「ピンクのキャデラック」エルヴィス kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ピンクのキャデラック
主演男優賞の可能性もあるもんな~などと、アカデミー賞授賞式直前に観ておこうと思ってwowowで視聴。そんな授賞式前夜、なんとトム・ハンクスがラジー賞ワースト助演男優賞を受賞という不名誉な・・・これでオースティン・バトラーがオスカーを掴めば善と悪の両極端映画になってしまう。
音楽伝記映画として、かなり珍しい構成。感動的なライブデビューのシーンから栄光の日々が描かれるものの、真逆であるかのようにギャンブルに嵌まってしまい借金だらけのマネージャー、トム・パーカー大佐をも描く。
ロックンロールというのはゴスペルやR&Bから派生した音楽。反骨精神が無けりゃ魅力を感じない。その点、エルヴィスの生い立ちや南部で育った環境からみても当時最強のロックンローラーだった。男性ファンを増やしていれば、もっと偉大なミュージシャンに成り得たに違いない。
もっとエルヴィスの人となりを早くに知っていれば、ファンになってたかなぁ。モノマネ芸人がスタイルだけを真似してるイメージがこびりついていたのも原因か。
と、書いていたときにファンヒーターの時間延長サインであるメロディ「ラブミーテンダー」が流れてきた。
「オットーという男」でトム・ハンクスが初めて嫌われ役…と言われてますが、パーカー大佐があるじゃないか…と、思いってました。
ラジー財団には嫌われてたんですね‼️
トム・ハンクス、ラジー賞ですか!最高の賛辞ですね。今年(2022)は米も日も不作でしたかね~
延長アラームがラブミーデンダーの温風暖房機が芸者置屋にあったら粋ですな~
トム・ハンクスも存在感抜群で良かったと思いますが、役柄が嫌われたのでしょうか…?(^^;
自分的には決してラジーレベルではないんですけど…。
代わりにオースティンくんに頑張って欲しいです。
私もWOWOWでアカデミー賞鑑賞です。
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が受賞したら酷評の日本では荒れそうな…?
そして今年もまた“事件”が起きるのでしょうか…!?