「レブロンと共にワーナーの世界へ」スペース・プレイヤーズ J24さんの映画レビュー(感想・評価)
レブロンと共にワーナーの世界へ
ワーナーブラザース試写室にて試写会鑑賞。
だいぶ子供向けの作品ではあるなというのが率直な感想であるが、レブロン・ジェームズやルーニー・テューンズのキャラクターたちが活躍するため彼らのファンなら楽しめるだろう。
そしてワーナーブラザースの映画のキャラクター達が結構な数出てくるためまぁそれもそれで楽しめる。ただ本編と大きく関わるわけではなくファン心を擽ぐる様な演出やウォーリーを探せの様な演出で楽しめる程度の為過度な期待には注意。
内容としてはレブロンの息子がバスケに退屈しゲームのバスケに没頭する。それをレブロンが頭ごなしに否定して溝ができてしまう。
映画制作の会議にレブロンと息子がワーナーの会社に行った際AIに誘拐されインターネットの世界に閉じ込められてしまう作品だ。
そのインターネットの世界でルーニー・テューンズのキャラクターたちと協力しバスケの試合で勝利する事で現実世界に戻ることを目指す作品である。
AI役のドン・チードルを始めバスケネタのくだりでバスケの神様マイケル・ジョーダンに触れるシーンがある。そこでまさかのマイケル・B・ジョーダンが登場したり映画ファンの心を擽ぐるシーンが多々ある為飽きずに見る事はできる。
ただ冒頭にも書いた通り基本的には子ども向け、そしてルーニー・テューンズの世界観が強い為あまり見応えみたいなのは感じる事はできず。ただ大物スターの登場や何よりレブロンがカッコいい。良くも悪くも元々そこまで大きな期待をして鑑賞しようとしていたわけではないためその様なスタンスだとそれなりに満足して見終える事はできた。
王道だけど最後のレブロンと息子の絆を深め合うシーンとかもストレートな描写なだけあって温かい気持ちになって終えられる。
そして今作何気にレブロンの演技のうまさが終始目につく。頂点に立つ者は何をしても器用にこなす事ができるんだろうな。演技もできるレブロンはなおカッコよく見えた。