的には「誰も知らない」や「万引き家族」に似てるが、陰鬱さ悲惨さが桁違いです
この映画、何から何まで何1つ救われず、少しの安息や微笑ましい場面も無くただ破滅へと一直線なんです
どこまで落ちて行くんだ、、
もうやめて、、頼むから救われて、、
と最初から最後まで思っていたが、結局最も残酷で救いが無い形で終わってしまった
何故息子を手放さないのか
何故母から離れないのか
僕にとっては母が世界「全て」
このキャッチコピーが母から離れなかった理由でありこの映画の全てだろう
評論家じゃないので小難しい評価は出来ないので印象に残った場面、というか辛かった場面を書いていく
.周平の幼少期は常にキツかったです
.ラブホテルで秋子と遼と一緒に風呂に入る場面が個人的に目を背けたいくらいキツかった
.お金をせびりに行って絶縁されるシーン
.養育費を送っているという前夫に
「周平、お前大丈夫か!?」ときつく言われるシーン
挙げればキリがありません
そして、長澤まさみの演技力には称賛を送りたい
これまでの好感度の高い役柄から一転し
毒親とかいうレベルでは無いまさに「怪物」なクズ人間の役に見事にはまっていた
画像を見比べても別人にしか見えない
この映画は決して良い気分はしませんし、間違いなく憂鬱で悲しい気分になるでしょう
私は二度と見たくありません
ですが、名作だと思います
映画だとわかってても
感想
すごく心が締め付けられる思いでした。
私の母もどちらかといえば、
洗脳するタイプで、大きな壁にぶちあたったとき、母の意見に流されてしまう自分がいました、そんな自分と勝手ながら、重ね合わせてしまう自分がいて、なんだか苦しくなりました、
この映画と違った角度かもしれないけど、
優しさの中に牙があるというか、その考え方も正しいかもしれないけど、その考えは、本当に自分で考えて出した決断なのだろうか。
子供は親を選べない、子供の心情を考えたらとても悲しくなってきたし、子供を育てることの大変さ、親と言う責任感をこの映画を通して学びました。私も、子供を育てるとき、毒親にはなりたくない、こんな思いを自分の子供にはさせたくないって、心のどこかで考えてしまいました
終盤バカすぎて感情移入が途切れる
長澤まさみはどうしてこういう役をやりたがるのだろう。何もかも中途半...
長澤まさみはどうしてこういう役をやりたがるのだろう。何もかも中途半端で、思考が短絡的で続かず、依存的でずるい女性的要素と暴力性がよく演じられていた。彼女の性的コミュニケーションは、コミュニケーションの回路がそこにしかないからだということはよくわかる。ちゃんとした家なのに、どうしてあそこまでひどい人格に育つのか、物語が見えない。
長澤は、エロスのある役は出来なくて(コンフィデンスマン)、アクティングアウト、外傷系ばかりに出てたアメリカの女優を思い出すけど、そこまで、生歴に外傷がある感じでもなく、インタビューとかにはそこまで教養が感じられず、カンのいい人なんだと思う。演じることが好きなのか。しかしどこまでだらしない役をやっても、嘘には見えないけど、本質にも見えなくて、最後のシーンの虚ろな瞳のように、空白なのだろうか。そう言う役をやることに快感を持つようなので、すごく不思議な人。
長澤さん?
救いようが無い
リアル過ぎて救われない映画
身寄りのない未成年・子供は社会の全てが家族なので、善悪の判断や意欲が母親の意思の中の掌握されている。
客観性など育たないし、当然のこと反抗期なんて来ないし、唯一の社会活動が生活費を工面するために「子供」という特技を使い、身内にたかるしかない。
それが唯一の家族である母親を支えることになるのが幼少から身に付いている。
胸糞悪いのは母親が女になる瞬間の雰囲気を察し、性的な時間になると姿を消して一定時間耐えるところ。
こういう幼少期を送ったことのある身としては、封じ込めてきた記憶が蘇ってきて震えがくるほど忌々しい。
そういう忌々しさを描きたかったのか、そういう反応を呼び起こしたかったのかは曖昧だが、最後のシーンで女性職員に、母親に対する想いを伝えたところが要らないと思った。
彼を動かしていたのは、好きとか嫌いとかでない。まぎれもなく「洗脳」である。
それをあたかも親子愛のような伝え方に違和感がありました。
映画としてのエンドは万引き家族のように、底辺ながらも救われるところがないとキツイです。
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