あの頃。のレビュー・感想・評価
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ハロプロの映画ではないということ
ハロプロに関する映画が出ると聴いて、昔から今も好きな私は前々から楽しみにしていました。予告やOGメンバーのコメントを見る限りたくさんハロメンの映像が使われるんだろうなとかなり期待値を高めて行きました。
内容としては04年のハロヲタの馴れ初めのお話。全盛期から落ちかけの暗黒期に入ろうとしているちょうどこの時期をピックアップしたのは面白いと思います。ハロヲタなら笑える細かなネタがいっぱいで思わず笑ってしまう場面も前半はありました。
後半になるにつれハロプロがほとんど出てこなくなり、仲間の1人が難病に掛かるというなんともオチが見つけられず死ネタでとりあえず締めようとしてる感が強く、見ていて退屈でした。
関西の下町の人たちのようでそんなところで大きな声出す?という場面も多かったのもマイナス点。
最後 恋INGをああいう使い方されるのは私としてはあまりいい気分にもならず。。
ヲタ仲間が火葬で誰一人として藤本のグッズを入れずフィギュアだけ入れるところも腑に落ちず。アニヲタに変わったから?これってハロヲタの話ですよね…?
意外性もなにもなければ感動もないラストでした。
結局なにを伝えたかったのでしょうか?
ハロヲタであるのは昔あの頃、今はもう足を全員洗っているという風に捉えました。
最後付け足すように小ネタ挟んでましたが、なんとも浅い。20年後の主人公のシーンは結局なんだったのか明かされずモヤモヤが残り終了。
最後に松浦のポスター等を今も眺めるシーンがあってもよかったと思いました。
期待値を高く持ちすぎてしまったからだと思いますが、この内容だったらレンタルまで待ってハロプロのシーンだけ見ればよかったと思いました。
好きなハロプロを題材にしてるという点で★2
全体の内容としては★0です。
ええやん、別に。
思ってたのとは違いノスタルジックな作品だった。
「人生」ってタイトルにしようかなぁとも思ったのだけど大袈裟かな、と。
出会いと別れを繰り返し死別する。
大まかに言えば、人の生涯はそんな風に進んでいき、出会うのは人であったり趣味であったり。別れるのは人であったりコミュニティであったり。
人それぞれに、そういったものがあり、彼らにはアイドルであり友達であった。
彼らの出会いと別れの内容が本作で…とかく上昇思考を推奨されがちな世の中で、その路線に乗らなくてもいいんじゃないの、と言われてるようだった。
時間は平等に過ぎていき、それを無駄遣いと断罪されようが、家もあるしメシも食えてる。
夢もあるけどガムシャラに追う事だけが正解でもないんじゃないの、と。
何より彼らには生涯かけて付き合うのであろう友がいる。自分の死に際し同情などではなく、変わらずウザい絡み方をしてくる友がいる。
死して尚、話しかけたいと思える友がいる。
それはそれで、充実してた生であったのではないだろうか?
生き急がなくて良いよ。
そんなメッセージを、ぼんやりと読み取る。
おそらくなら誰もこんな生き方を教えてはくれないだろう。既定路線からはみ出した生き方ではある。
「一寸の虫にも五分の魂」
No.1になるだけが人生の目的ではないと、ボソっと呟かれたような感じだった。
走馬灯ではないけれど、他人の人生をただただトレースしていく本作。刺激的なウネリを挿入する事こそ躊躇ってしまうだろうから、見応え的には薄い。
挙動不審の松坂氏も良かったのだけれど、仲野氏が抜群だったなぁ。役所に助けられた部分もあるけど素晴らしかった。そういう意味では、ライブハウスのオーナーは、大した起伏も起こらない中でしっかり人生を背負ってたようにも思える。好印象だった。
あの頃。
内容は違えど、自分なりの「あの頃」を思い出した2時間だった。あいつら元気にしてるかなぁー?
自伝的エッセイ?
これが自伝的エッセイなら、主人公が今何をしてる人なのかをもっとハッキリさせないとまずそこぼやけてるから感情移入できない
あの頃。とタイトルするなら前後で今を具体的にしてよ
音楽関係の人なら今はアイドル界隈の関係者とも多少は面識あるでしょうに
ハロプロと具体的な名称を出すならそれやってくれないとピントが合わない
あくまで自伝的エッセイとするならば、架空のアイドル集団って事でいいし
「あの頃。」というこの映画タイトルに共感するのって、2004年当時のハロプロファンかドルヲタ位で、そこ通ってない一般人には何のことだかわからないでしょう…
最初に大学でイベントした時に、話を持ってきた大学の後輩女子がイベント当日の光景を目の当たりにして会場を飛び出した
あのシーンを描いておきながらこの映画の客層を想定していなかった?
コズミンが実在していた故人ならもう仕方ないが、実在すらしていないのであればちょっと着地点が見えない
ハロプロの歴史とヲタとしっかり向き合う側面があまりにも少なすぎるのでやはり別にハロプロじゃなくてもいいのでは?と腑に落ちない事この上ない
もったいない
ストーカーのエピソードも結局コズミンいじりに終始してて、俳優さんは素晴らしかったけど、これコズミン追悼の映画だよね、もはや
ちな私の周りには当時おじさんヲタしかいなかったから無職なんていなかったし物販でバンバンお金使ってた
ハロプロの青春ヲタ映画やるならもっとちゃんとやってほしい
この映画はコズミンの生涯だし、感動も感情移入もできない…
それと作中のあややはかなり似ていたと思うけど、やはりこういう時こそ、パフォーマンスキャプチャーとか使ってほしい(予算…
完全に再現出来てたならそれだけでも★5の価値あるよ
。
しみじみと
余韻に浸れる作品。
先週観た「すばらしき世界」もそうだったのだが、自分の中で仲野太賀がホットなせいか、主役を上回る勢いの存在感を感じるのだ。
主役は間違いなく松坂桃李なんだが、この人が気になって仕方がない。
変にノスタルジックでもなく、中高生のような「青春ドラマ」でもない。強いて言えば、誰しもが持ちうる「若気の至り」シリーズかな?
女子には真似出来ない(多分)オトナ男子のバカバカしい(笑)お祭りなんだけどね。なんか笑えた。
何気ないけど、シチューのシーンが好きだった。
もっと生きたかっただろうね、コズミん。
今が一番。そう思える生き方をしたい。
ううーん?どうした今泉監督
舞台挨拶付きを観賞
今泉監督は「his」で感動したのもあり
楽しみにしてました
自分はとりわけハロプロオタではありませんが
ちょうど関西で大学生でどっぷりハマってる友人は
たくさんおり親近感を覚えるテーマでした
松浦亜弥のデビュー時の衝撃は覚えています
で感想としては
あれれ・・どうしちゃったのって感じ
前半はメチャクチャ面白かったです
でも後半になるにつれストーリーの焦点が曖昧で
ものずごく普遍的な着地を見せてしまい
淡々と終わってしまった印象でした
結局どこをどう切り取りたかったのか
主人公劔が松浦亜弥に感動し
ハロプロ関連イベントを行っていた連中と
仲良くなり人生に張り合いを持っていく感じ
は凄く良かったし笑えました
ネット弁慶だが卑屈になるドクズのコズミン
他人の推しをなぜか一発で当てられるロビ
ハロオタかつ風俗依存症かつ多芸だが無職の西野
レコード屋勤務で最初に劔を誘ったナカウチ
他やたら健康を気にするイトウ
ギターもできるアールなど
個性的「であろう」仲間たちが出てきますが
特にこのメンバーで深く掘り下げられる
エピソードがそうあるわけでもなく
ダイジェスト的にしか描写がなく
消化不良のまま進んでいきます
そして後半はコズミンの病気と
劔の関係中心に話が進みコズミンの死に
まつわる話のままほとんどハロプロ要素が
なくなっていってしまいます
女性高校教師にオクでチケット売ってもらう
シーンも何かあるのかと思わせぶり
なのに何もなく終わっていきます
正直これなら実在アイドルとして扱う
必要もそこまであったのだろうかと
思うほどです
架空のアイドルでライブシーンとか
力入れて作ってしまえばテーマが強調
されたのではないかと思いますが
予算的な都合を如実に感じます
前半は笑えたし良かったんですけどね
もう少しテーマを絞っても良かったんじゃないか
と思いました
今となってはマリオやガンダム
ドラゴンボールなんて毎日取り上げられすぎて
もう懐かしのコンテンツじゃなくなってます
今一番なつかしさ感じるのって15〜20年前の
カルチャーだと思います
それだけにこんな浅い触れ方で終わってしまったのは
残念でした
素晴らしかった
ハロヲタだった過去があるので、当時を思い出してあれから16年くらい経っていると思うとたまらない気持ちになる。ついこの前だと思っていたら16年、みんな年を取るわけだ。誰もが例外なく年をとる。映画館は僕と同世代かちょっと上くらいのおじさんばっかり、みんな元ハロヲタなのか、それともただの映画好きなのか気になる。あの時ああしていればよかった、みたいな数々の分岐点を経て今があり、チョイスを成功しているのか失敗しているのか、仕事に関してはもっとうまいチョイスがあったというか、下手をこいてしまったのだけど、大好きな子どもと過ごす人生を送ることができているのは大成功なので、結果オーライではないだろうか。
映画はもっとハロプロ楽曲をガンガン鳴らして欲しかった、特にエンディングはみんなで『ザ・ピース』か『恋愛レボリューション21』を踊って欲しかった。最初、今泉監督と聞いてアーティスティックなまったりしたオフビートな作品ではないかと不安に思ったのだが、全くそんなことはなく、笑って泣ける素晴らしい作品だ。特に、コズミンが嫌われ者なのに、文句を言いながらも排除することなくつるんでいるところがすごくいい。
ただ、大根監督のようなミーハーな感覚の人が撮ったらどんな感じだっただろうかとも思う。
あの頃のライブハウスが懐かしい
アーティストのファンクラブに入っていたこともあるし、コロナの前はライブハウスもよく行っていたのでただただあの空間が懐かしかったです。
同じ人、同じグループのことで語り合えるのは、ライブハウスとかイベントの、あの空間にいる人達しかいないから、
お互いに年齢も職業もどうでもいい、なんならお互いニックネームで呼び合って、ただ好きなアーティストのことを話せるということは、とても幸せな時間だということを知っているので、本当に、とても懐かしかった。
ステージまでの距離も、お客さんどうしのディスタンスも無かったあの時間を過ごせたことは、今では良い思い出です。なんなら、アイドルじゃなければ余裕でフロアで握手くらい簡単に出来てた。
なんでもいい、その時夢中になれることがある、っていうのは幸せになれる、と改めて実感しました。他の人からどう思われるかは気にしない。好きな場所には行けるうちに行っておきたいから。
自分がどんな風に亡くなるのか分かりませんが、死ぬ間際に好きなものを手にしていたいと思いました。
俺たち中学50年生。
と、勢いよく言ってはみたものの。計算するまでも無いっす。50年生は言い過ぎw
このイタサを笑えるかどうかだよなぁ。なんて思いつつ、途中までは。残念ながら脱落しました。付いて行けなかったw
松坂桃李、大賀、青葉竜也などなど。かなり豪華な男優陣を揃えただけあって、芝居は言う事無い素晴らしさ。ただ、アイドル文化に疎かったと言う個人的な理由で、共感できるエピソードが無かったアルw
でも。
仲間って良いよね。ワタクシも、笑って送り出して欲しいので、家族には「俺の時もこうしてくれ!」って言いたくなりましたw
どすが。桶の中には、何を入れられるんだろ、俺の場合。スターウォーズのキャップ・フィギュアと、各種ミニカーは確定として。一緒に入れて欲しい映画のフライヤーを準備しておこうと思いました。
ちょっと早いかw
少しだけ良かった。
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