ブラックアダムのレビュー・感想・評価
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砂埃を黒くぬれ! しっかりDC
"英雄の定義は様々"みたいなメッセージも本作にはありそうだったけど、実際出てくる(スーパー)ヒーローはかなり限定的ステレオタイプだったかも。
ドウェイン・ジョンソンのスター性 × ピアース・ブロスナンのカリスマ性!! そして常人離れしたガタイ肉体と英国紳士然とした人当たりの良さという2人の安定感たるや。導く先人としての役割をしっかりと果たす。Paint It Black/ストーンズやPower/カニエといった名曲が流れる中、暴れるロック様が見られるブラック参上!
アメコミ × ドウェイン・ジョンソン = 安牌な企画!"呪われた"=シャザムと同等の力を持つ主人公タイトルロールに製作も務めてセルフプロデュース。おまけに『ジャングル・クルーズ』で組んだ、リーアム・ニーソン作品でおなじみジャウム・コレット・セラ監督との再タッグで、ちゃんと(過剰に?)ユニバース意識。シャザムと言ったらなあのキャラも…?
選ばれし者"the one"ではなく、という意味での"ブラック"。人々に本当に必要なのは、ヒーローよりも自由を与え/守る守護者。画面のトーン色合いとやたらとスローモーションかかる感じがもはや「ディス・イズ・スパルタァァァ〜〜!!」と聞こえてきそうなくらい『300スリーハンドレッド』の世界だった。皮肉。
"悪い計画でもノープランよりマシ"
ゴメン、どうしても既視感がチラついた。ヴィオラ・デイヴィスがDCにおけるサミュエル伯父貴=ニック・フューリー的ポジションかなと思っていたけど、実際他にもJSA(ジャスティス・ソサエティ)登場によるX-MEN"恵まれし子らの学園"からの飛行機離陸シーンや、プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアっぽい立ち位置のキャラがいて、ファルコンっぽい立ち位置のキャラもいて、テッサ・トンプソン似合いそうだな〜というキャラがいて、アントマンもいて…と既視感がスゴい。原作コミック知らないので余計に先越されている感あって、その辺はDCちょっと可哀想だなとも思った。さてジェームズ・ガンがトップになってどうなっていくのだろうか?
"生は死につながる唯一の道"
P.S. アダムを起こすアドリアナに少しイラッときたけど、それよりスクリーン外=現実で何席か空いて隣の方の夫婦だったのか、日本人離れしたお笑い怪獣がとにかくヤバかった。ジャブくらいの小ボケでも映画館内に響き渡るくらいの大笑い、緩急付けるようなカットや何もない普通のセリフ/場面でもすぐに笑う。笑い死にするんじゃないかと思うくらいだった。
"死は生につながる唯一の道"
悪口褒め口
やっぱ原作付きって大変なんだな。
もうね、この映画だけじゃ無いけど、原作設定の基礎解説ってまあまあツラい。
重要な事なんだろうけど、主人公の生まれとか、ヒーローになった経緯とか、目的とか、まず知っとか無きゃって説明シークエンスが長い、一応飽きさせないようにコメディっぽくとか、シャレの効いた音楽とか演出とかで見せてくれるんだけどまあツラい、本題に入らないツラい。
新作ごとにベンおじさんは殺され、監督変わってもウエイン夫妻は劇場帰りに襲われるのです。
ビッグネーム原作の呪いですよ。
しかも義務だろうから急ぎ気味にチャカチャカ編集だったりするから理解もおぼつかなく
ってよく解らない映像を見せられたりとか。
ツラい、見る方もツラいけどたぶん作ってる方もツラい。
はあ。ようやく基礎設定解ったと思ったら、新キャラの説明に入ったりとか、誰だよコイツ!
とりあえず本題に入って欲しい、ストーリーを進めて欲しい。
と、正直本作2時間中、1時間半は解説映画です、アメコミ教習所映像です。
じゃあ面白く無いの?
って言われたらどっこいラスト30分クソおもろいんすよ!!
もうね、さっきまでの義務教育映像がウソみたい!!
いや、こっから本気だ、さっきまでのはただの積み上げだ。
こっから火を吹くぜ!
もうアクションとか小粋なジョークが上手いのはさっきまでで解ってるトコロに、人間を描くってさ。
人を辞めた、人では無い所に人の本質を描く、だからこそ伝わる。
人間とは何だ?正しさとは何だ?
映画の醍醐味!映画の本質をラストバトルにぶち込んで来るんすよ。
そうそう、見たかったのはコレ、やっぱ映画はコレで無きゃ!
倒すべき敵が、一歩間違えば自分がそうなっていただろう自分、ってのもヒーロー映画っぽくてイイ!!
良かったぞー!
あ、あんま「シャザムシャザム」言われるとアメコミ情弱者としてはヒーローの固有名詞じゃ無かったの?って混乱しちゃうですよ。
バランス完璧なアメコミ映画
2022年劇場鑑賞279本目。
アンチヒーローということで、ヴェノムみたいな隙あらば人を襲おうとする感じかなと思っていたのですが、敵の命を奪うことに躊躇しない、という感じでした。
敵も軍隊とか警察のような上の命令で仕方なくという感じでなく、自分の意志で悪事に荷担している感じなのであまり同情の余地はないので安心。
アンチヒーローは脚本上損得で動く(終盤で良心に目覚めるパターンがほとんどですが)ことが多いのですが、アダムは結構お願いしたら素直に助けてくれるのも好感度高いです。
対するヒーローもいいやつばかりで、早く和解してくれないかな〜と思いながら見られますし、サイクロンやドクターフェイトの戦闘シーンがめちゃくちゃかっこよくてキレイでずっと見ていたいなと思いました。
ストーリーも、シャザム!を知っているからこそ陥るミスリードにもやられたと思いましたし、エンドロールのおまけも期待していた通りの展開だったし、終始ずっと楽しめました。
しかしスーサイドスクワッドでおなじみ政府高官アマンダ・ウォーラーが出てくるのですがこいつほんとキラいですね・・・。
DCシリーズに新たな展開か?
ちょい悪ブラックアダム登場の巻
5000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。
かつて彼の息子は自らの命を犠牲にして父を守り、その力を父に託した。
ブラックアダムの力は、息子の命と引き換えにして得られたものだった。
そのことに苦悩と悔恨を抱えることになる。
とっても悲しくて辛い眠りは、
5000年の目覚め?いや復活なのか?
現世に突然甦る。
そしてこれ以降の話は非常に複雑で、
闘いごとに5000年前の記憶がドンドン思い出し自分が破壊者であること気づき、
自身を元の様に冷凍睡眠の措置を受けることとなる。
ところが先の闘いにより、
本当の因縁の敵を復活させることとなり、
とてつもない壮絶な最期の闘いが始まる。
一方、冷凍睡眠となった彼は魔法により必死に呼び起こされ、理性を持ったブラックアダムとして再覚醒して大登場する。
その後はブラックアダムらしい闘いを繰り広げエンドロール。
しかし、
このストーリーの主題歌が終わると、
次回作の敵か味方なのか不明だがあの有名ヒーローがこのシリーズに登場する。
なかなか手強い作り、
孝行息子に助けられイケテいない、
ちょいワルオヤジの誕生で⭐️⭐️⭐️⭐️!?
迷走するDCを象徴
娯楽の殿堂入り。満点。理屈抜きで楽しい。一見さん大歓迎。ただ今後のマルチバース化は暗雲。
イヤイヤ 画面が最新VFXだかCGで素晴らしい。
ストーリー展開もノリノリ快調。コミカル面も忘れてない。アクション快作。
古代カーンダック
邪悪の王が拵えたサバックの王冠
だが現代もギャングみたいなのの支配。
封印された力が解禁。
チョット「正義を振りかざす、鬱陶しい 正義の組織アメリカ=JSA」
一見、凶悪に見える主人公ブラックアダムに誰もが感情移入しやすくしている。
役者が揃い、真の巨悪も最初からベクトルがわかってる
誰でもわかる、振り落とされない
DC作品の良さが炸裂。
ブラックアダム、テスアダムの絶対的強さが快適。
スピード感も爽快。妻子を失った主人公は
観客誰もが「わかる、わかる、だから悪い奴やっつけちゃって」と感情移入できる。
事前に「シネコンウォーカー 映画館の無料小冊子4ページ」だけ2、3回目をとおしとくだけで
予告編も見る必要はなく、予備知識もゼロで楽チン快適。
どんどん快適に進行。とにかくメッセージ性とか屁理屈抜きの痛快娯楽作。
老若男女【極端な高齢の方 と 幼児、小学校4年以下除く】誰でも大丈夫作品。
JSAの4人の正統派ヒーローは全体だと鬱陶しいアメリカ🇺🇸の独りよがりの正義
なのだが、ピアース・ブロスナン はじめ個々では個性が光る。
少年と母を基本軸にしていてわかりやすい。
だが前述の無料小冊子に載ってた、MCUマーベルの二番煎じ計画はどうかなぁ?
マーベルの【俺は知ってるぜ❗️】的な、変な複雑さ、マニア向けは極めてコアなファンじゃ無いとついていけないと思うよ
ワーナー・ブラザースさん。❗️【単体でわかりやすい=ジョーカー みたいな】がDCの良さなのだ。
我が道を行けばいいんじゃない。
でも本作、面白い🤣。快作それは相違ない
あと留意点。エンドロール文字になる以前に一つ挿入されるから、完全に文字だけになるまでエンドロールで席を立って
はいけない。
ドウェイン・ジョンソン載ってた筋肉の魅力爆発!
ただひとつだけ大きな疑問が
長老たちの【魔術師評議会】みたいなの
イヤイヤコイツらがキチンとルールづけすれば、ブラックアダムその他大勢の激闘は必要ないんじゃないのだろか❓
まあ【北の将軍様に捧ぐ・・・】の文言がエンドロール最初に欲しいと思ったのはワシだけか??
怒りの破壊神って最高だ。
『ブラックアダム』鑑賞。
*主演*
ドウェイン・ジョンソン
*感想*
5000年の眠りから目覚めたブラックアダム。
息子の命と引き換えに本来の力を手に入れたが、彼は苦悩し、復讐の為に強大な力を使い、破壊尽くすダークヒーローが誕生。
JSAというヒーローチームがブラックアダムを悪と見なし、彼の前に立ち塞がるというざっくりですが、そういうお話となっています。(笑)
ブラックアダムはヴィランであり、アンチヒーローですが、彼には辛い過去があって、何故、家族が失われてしまったのか、彼の怒りが爆発した理由が描かれています。
あと、別の作品ですが、ザッカリー・リーヴァイ主演の『シャザム!』が絡んでました。ブラックアダムは確か、シャザムのヴィランだったような?
アクションシーンは、とにかく残虐です。ブラックアダムは最強です!ほぼ無敵に近かった。ブラックアダムの能力は、弾丸を弾き飛ばすわ、電流で丸焦げするわ、色んな建物を破壊するわ、めちゃめちゃな事をしてます。しかし、ある一人の少年と出会ったことがきっかけにブラックアダムの心の中で少しずつ変化が起こり始めます。天然なところも良かったw
アクションはとにかく豪快。映画館で見た方が圧巻します。さすがドウェイン・ジョンソン!
JSAのヒーローチームは、それぞれの能力が某別のマーベルヒーローが頭を過りましたが、なかなか個性的でしたが、正直な事を言うと、それぞれのヒーローのバックボーンが見たかったかな、、ピアース・ブロスナンを久々に観たけど、全然変わらない!
最後はサプライズあります!ネタバレになるので言いません!
総じて、めちゃめちゃ面白かった!最初は皆さんの評価が微妙で心配してましたが、個人的には予想を裏切って大当たり!
怒りの破壊神が最高でした。気になる所は、ほぼ無かったです。アクションがえげつなかったし、かなり興奮したので、スコアを満点にしました!\(^^)/
久々に爽快感たっぷりのアメコミ映画がやって来た
最近食傷気味だったアメコミ映画。
MCUは追っているが、飽きて来てる。DCはバットマンvsスーパーマンで絶望してリタイアしていた。
しかし、ドウェインジョンソン主演で色々なヒーローがでてくるアベンジャーズのような楽しさが再びやってくるのかなと期待して視聴。
個人的には久々の大当たり。
テンポよくど迫力アクションで楽しめた。
ストーリーも対立、嫌々協力、あることをきっかけにチームになるという王道展開でベタに感動させられる。
そして、なぜブラックアダムは封印されていたのか?ヒーローとして戦わないのか?謎が気になり観ているとミスリードもありめっちゃ面白い。
愛嬌たっぷりの最近では珍しい、ドウェインジョンソンの笑わない無表情な感じ、初期のワイスピのホブスを思い出した。
それに、ホークマン。登場シーンの気高い感じはMCUのティチャラ感があった。
そしてドクターフェイト。ピアースブロスナンはやっぱりヒーローだ。
無敵
今がその時
5000年の眠りから目覚めたアンチヒーローと邪悪な力を得た王とジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカの話。
冒頭、5000年前のカーンダックの説明から始まって、現代?の軍に支配されたカーンダックでの出来事みせていく。
そしてDCコミックに詳しくないけれど、シャザムなんですね。
王冠を巡る話しから呼び出されたシャザムを封印すべくJSAが出張ってくるけれど…確かに破壊しまくってはいるものの、武力支配するやりたい放題な軍と戦っているからですよね?
シャザムと戦うJSAも破壊しまくってましたけど…。
バトルシーンがかなり多いけれど、結構ワンパターンだし、内容的にはなんだか浅くて回りくど~く感じるし、能書きっぽくてテンポも悪くてコミカル描写や軽口も全然面白くないんだが。
ブラックアダム誕生っていう流れとエンドロール1の後のヤツをみせたかっただけという感じでつまらなくは無いけれどこれで2時間超えは長く感じた。
フツーすぎた
ヴィランか、ヒーローか。絶妙なバランスが楽しい。
アダムの圧倒的なパワーを、頭空っぽにしてひたすら楽しむ映画。さすがロック様。。。と思いきや、意外や意外にもブラックアダム誕生は奥が深く、伏線もしっかりあり。
現代の常識が通じない5000年前のアダムが何とも微笑ましい。
王冠、自由、正義、復讐などがバランス良く絡み合っている。何処かで観た事ありそうな内容ではあるが、脚本がそれを感じさせず、上手い。
JSA(ジャスティス・ソサエティ)、いわゆるDC版正義のヒーロー軍団は既視感満載。アダムが強過ぎて、ピアース・ブロスナン演じるドクター・フェイトを除いてメンバーの小物感が否めないのは残念。
そのピアース・ブロスナンがとてもイイ歳の取り方をしていて、今作ではとにかく格好良かった。【007】とはまた違った大人の佇まいと色気。ロック様のワイルドさとは対照的で面白い。
ラスト30分まで一体何がヴィランなのかが不明確なのが新鮮で良かったが、途中でエタニウムとは何なのかとかをもう少し掘り下げて欲しかった。
シャザム(SHAZAM)やDCUにどう繋がるのか、エピローグに大興奮。この後がとにかく楽しみ。
やっぱり、DCが好き!
これこれ!これだからDCが好きなのよ!そこまで期待してなかったんだけど、安定の面白さを提供してくれるのがこの会社。もうワケわからないことになっているMARVELを今から追いかけるのはキツいし、自分はこの単純明快、分かりやすくて馬鹿げてて、カッコよくて笑えて楽しいDC作品が好き。
単純明快が故に、既視感があるのは残念。
作風には緩急が無くて、アクションはカッコイイものの眠気が襲う。中盤あたりはずっと同じことしているように感じて、ちょ〜眠かった。スペイン戦見てから夜に2本続きは流石にちょっとキツい。月の満ち欠けと見る順番完全に逆だったな。もっとアクションに見応えがあったらなぁ、なんか惜しい。
あと、退屈してしまう原因としては、主人公・アダム以外のキャラクターがアビリティ的にもキャラ的にも弱い。全くもって好きになれない。割と致命傷。逆言えば、アダムというキャラが強すぎて、周りが追い付いていない感じ。主人公自体は最強最悪という名に相応しい品格なんだけど、ここまで色んな人物がいてこの出来は不満。このキャラ設定がもっとしっかりしていれば、結構変わったと思います。
しかしながら、ロック様ことドウェイン・ジョンソンが本当に最高。星評価のほとんどを彼に捧げたい。これほどまでにブラックアダムという人物が似合う俳優はいない。さすがの演技力と力強い体付きで、思わずうっとり。ロック様の大暴れを劇場で見る、という体験が出来るのが本作なのです。登場シーンから去り際まで、カッコイイの大渋滞。もう、大好きっ!!!!
追加で、序盤の意味不明さが個人的には快感。何を見せられてるんだ...!?という謎めいた不穏な空気がたまらない。シャザムを見てて良かった。まさに、ワイルドスピードレベル。超ハイテンポな導入が最高に気分を上げてくれる。一方、ラスト2~30分辺りは要らなくね?もっとコンパクトにまとめれたくね?と思ったんだけど、締め方はDCあるあるで好き。結局は気持ちよく劇場を後にすることが出来ます。
まぁ、もっと上手くできたかなという気はしたけれど、ロック様の悪役っぷりを堪能できたので、個人的には大満足。しばらくは、ドウェイン・ジョンソン巡りの旅が始まりそうです。ぜひ、劇場で。
途中で寝てしまった‥ 映画館に行きたいだけの気分で選んだからええん...
アベンジャーズ?って一瞬なったけど もしアベンジャーズなら強すぎて...
爽快!痛快!DC作品
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