「ミートボール」スペース・プレイヤーズ サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
ミートボール
懐かしのバッグス・バニーが映画館で見れるということで、7.8年前はワーナーマイカルシネマズだったイオンシネマで鑑賞。ちなみにバスケの知識はほぼ皆無です。
いや〜、いいね笑笑
思った以上にルーニー・テューンズが活躍している映画で、映画トムとジェリーよりも期待に応えてくれた感じがして非常に満足。
バスケの王者レブロン・ジェームズとゲーム開発を夢見る息子のドンは、ワーナーブラザーズのサーバー〈無限バーチャルワールド〉の中に迷い込んでしまい、離れ離れとなってしまう。
とにかく懐かしい。
バッグス・バニーの家、マービンの登場、ロードランナーとワイリーコヨーテの戦い、混乱状態のトゥイーティー、そしていつものオレンジ色の枠から飛び出すキャラクター達などなど幼い頃に見ていたルーニー・テューンズが映画の中で大暴れ。終わり方も期待していたとおりに終わってくれる。もう最高じゃん!!!
流石ルーニー・テューンズ。テンポが良すぎる
何でもアリなバッグス・バニーが登場からあるあるを繰り広げ、レブロンも世界に馴染んでいき凄く楽しい。容赦なく仲間にも手を出したり、人のものを奪ったり、街を破壊したり、謎に正義感が強かったり、この自分中心で世界回ってる感が好きだったんだよなぁ...。
仲間を取り戻す中で様々なキャラクターと遭遇。
スーパーマンやバットマンなどのDCコミックたち、ハリーポッターや、ローマの休日にマッドマックス。実写世界にもさりげなく登場で、ワーナーブラザーズ作品好きにはたまらない演出ばかり。よく撮ったなぁこれ。
ただ、ストーリーはほぼ無いに等しい。
ルーニー・テューンズとワーナーブラザーズ作品のキャラクターの登場が無ければ恐ろしいほど面白くない内容。全然ドキドキしないし、テンションも上がらなければ見所もない。設定もかなり無理があるしね。
悪役が薄っぺらすぎる。
注目を浴びて認められることじゃなかったの?というか、なんでこんなやつが社内では尊敬されているの?有能さがゼロで別に怖い訳でもない。非常に取っ付き難い魅力のない悪役だった。
まぁ、懐かしさを楽しむという面ではパーフェクトだったので良しとします。吹き替えで大丈夫かなと思っていたけど、吹き替えで大正解!後ろの席に座っていた子供たちは楽しめたのかな...?