「I like oldies」エルヴィス samさんの映画レビュー(感想・評価)
I like oldies
私は中学生の頃に仲間の進めからギターを弾き始め、仲間とバンドを組んだりしていた。
当時は日本バンドのコピーを演奏したりしていたわけですが、個人的に『オールディーズ』といわれる音楽やスタイルにひっそりと憧れていた。映画も好きだった私は『スタンドバイミー』や『ラ★バンバ』』などのサウンドトラックなどもよく聴いていたものでした。
そこからファッツドミノやチャック・ベリーなどを知り、ロックンロールがより好きになり、もちろんエルビスは通らずしてといった存在ではあったのですが、ファンの方には申し訳ないのですが、当時の私は何のリサーチもせずに、彼は白人主義が作り上げた黒人音楽を真似しいるのだと勝手に決めつけて避けていました。そんな私が劇場に足を運んだのは、エルビスが目的というよりは、『オールディーズ』の雰囲気や音楽を楽しめるのでは?というのが本音です。本作を鑑賞して、バズ・ラーマンが作りあげる当時の世界感や、オースティン・バトラーが演じるエルビスが妖艶さにドキドキしてラストまであっという間でした。
本作がどこまでノンフィクションなのかはわかりませんが、エルビスを避けてきたこと、エルビスが黒人音楽の手助けをしていた事に衝撃を受け、過去の自分を責めました。
もう彼はこの世にはいないが、彼の音楽を聴きながらもう一度『オールディーズ』を学びなおしたいと思った。
はじめまして、samさん
みかずきです
フォローありがとうございます。
samさんのエルヴィスのレビュー、
ご自分を主体にしたピュアーで外連味の無い読みやすいレビューですね。
文章の節目、節目で空白行を作って頂くと、更に読みやすくなるのではと思います。
私、10年近く、キネマ旬報、kinenote、yahoo映画レビューなどに映画レビューを投稿しています。現在の目標は、キネマ旬報への2回目の掲載です。
こちらのサイトには、今年2月に登録したばかりの新参者です。
宜しくお願いします。
本作、ミュージシャンにとってライブでの観客の熱狂は糧になると思いますが、時として麻薬にもなる危険性があることを実感できる作品でした。
マネージャーが曲者だったので、エルヴィス・プレスリーの純粋さが際立っていました。
では、また共感作で交流させて下さい。
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