劇場公開日 2020年11月6日

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おらおらでひとりいぐものレビュー・感想・評価

全105件中、21~40件目を表示

1.5好きな人だけ観る映画

2021年11月9日
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なのかなと思いました。
長い。
いい役者さんがたくさん出ます。
長い。
まとめ方があるのではと感じました。
長い。

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ボタもち

3.0原作未読。映像にするとちょっとシュールすぎて

2021年8月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

『インサイド・ヘッド』とか『脳内ポイズンベリー』とも違うんだよね、観てないけど。小説なら「なるほど、そうきましたか」と思えるけど、映像にされると、やっぱりちょっとピンと来ないというか、自由な思考を説得力のある画として提示できないと思った。田中裕子、蒼井優以下役者さんたちはよかっただけに。いや本当に難しいと思いますが。

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なお

3.5一人暮らしの老人の姿

2021年8月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

みんなそうなのかも。仕事もなく広い家で1日過ごすって。ただでさえ気が狂いそうになる。頭の中の回想や妄想は、決して認知症の症状とかではなく、誰でも少なからず経験はあるはず。目に見える姿で現れたのが、寂しさ1.2.3‥なるほどネーミング。。寂しさと語らう声は若かりし頃の自分。そのセンス!
1人だとは思いつつも、やはり誰かしらに見守られている。自分を思う人がいる。希望が持てるラストでよかった。

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いつこ

3.5明るい老後〜??

2021年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
前のアカウントの削除や取り消しもできないので、

これからは「星のナターシャnova」

以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
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原作は未読なので映画だけで感想書きます。

出だしから、もしや「2001年宇宙の旅」?
みたいな画面で始まる本作。
老人が主人公の映画とは思えない展開に
ああ、やられた(笑)みたいな〜〜

老人映画とは言え、決して暗くなく
沖田修一監督らしい「間」のおかしみと

擬人化した3人の「寂しさ」のそれぞれの存在感が
なんか流石で観てて逆に楽しかったな〜〜

撮影中もきっと田中裕子を真ん中に「寂しさ」を演じた
濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎の面々が
かなりノリノリで撮影された空気感が伝わってくる。

大きな事件は起きないです。
でも高齢者にとっての「墓参り」は結構な冒険の旅なんです。
墓地ってそんなに便利な町のど真ん中にあるはずも無く
バスに乗ったり坂道を歩いたりと、本当に一大事!
(去年の高齢(85歳)の伯母に付き添って実感しました。)
なんだと言うことがこの映画を観ると実感させられます。

それと沖田修一監督のなんとポップな映画作り!
ぜひ、広い映画世界の一つの表現として記憶に
留めておいて欲しいですね。

で、月に8回ほど映画館に通う
中途半端な映画好きとしては

そもそも老人の孤独をこんな風にエンタメにした
原作者さんに五億点!!(笑)
老人が主人公だとそれだけでなんか先行きの無い
暗い感じを想像しがちですが
3人も現れる「寂しさ」は逆に賑やかにすら感じます。
でも本当は3人も必要な程、
実は「寂しさ」が深いのかな〜〜とも思いました。

そして、
蒼井優と東出昌大が演じる若い頃の桃子さんと旦那さん
平凡だけど仲良く年を重ねて来た感がとても自然に
伝わって来て、ああ、あの時代のご夫婦ってそうよね〜

現在75歳の女性の若い頃といえば
兄弟、姉妹も多かったし、
ご近所付き合いも今よりもはるかに親密だったでしょうから
故郷を離れて高齢になった桃子さんのたった一つの「故郷」であった
ご主人の死はそりゃあ寂しいでしょう〜〜
でも、ここで人生で初めて自由になったと言う感慨は
この年齢の方にはあるあるでしょうね。

最後になりましたが田中裕子さんの演技!
樹木希林さん亡き後、女性の重鎮の枠を埋める存在に
王手を打った感がありますね。

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星のナターシャnova

3.5優しくて穏やか物語

2021年8月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

田中裕子が演じる独居老人は可愛く若き日の美しさが滲み出ていました。素晴らしい主演ぶりでしたが老婆には無理矢理感ありました。でも、本物の老婆が主演だと作品として成り立たなかったと思いました。現在の桃子が田中裕子なら若き日の桃子は蒼井優しかいなかった気がします。
東北出身としては懐かしい訛りでした。

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tuna

3.0長い一瞬

2021年7月31日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

長い人生だもの、幸福な時も、寂しい時も、一人になりたい時も、悲しい時もあるよね。
長いけど宇宙規模で言えば一瞬の人生が今までも、これからも繋がっていくのが生きていくということ。

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上みちる

4.0遠くの親戚より近くのホンダ

2021年7月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(田中裕子)は夫に先立たれ、二人の子供とも疎遠、かと言って自分から近づくことはしない。
大きな家に一人で住んでいると寂しくなり、心の中の"寂しさ男"が三人現れる。
昔、岩手から東京に飛び出してきた経緯や、夫との出会いなどを思い出す。
若き日は蒼井優、亡夫は東出昌大、寂しさ男は濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎と個性的なメンバー。
色んな意味で身につまされる映画だった。

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いやよセブン

3.5夫婦でも家族でも一人でも。

2021年7月12日
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タイトルは言わずもがな宮沢賢治の詩「永訣の朝」の一節。でも意外、明るいテイストの映画でした。
主人公・桃子さんは最愛の夫を亡くし、一人生きていくことを余儀なくされた女性です。愛別離苦の苦しみ、『ノマドランド』の主人公と重なります。でもこちらは少し違う角度で、哲学的宗教的テーマ「なぜ生きるか?どう生きるか?」を、深刻ぶらずに描いている。沖田監督は、挑んでいますね。オリジナリティにこだわった表現。そこがいいと思います。田中裕子さんの飄々としたおかしみ。よくハマっていました。作風は賛否両論でしょうが、沖田監督、応援したくなりました。

最愛の男性と結ばれ、添い遂げた桃子さんですが、夫が亡くなった時「一点の悦びがあった。」と自分への告白。ここが刺さりました。
男性には不都合な真実。でも多くの女性に同じような気持ちがあるかもしれません。親に仕え、夫に仕え、子に仕え、そしてようやく今の自由を手に入れた。良き夫婦こそ二人三脚、相思相愛でもそれは足枷になります。桃子さん、本当は自由が欲しかったんだ(気のせいかも?)、と自分の気持ちに向き合っていく。
でも如何せん、自由に不慣れで、せっかく手に入れても孤独感は寂しさ1、2、3というヘンテコな自分の幻影となり、桃子さんにまとわりつきます。

でも優しき男性にいつも見守られ生きてきた、平凡で可愛い女性。愛より自由が大事と叫んでみても、ずっと独身で生きていくようなタイプではない。未亡人という時間は、愛する夫が自分にくれた報賞だ、という言葉。自由は与えてもらえる(良き妻でおつとめを終えれば)、そう思えるのはやはり恵まれていた証拠。
人のために生きてきて、自分は何か成せただろうかと後悔しそうになりながら(ちゃんとこども二人、孫もいる)、自分とか自由とか言っても、結局人類という大きな流れのほんの一部に過ぎない、という悟り。仏教でいう諸法無我、有無同然。

はたから見たら独居老人、気の毒に、と見るひともいそうですが、実は最高の境遇。理想の境地。でもまだ桃子さん自身がそう思えるような、思えないような。張り合い無さそうな顔の時もあり。これもノマドランドと同じですね。どちらも女性原作ならではかも。お一人さま時間を愉しめれば、豊かな人生だったと、最後に自分に言えそうです。男性やその他の性の方々の視点からは、どうでしょうか。
自由でいながら、安心で優しく温かい。
これは真逆要素かな。難易度高そうだけれど、目指してもいい気がします。

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xmasrose3105

2.0気持ちは分かる

2021年7月4日
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ちょっと不思議で暖かい気持ちになる映画作ってみましたって
所なんだろうけど、2時間18分かけてやる事ではないかな。
時間に余裕があって、のんびりと映画を楽しめる人にはいいかも。

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まっさら

3.5田中裕子さんがとてもチャーミング

2021年6月21日
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楽しい

幸せ

明日を生きるとは未知の領域に足を踏み入れること。高齢になるとそれは不安の方が大きいのかも。過去の自分を肯定し、軽やかに冒険を続ける。あっぱれ桃子さん!

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アメリカの友人

3.5でーじなのは愛より自由だ。岩手弁がポイント。 一人ぼっちの寂しさの...

2021年6月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

でーじなのは愛より自由だ。岩手弁がポイント。
一人ぼっちの寂しさの合間に(多くはちゃぶ台で質素な食事をしている)賑やかなシ~ンか挟まる。
 老人の孤独の寂しさが迫る。
 原作がつまらないのかもしれないけど、センチメンタルというか世界が狭い。故郷を出てきたのに、夫以外の世界はないし。
 でも、一人の寂しさ、所在なさみたいなのがコトバがなくても伝わってきて、やっば田中裕子はすごい。
 おらだばおめえだは明るくていい。

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えみり

3.0おひとりさま

2021年6月8日
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鑑賞方法:VOD

40代のお一人様です。仕事は出張あり接待ありの営業です。趣味は映画、音楽、読書です。全く寂しくないどころか、寂しい気持ちが分かりません。今は映画を観る時間すら十分にとれません。一人暮らしのくせに、もっとひとり時間が欲しいです。こんな私でも、高齢者になったら寂しくなりますかね?私が高齢者になった頃は、テクノロジーが進歩して、ひとりだから寂しいという概念自体が減ってる気がします。寂しくなったら、ロボットペットでも飼おうかな。

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ミカ

3.0戸惑いました

2021年6月2日
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原作を読んでいないので前半はちょっと戸惑いながら見てましたが、後半はそうだよね、そんな生活になるよね、なんて思いながら楽しく自分の老後を想像でき良かったです。

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酒飲む野郎

2.5医者も人間 公務員も政治家も人間 元は猿

2021年4月9日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

寝られる

美大型脳の腰痛の老婆が主人公。
もの寂しい話ではあるが、なかなかユニークな演出でそのカバーを試みる。
老人視点のためか作品がスローペースなのが惜しい。

良い点
・演出
・古さ
・半やぶ医者

悪い点
・とくになし

その他点
・鑑賞者の年齢層が高め
・スパイの妻アナザーストーリー?

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猪古都

4.0ひとりをちゃんと生きる

2021年2月13日
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鑑賞方法:映画館

桃子さんがときどき寂しくも、
趣味を持ち能動的に生活しているところが希望だった。
息子と娘が心の支えであり毒であるというのがリアル。

蒼井優ちゃんの「娘さん」的な演技が鼻についた、
と思うのは僻みかな。

東出君が桃子さんの手を取って
山の中を歩くシーンが良かった。

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情にもろい

1.5つまらん

2020年12月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

田中裕子があんなにベラベラ説明したんじゃ白けるよ。
演出もごった煮みたいでうるさいし。
早く終われと思って見ていた。

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寝巻

2.0結果ノレず。

2020年12月18日
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快作の素材感あり下手ではないが、オフビート過ぎ、中盤から停滞し過ぎ、たぶん考え過ぎで結果ノレず。
90分だったら、とも思う。
田中裕子を巧いと評したいが、一本調子にすぐ飽きた。

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きねまっきい

3.0いい話だと思いますが・・・。

2020年12月14日
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いい話だと思いますがちょっと話が長く感じましたもう少し短くても良かったかも。

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しじみの短い感想文

3.5本を読んでこそ

2020年12月13日
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好きな沖田修一監督だし若竹千佐子さんのおばさんの哲学にも感動したから『映画』となれば迷うことなく行くよね
でも今まで観た沖田監督の中で群を抜いてイミフだったー💙
本読んでたから面白く観れたのか、読んでない方が楽しめるのか難しい作品。
あの小説読んで脚本起こした沖田監督の世界と思うとすごくすごく面白いなぁと思った。

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kyocool

4.5まさかこんな形で『ツリー・オブ・ライフ』を連想するとは…、という意外性に満ちた作品。

2020年12月10日
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鑑賞方法:映画館

今年最高の出オチ!おそらく観客の九割九分が「入った劇場間違えたかな…?」と戸惑ったこと間違いなしのオープニング。この一見突拍子なく、安っぽいCGの映像が、実は作品のテーマと深く関係していることが徐々に分かってくると、この作品の全てがいとおしく思えてきてしまいました。

原作のある作品だけど、冒頭の映像といい、田中裕子演じる桃子さんの脳内世界の再現方法といい、映像だからこそできる表現が満載。田中裕子は桃子さんよりほんの少しだけ実年齢が若いんだけど、それ以上に若々しいあの肌つやには驚かされました。歩き方の所作は、確かに役どころ相応の演技を完璧にこなしているんだけど、時折見せる見事な動きのキレと声の張りには、隠しようのない大女優としての姿が現れていました。もちろん蒼井優をはじめとした俳優もまたそれぞれ素晴らしい演技であることは間違いないのですか、田中裕子は余裕の別格、といった印象です。

東出昌大演じる夫と子供達が初めて登場する場面、大方斐紗子演じるばっちゃの登場場面など、否応なしに涙腺を刺激する局面が多々あるけど、あまり泣かせにこだわらない演出であるため、世界観の居心地の良さをずっと味わうことができました。最後の曲の歌詞でなぜ「寂しさ」が三人いるのか、なぜ彼らは時に観客が醒めてしまうほどに過剰に騒がしいのか、が分かる仕掛けになっているところも良いです!

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yui