「ホラー映画ではなく新しいジャンルの映画」事故物件 恐い間取り たくあんさんの映画レビュー(感想・評価)
ホラー映画ではなく新しいジャンルの映画
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ホラー映画、苦手なのですが予告が面白そうだったので初めて映画館に観に行きました。
芸人が多く出ていて、クスッと笑えるシーンもあります。そこが逆に怖いシーンとの緩急になっていて良かったです。
2軒目、事故物件になった所以の殺人事件のシーンが流れた時、ここが怖さの最高潮でした。幽霊云々よりも生きている人間の狂気の方が怖いなと実感しました。
そして最後のダメ押しの幽霊とのバトルは正直爆笑してしまいました……。ヴォルデモートとハリーの魔法対決的な、とにかく瀬戸康史さんが線香を武器にエクスペクトパトローナムしていました。最後に付け加えの様に序盤の傘が役立っていて、一応そこで伏線回収されてました……。
序盤はホラー映画ですが最後はどういうジャンルの映画なのか分かりませんでした。笑える事は確かです。ホラー自体もびびりの私でも対応できるくらいなので、全く問題ない怖さだと思います。もっと観客がほっと安堵している時にも怖がらせて欲しかった様な……。感動的なシーンが本当に感動させようとして終わってしまうのが勿体なかったです。
映画館に観に来る人はカップルや友人同士が多くて、確かに観終わった後に仲間内で話が盛り上がります。なのでそういう点では、私も観て友達と盛り上がれて楽しかったので良かったです。
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