「ずっと、こちらにいてもいい!」スペース・プレイヤーズ Uさんさんの映画レビュー(感想・評価)
ずっと、こちらにいてもいい!
スペース・ジャムは見ていません。
味方チームや敵チームにいて闘っていたキャラや、ギャラリーで取り巻いていたキャラ。現れたアニメキャラの詳細は知らないけれど、昔からよく見慣れたキャラがたくさんいました。
つまり彼ら懐かしのキャラは私と同じく、生まれてからそれなりの時間を生き続けていた。そうして、この作品に登場して来たのだ…と言う不思議な感覚。キャラの大洪水が、私にそんな連帯感を与えてくれたのかも知れないですね。
やっぱりアニメーションやVR、その他色んなものを通じて、世界は繋がっていた訳です。負けて元の世界に戻れないならば、ここで暮らしてもいい。ローラ・バニーは可憐で切ない美人さんだし、きっとそのうちにフッと帰れる! 身の軽さが時に、人生の希望を見せてくれることもあると納得しました。
AIが操るスーパーサーバーは、途方もない暗闇にもなるけれど、夢の世界にもなる。さてどこで生きるのが、一番楽しいのか?
ところで、アイアンマンでは生真面目な戦闘員が、本作じゃコンピュータ世界に生きる悪巧みのキャラ。ドン・チードルはコミカルで、しかもとっても儚げだった。彼は善人ならばハッピーエンドを導くし、悪人でも最後はヘタってくれると言う変な安心感。
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