ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結のレビュー・感想・評価
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こんな世の中だからこそ観て欲しい痛快作
現実が不条理と閉塞感に満ち溢れている。
これくらいのバカバカしさで描かないと映画として成立しない。ストーリーや伏線とか細かい事を気にせずに映画の世界に没入して鑑賞すれば、浮き世のバカバカしさを一時でも忘れさせてくれる痛快作。
どうしても小難しく鑑賞したいのなら、「現実世界のスーサイドスクワッドは自分かもしれない」と置き換えて鑑賞すれば良い。きっとあなたの諸々を吹き飛ばしてくれるだろう。
尖ったセンスに酔いしれろ!
DCEUの作品は全て観ています。
感想
監督の過去作であるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーも好きで楽しみにしていました。
結論としてとても満足度の高い作品になっていました。前作は過去作の中でも下から数えた方がいい程の作品でしたので、気分の上昇の仕方が桁違いでした。悪役であるということを正しく捉えたキャラクターの扱い方が素晴らしかったです。展開がとにかく読めない圧巻の物語構成でした。
・キャラクター
複数のキャラクターが登場するので覚えるために必死に観ようと考えていたのですが、序盤からまさかの大殺戮のオンパレードで素直に驚きました。このまま全員死ぬのか⁈と真面目考えたほどです。マーゴット・ロビーさんが好きだったので死なないで欲しい!と思いながら観ていました。また、今回から初登場のキャラクターであるポルカドットマン、キングシャーク、ラットキャッチャー2が特に好きなキャラクターとなりこれらのキャラクターも応援していました。
ラッドキャッチャー2は可愛すぎました。終盤のフォーカス展開は涙目になりました。キングシャークには何度も笑わされました。
ラスボスのスターロは可愛いらしい見た目に反した恐ろしい能力を持っていて怖かったです。
・物語構成
冒頭からエンジン全開で時間の流れがあっという間でした。
監督の趣味全開で不思議な作品でした。
まさに、ジェットコースタームービー。怒涛の展開で強引に観客を連れ込み(いい意味で)、合間に各キャラの能力、バックボーンを自然な流れで描く。そして、コメディを幾度も挟み癒される。気づけば終わっていた。そんな物語構成でした。
基本的にコメディ展開で進んでいたので、ラストの感動展開は意外でした。目頭が熱くなりました。支離滅裂な物語にみえて実は国家感の物語であることも好印象です。
・音楽
流石はジェームズ・ガン監督。グロテスクな描写に反してノリのいい音楽で気分を上昇させてくれます。素晴らしかったです。
・絵作り
色彩豊かな色使いをしていました。灰色の背景に対するキャラクターたちの独自の色使いが画を華やかにしていました。
予告にもあったハーレイの花弁を飛ばすアクションシーンが特に色彩が目立っていた印象です。
・グロ描写
グロ描写が苦手な方は本作を絶対に見ないでください!多少耐性がある私でも怯んでしまうほどに過激描写が幾度も描かれるので注意が必要です。R15の限界に挑んでいます。しかし、この映画の場合グロ描写すらも不謹慎な笑いに変えてしまう力をもっていました。よって見終わった後に楽しかった‼︎という気持ちが残りました。
総評
グロ描写が苦手な方以外には強くオススメしたい傑作映画。
エンターテインメントとは何かという答え全てが詰まっていました。今後の彼らの活躍も見てみたいです。
超大予算で撮られたトロマ映画=これぞスースクだろ!
今さっき、朝一の回で鑑賞してきた。
最高の予告編に釣られて見に行ったら「あれ、何か違うかも……」となった前回のスースクのリブート版ということもあって観る前は若干の不安はあったけど――控えめに言って「最高!」
ジェームズ・ガンはやっぱり信用できる監督だった。
ディズニーでは絶対不可能なグロ、不謹慎、超下らない笑いをふんだんに盛り込む、トロマ魂を全開にしながらも、観ているコッチが不快にならず思わずグッときてしまうのは根底に弱者やはみ出し者に寄りそうガン監督の一貫した視線があるから。
それをWBの大予算でやり切っちゃうんだから、もう最高!!としか言えないよね!
ちなみにDC映画ってことで「他の作品を知らないと楽しめないんでしょ?」って思ってる人は心配なく。予備知識なしで本作だけ観ても十二分に楽しめるのでぜひ劇場で観て!!
良い子にならず振り切った快感
ハーレイクインが、過去作より輝いてた
あんまり期待しなかったのが、良かったのか終始大変面白く鑑賞できた。
まあ、とにかくハチャメチャでやりたい放題でおもちゃ箱をひっくり返したような映画。
途中途中で、ハーレクインの魅力全開にもなるので、見てて飽きなかったのかも。
(どーでもいいが、ハーレイ登場シーンで予告編では、確か「ウンチがいっぱいでちゃってたの」のような字幕だったが、本編では「ウンチしてたの」というような字幕でした。ここは、前者の方が良かったかと)
オープニングで登場する悪党達。あれ?こんな人達の集まりだっけ?と思っていたら早々に退場。
ふーん、な展開です。
オマケ映像で、次作あるかとほのめかしてるし、是非同じ監督でお願いしたいものだ。
とにもかくにもスゲー映像の連続で良かった。
そしてスタローンをああやって使う贅沢。
(スタローンである必要あるのか?)
参りました。
ハーレイ頼みかと思いきや
1作目のグダグダにはガックリ来たものの、ハーレイのソロ作品のポップさに魅了されてしまい、今作も当然ハーレイ目当てで劇場に赴いた。
いやいや、バカさと下品さと悪趣味はパワーアップしていながら、ストーリー運びも、不真面目とシリアスのバランスも、1作目とは段違いに良くなっているじゃございませんか。
花吹雪舞う大殺戮シーンでの「Just A Gigolo」でハーレイに最高クールなトコロを献上しつつ、決して彼女が主役というワケではなく、キャラクター全員に活躍の場があり、超魅力的に描かれている。
冒頭の戦闘シーンの展開からムチャクチャなナンセンスコメディなのかと想像していたら、最後はちゃんとベタにグッとくるのも憎たらしい。
コロナネタには観客全員がニヤリ。
結果的にはやっぱりジェームズ・ガン大先生のお力か。
お子様連れであふれる夏休み真っ只中の映画館だが、ここでは大人が楽しむ空間の醍醐味を味わって頂きたい。
39
パワハラとかに苦しめられている人は、必ず観るべし‼️❓そして、生き抜くべし‼️❓
【リアル・スーサイド】
DCで、ヒトデの巨大宇宙怪獣まで登場するのに、中学生以下の子供に見せられないって……。
しかし、全然ありだ‼️
前回のスーサイド・スクワッドでは、”決死部隊(スーサイド・スクワッド)”のくせに、
”誰も死なねーじゃねーか⁉️”
ってクレームがついたらしい。
それで、今回は、初っ端から、
これでもか‼️これでもか‼️って、
死ぬ‼️死ぬ‼️死ぬ‼️死ぬ‼️
そして、おまけの、デジャヴ感…。
ジェイコブ⁉️ん⁉️ピースメーカァー⁉️
2週連続公開で、何やっとん😁⁉️
生物兵器の開発なんかのシリアスな問題を背景に、それを巡る国家機密や内部対立を、さもありなんと見せつつも、なんのこっちゃっと、無茶苦茶目まぐるしい展開が楽しめます😁
2週連続で、スッキリしたよ、ジェイコブ、いや、ピースメーカー‼️
でも、”最強”は、君でもなく、サメ男でも、なな何とハーレイ・クインでもなく…、水玉男はすごく気に入ってたのに…。
なんか、コメディ感は、さすが、ジェームズ・ガンだと思う。
さて、次回は…。
〇〇、死んでませんでしたね…。
エンドロールは最後まで。
※ ジェイコブは、ワイスピ・ジェット・ブレイクの、ドムのヤンガー・ブラザー。
悪党なのに優しい
お金がかかったB級映画
前回の方がよかった
ぶっ飛びエンターテイメント
最低!最悪!最高!最狂!
くぅ〜!最高に楽しめました!
ジェームズ・ガン監督が「今作のスーサイドスクワッドは殆ど死ぬ」と仰っていましたが、そんな序盤に一気に殺しに来るなんて聞いてませんよ!すっかりアメリカの国旗バックに飾って威風堂々と出てくるのに、乗り込んだ直後のビーチで8人中6人?死ぬというゲラゲラ展開。飛び出していって、ヴィーゼル(子供殺しのイタチ)は溺れて溺死?裏で繋がっていたブラックボードは顔面に弾丸を浴びて即死、モンガルはヘリに捕まったらヘリが植林巻き込みながら壊れて落下し、下敷きになって下半身が吹き飛んで死亡、T.D.Kは腕を飛ばしたまんま本体が撃たれまくれ死亡、ジャベリンも撃たれて死亡、前作から続投のキャプテン・ブーメランが撃たれまくり、木の枝刺さりまくりでまさかの死亡、サバントは敵前逃亡(この時の立木さんの声が弱々しくて面白かった)の末、頭部の爆弾が爆発し、死亡。鳥に啄まれるという最初の鳥をボールで仕留めた際のカウンターがここにきて活きます。そしてサバントの出血でクレジットが表記される辺り、クッソ悪趣味やなと思いましたが、テンションは最高潮です。
そこからまさかのサバントたちは2軍スーサイドスクワッドという雑な扱い笑笑。1軍スーサイドスクワッドのキャラたちがとっても魅力的で、ブラッドスポートは冷静沈着ながら渋かっこよくて、ピースメーカーは陽気ながらも渋カッコよくて、ラットキャッチャー2は華奢でいながらマイペースで、ポルカドットマンはビクビクしながらも水玉だらけになって、キングシャークはかわいい。これだけでも面子のパワーカロリー満載で最高なのですが、裏で大暴れしてるハーレイクインや、捕まった
リック大佐もいるので楽しいが持続します。
1軍スーサイドスクワッドが上陸した国家の村の住民を容赦なく斬殺していくのも最高です。ブラッドスポートは地味ながら淡々と、ピースメーカーは派手にドカンと、相反する2人が競うように殺していくので、幼稚さ全開ながらも最高にカッコいいシーンが続きます。キングシャークも遠慮なく丸呑みしますし、ラットキャッチャー2とポルカドットマンも援護します。ただ、その殺しが全くを持って無意味なのは笑えました。意味のない殺し合いというのは戦争を彷彿とさせる魅せ方も上手です。
そこから天才マッドサイエンティスト・シンカーをとっ捕まえにいきますが、逆に警官にブラッドスポート、ピースメーカー、リック大佐が捕まりますが、1発で殺して上手いこと抜け出してラットキャッチャー2たちと合流します。そこからハーレイクイン救出作戦へと乗り込みますが、ハーレイクインが拷問部屋からささっと抜け出し、様々な武器を駆使し、看守たちをぶち殺していきます。その際、血飛沫ではなく、花が噴き出すというカラフルな演出に心躍ります。
そこからシンカーの基地へと乗り込みますが、そこで待ち構えている戦士をあっという間に殺しながら突破していきます。ここも爽快。予告でもしっかり見ていたはずなのにキングシャークの引き裂きは最高です。血がブチョブチョ出ますが、そんなのお構いなしで面白いです。
シンカーの実験はとてつもなくエグく、ヒトデ星人を顔にくっつけたまま独房にぶちこみ、実験に反対した人間や家族は拷問ともとれる実験にさらされていました。(下半身が丸ごとないのは視覚的に痛いです。)ただ、ヒトデ星人が抜け出し、シンカーを四肢ごと引き裂いて、窓にぶち当てて肉片にするなんていう悪趣味なのにスッキリするもう頭がパニックなシーンから怒涛のラストシーンへと向かいます。
ラストシーン、まずピースメイカーが自身の求める平和のためにスーサイドスクワッドを裏切る展開となり、それを阻止するリック大佐との死闘になります。まさかここで2人がいがみ合うとは思わず震えましたが、リック大佐の心臓に破片を突き刺し、大量出血で死にます。序盤からスーサイドスクワッドの死を見ていなかったので衝撃的でした。そこからラットキャッチャー2を殺そうとしますが、時系列が8分前に戻るという憎い演出をしてきます。
ブラッドスポートたちが爆薬を設置していましたが、その際にやってきた敵兵が強襲してきますが、ポルカドットマンのエグい能力が発揮されます。水玉を飛ばして敵兵の体を穴だらけにしてぶち壊していきます。メンバーの中でも殺傷能力半端なくて最高でした。ただその水玉が名前の通り爆薬の起爆剤になりボロボロと建物が壊れていきます。ここで足場から足場へと飛び移るポルカドットマン、ハーレイクインがしなやかでかっこいいです。ただブラッドスポートはドンドン落ちていきますが、結果的に落ちたところがピースメイカーの所だったので一石二鳥です。そこで一騎討ちになりますが、ピースメイカーの弾丸の小ささを下回る弾丸でピースメイカーの首を撃ち抜くことに成功します。いがみ合ってた2人が最終的に殺し合うというなんとも言えない寂しさがそこにはありました。その頃キングシャークは美味しく人間をムシャムシャしてました。
そしていよいよ終盤戦、VSヒトデ怪獣との戦いです。手始めに軍隊の人間を分裂個体で寄生します。上手いこと全員顔を隠してなんとか凌ぎ切ります。ここでアマンダには目的達成、帰還を命じられますが、ここでブラッドスポート、正義に目覚めます。ヴィランからヒーローへの昇華を果たします。続けてラットキャッチャー2、ポルカドットマンが、キングシャークが友達のために、ハーレイクインは今まで持っていた槍を手渡す相手を見つけてヒトデ怪獣の元へと駆けていきます。クッっっっそカッコいいです!5人、少ないけれど、ヒーローになる瞬間を目に焼き付けられて感動しました。
最終決戦、ブラッドスポートが持てる武器全てを活かして全身全霊の銃撃で挑みますが歯が立たず、しかしここでリーダーシップを発揮し、ハーレイクインを高台からの奇襲に、キングシャークをナムナムと思い込ませ食い散らしまくり、ポルカドットマンには母親と思い込ませ総攻撃を仕掛けます。だいぶ足を削り誇らしげにしていたポルカドットマンですが、ヒトデの足に潰され即死しました。ここで戦争でのいつ死ぬか分からないが発動してくる演出の尖り具合が素晴らしいです。
しかし、キングシャークは吹き飛ばされ、ブラッドスポートは武器を全て使い果たしてしまいますが、ラットキャッチャー2が街中のネズミを総集めし、ヒトデ怪獣へと大進撃を果たします。弱点である目の更に奥へハーレイクインと共に進み、内から滅ぼして勝利です。量VS量という珍しい決着の付け方ですが、日本映画らしさもそこには健在で最高でした。戦闘終了後、抱き合うキングシャークとラットキャッチャー2、余韻に浸るハーレイクインとブラッドスポート、小言を言いながら戦場を去る感じはヴィランらしさもあるなと思いつつ思わずニヤリ。最後にヘリでネズミを克服して終わるという可愛らしい展開にもニヤリ。
制作が決定したピースメイカーの単独ドラマへの布石(生きてたんかい!)や、ヴィーゼルの復活(生きてたんかい!)と思わずツッコミを入れたくなりましたが、そんな事は気にならないくらい最高でした。
音楽、映像、アクション、どれをとっても一級品、のはずなのになんだかB級映画のような匂いがする不思議な映画でした。今年一興奮して、今年一感動した素晴らしき作品!ジェームズ・ガンありがとう!スーサイドスクワッド大好きだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
鑑賞日 8/13
鑑賞時間 14:25〜16:45
座席 G-11
開始10分で伝わってくるヤバくて面白そう感!
これは近年まれにみる快作でした!始まってすぐ絶妙に気持ち悪いクリーチャー(イタチ?オオカミ男?)が出てきたり、速攻始まったミッションがとんでもないことになったりと、やたらしょうもない能力者とか、もう始まった瞬間から釘付けでした!
2時間10分なので長めですがオープニングシーンからエンディングまでテンポがいいのでほぼダレることなく最後までぶっ通しでした。ストーリーもシンプルで深く考えなくても楽しめます。
もう何がよかったって挙げるとキリがないですが、兎にも角にもメンバーが全員良い!一番はピースメーカー役のジョン・シナさんかな〜。この人元プロレスラーですが何故かわりと下ネタ系の役をやってるイメージがあってこれが最高に面白いんですよね🤣あとハーレイクインのジャベリンに胸が熱くなるのは何故⁉︎
全編笑いありですがシリアスな政治や親子愛なんかが程よく散りばめられていてコメディとのバランスが程よく取れていました。もう一回映画館で観ようかな。
追記:知人に聞いたところエンドロール後にも映像があるとのこと!見ずに帰ってしまいました…。これから観る方は是非お見逃しのないよう!
グロいけど最高
全398件中、281~300件目を表示











