エルヴィスのレビュー・感想・評価
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改めて
42歳にして逝った天才の悲しい物語
ロックってそういうバックボーンか
最低の一品
天才の運命
サイコスリラー?
エルヴィス・プレスリーのことはあまり詳しくはなく、不良とか問題児のイメージだったけど、人間的にすごく魅力的な人だった。
子供の頃の集会所のシーンは、彼の音楽的なキャラクター形成に多大な影響を与えた素晴らしいシーンだった。
そして例のライブシーン。
貞淑であれという、古き良き時代のアメリカ女性の"メスの本能"に訴えかけるパフォーマンスは、まさにスター爆誕の瞬間。
その後も熱狂的なライブシーンで長尺作品ながら飽きさせないのは、流石バズ・ラーマン。
しかしやはりトム・ハンクス。
何度もエルヴィス逃げてーと思いながらも、離れられない恐怖。
前半で持っていたピエロのステッキが、ゾクゾクするほど悪趣味に見える。
あの手この手でプレスリー家を食い物にする様は、まさにサイコパス。
上手い役者さんだなぁ。
何度か出てきたビールストリート。
カッコいい街並みだなぁ、行ってみたい。
2時間くらいなら何度か観たいけど、長いからどうだろう?
ありそうで無かった伝記映画。
音楽好きにとってもちろんのこと、映画好きにとっても面白い作品に仕上がっていると感じました。
プレスリーは「ロックンロールの元祖」として、その後のビートルズを筆頭とするポピュラー音楽ワールドの基盤を創ったアーティストではありますが、その“芸風”の根底にあるのは、ソウルフルな黒人音楽の持つ「圧」と「熱」であると強く感じます。映画の中でのカットこそ短いのですが、彼に大きな影響を与えたとされるリトル・リチャードやシスター・ロゼッタ・サープ役の見事なパフォーマンスが、ある意味この作品のキモ。B.B.キングはやや脱力ですが、これら黒人アーティストをはじめとする脇役たちの演技が光っています。そして、エルヴィス役に抜擢された主役オースティン・バトラーの凄まじい「なりきり」もさることながら、エルヴィスのマネージャーとして悪名高いトム・パーカー大佐を、これまた「なりきり」大好きな大御所トム・ハンクスが演じきり、この作品の魅力をさらに高めています。
映像作品の観点では、画面デザインの要所要所でタイポグラフィを効果的に採り入れたり、音楽サウンドと共にシークエンスを敢えて細かく切り繋いでいくことで、プレスリーの音楽の進化を濃密に表現している点は結構なインパクトです。
トム・ハンクスが主役かな?
60年~70年代の背景映像も素敵でした
賭けるも賭けられるも人生はギャンブル
現代を思い出させないで!その時代に浸りたかった。
エルヴィス・プレスリーのLPレコードが者心ついた頃には部屋にあった。両親が若い頃に買ったレコードで、子守唄のように自然と聞いて子供時代をすごした。
日本でも多くのシンガーが影響を受けていると思われる。
学生時代はユニコーンの阿部B、今のABEDONが黒いガムテープでもみあげを作って顔の両サイドに貼り付けて、プレスリーの衣装で人生は上々だを歌うのを観て楽しんでいた。プレスリーのステージパフォーマンスはファンを魅了するのがよく分かる。だから色んなアーティストがマネをしたくなるのだ。
そんな幼い頃から親しんできたプレスリーをオースティン・バトラーが演じてくれた。とても良かったと思う。
若き日から恰幅のいい晩年まで素晴らしかった。
ただ、音楽映画としては本当にひどい。
観客はプレスリーが観たいしプレスリーの曲が聞きたいのだ。
それなのに途中で現代音楽や効果音的BGMはいるか?
ノイズにしかならないわ。
完璧に邪魔で耳障りであった。
エンドロールでも容赦なく。
ヒップホップなどない時代にタイムスリップして余韻に浸っているのだから変なアレンジの曲で邪魔しないでくれと思う。
誠に残念。
伝記的映画は、どの視点から描くかで随分と変わる。
この映画でエルヴィス・プレスリーが誤解されるような可能性も感じたし、エルヴィス・プレスリーを取り上げるという題材はいいのに惜しい作品だったかな。
映画の後に女子トイレに行くと面白いことが分かる。
女子トイレは混んでいて大抵並ぶので友達同士で来ていると感想を言い合うのを聞くことが出来るからちょっと楽しい。
年配の女性が沢山並んでおり、歳格好は自分の母親くらいに見えるので、恐らくリアルタイムでエルヴィス・プレスリーが好きだった世代のお姉さま方だと思う。
プレスリーをリアルタイムで好きだった女性たちからしたら、後半はだいぶ事実と違い都合よく脚色されていたんじゃないかような感想も聞いた。
衝撃的だった… 純朴な青年がショービジネスの世界にズタボロにされてゆく!
まず驚いたのが、アメリカの黒人差別・白人至上主義が音楽にまで及んだ時代があったこと
白人であるエルビスがゴスペルやR&Bがルーツである曲を歌うことで、
黒人文化と白人文化が融合される、と社会問題にまでなる
白人と黒人は、音楽でさえ、ひとつになってはいけないのだ
自分らしいパフォーマンスが許されず、苦悩するエルビス…
しかし!
一生悩まされたのは、狡猾で、言葉巧みな
パーカー大佐の存在だろう
まさに、エルビスの背後霊のように取り憑き
死ぬまで稼がせ続けた
パーカー大佐は、エルビスに、
ショービジネスの世界で高く飛べる翼を与えた
しかし、とまり木で休むための足をもぎ取った
アメリカを出ることもできず、薬漬け、孤独と戦いながら、
飛び続ける鳥のように、エルビスには歌い続けることしか
残らなくなる…
手に入れた栄光とは裏腹に哀れだった
では、パーカー大佐は根っからの悪党だったのか?
エルビスへの愛情がなかったとはいわない
しかしそれは、金の卵を産む鳥を愛でるような
いびつな愛情ではなかったか?
それとも、エルビスのほうが愚かだったのか?
…と、思わせるこの辺のビミョーな表現を、
大御所トム・ハンクスが見事に演じていて
さすがだった!
また、このパーカー大佐の視線で
物語が進行するところも、おもしろかった
ショービジネスの世界で、自分のスタイルを貫いて
生き残っていくのは並大抵のことじゃないんだ…
と、しみじみ思った
フレディ・マーキュリー然り、マイケル・ジャクソン然り…
人気絶頂なのに活動を休止したBTSもいろいろあったんだろうな…とか、
鑑賞後ぼんやり考える自分がいた
自分の人生は誰のものか
とりあえず
エルヴィスとマネージャーのどちらをメインにしたかったのか…。
さすがトム
これぞエンターテイメント!これぞハリウッド!
「こりゃLiveだよ!たっまんねぇ〜💦」
凄いよハリウッド!凄いよオースティン!
凄すぎてその演技に恐怖さえ感じたトム・ハンクスの怪演!
もぅ来年のオスカー主演&助演男優賞は彼らに決まりだね!!
スクリーンからの「圧」と「熱」に何度も何度ものけぞりましたよ💦
ちょっとアンタ落ち着きなさいよっ!レベルの大興奮!!
まだ心臓がバクバクしています!
海外のそっくりショーのステージを観ては大喜びしたり玄関にパネルを飾ってはいますが
リアル世代では無い
インチキ・エルヴィス❤️ファンの私をリアル感溢れた世界に連れて行って下さったラーマン監督!
ただ、ただ感謝です!
…少年時代に音楽の神が降臨した時の表情は忘れられません
あの子役も素晴らしかった👏
これから音響の良い劇場でリピート⭐️
狂喜乱舞😁して参ります!
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