「★並★行★線★」ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 ざここさんの映画レビュー(感想・評価)
★並★行★線★
のストーリー、どうしよう!!全然面白くなかった!!と帰路。1.2のワクワク感とドキドキ感とはわわわわわ感は無く、唯一ワクワクしたのは序盤のジェイコブが杖をとも渡された時くらいです。このあとジェイコブがどう魔法を使うのか、のの章のお楽しみポイントだ!と予告で期待していました。結果は何もなかったのですが…、章を追うごとに、アベンジャーズのキャプテン・アメリカのソーのハンマーを持った時ばりに、熱いサプライズ演出か何かして欲しいですね。
グリンデルバルド、麒麟を抱いて冷徹に殺めたのはわかる、前作で赤子をアバダケタブラしたときも冷徹さが出ていたので。
ただその後のグリンデルバルド、殺して生き返らせた麒麟を使って魔法世界のトップになる!というめちゃめちゃ幼稚な戦法で世界を征服する第一歩を踏み出そうとしました。ハリポタシリーズは毎回こちらの度肝を抜く演出とシナリオがあって、小難しいセリフ回しだったとしても、大人になってからまたさらに楽しめる作品です。今回の章は、なんか、最近の日本のドラマばりに低レベルなものでした。。
あと願わくば、やっぱりジョニー•デップさんのグリンデルバルドが見たかった。大人の事情であることは知っていますが、髪をブリーチしても美しく映える顔のジョニー•デップグリンデルバルドさんが見たかったです。マッツ•ミケルセンも好きな俳優さんなのですが、グリンデルバルドを演じる方は、デップさんのほうがいいかな、とおもいました。マッツさん推しの方、ごめんなさい。
牢獄にお兄さんが囚われてニュートが救出するシーンは面白かったんですが、牢獄の底にいる親分モンスターの姿がライティング暗すぎてわからん…、せっかく気持ち悪くて大きなビーストを制作側の方はモデリングしただろうに、見せ場が吹っ飛んだ感じでした…、
天井に穴空いて、日の光当たってシルエットが浮き出る、みたいな演出だったらもっと迫力あったのに、と見ていて思いました。
ダンブルドアの秘密、とタイトルにありますが、そこまで秘密はありませんでした。グリンデルバルドと恋をして、別れて、妹を事故で殺めてしまったかもしれない、そんな感じでした。もっと惨く、重い、スネイプ先生ばりの、よくそんなもの1人で持っていたな、と思わせる隠し事はありませんでした。
ハリポタのダンブルドア先生の俳優さんが大らかでめちゃくちゃ魔力の強い、秘め事の多いキャラクターを見事に演じてらっしゃったので、ファンタビで彼の若かりし頃の秘密を大々的に脚本に落とし込むんだ!と期待していましたが、ガッカリ感、マシマシでございます…。
あと単純にナギニとティナどこ行った??
ティナは局長、わかる。
ナギニは2章の終わり、ニュートたちと一緒にホグワーツに来ていなかったっけ…??どした…??
次回作は、どうかな、映画館で、見るかな…、…1、2がビーストたちとの戯れ方が秀逸だったからな…。うーん。。