劇場公開日 2021年8月27日

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「NBAのキング&WBのキャラとのバスケ大会」スペース・プレイヤーズ bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5NBAのキング&WBのキャラとのバスケ大会

2025年6月1日
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昨年から八村塁が所属するスレイカーズを、常勝軍団として牽引し、NBLの『キング』の称号を与えられたレブロン・ジェームスを主演に据え、ワーナー・ブラザースのキャラクターとの共演による、バーチャル・ゲーム・アドベンチャー。以前、マイケル・ジョーダンが主演で、アニメキャラと共演した『スペース・ジャム』もあったが、今回は、3Dのバーチャル・ワールドでの、パワーアップしたバスケ対決。

前半は、レブロンやキャラが、2Dアニメで描かれているため、単なるアニメーションを観ている感じで展開。後半のバスケのゲームとなると、アニメキャラも3D映像となり、立体感のあるキャラと実写のレブロンが絡み、臨場感を盛り上げていく。そして何より、本作の見所は、キングコング、ハリー・ポッター、マッドマックス、バットマン、アイアン・ジャイアント、ワンダーウーマン、スーパーマン、マトリックス等々の、これまでのWB作品のキャラクターが、総出演するところ。そんなキャラを探すのも、この作品の面白さとはなるだろう。

レブロンは、息子ドムに一流のバスケ選手になって欲しい願ってたいたが、ドム自身は、Eゲームの才能に目覚めていた。ある日、レブロンの仕事でWBの事務所にドムと向かい、その際にサイバールームに迷い込んで、アニメキャラが住むバーチャル・ワールドへと転送されてしまう。しかしその裏には、サーバーを操る男の罠が張り巡らされていた。そして、ドムを唆して、バスケの最強チームを生み出し、レブロン率いるアニメキャラチームとの対決していくお話。

当然、そこには、単なるバスケのゲームではなく、3Dならではの、とんでもない妙技やドタバタ・コメディーも満載となっている。そして、ラストはお決まりの親子の絆をテーマにしたクライマックスへと導いていく。

レブロン・ジェームスの演技が、上手なのかも下手なのかは、アニメキャラが相手だったので、よく分からない。本作の様に、多くのキャラが登場する作品には、スピルバーグの『レディー・プレイヤー1』が思い出されるが、あの作品の様な、緊迫感や面白さは特に感じず、単にレブロンの為の、子供向けのアニメ実写作品といった内容だった。

bunmei21
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