「サメがかわいい」ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 marさんの映画レビュー(感想・評価)
サメがかわいい
ダメダメだった前作(?)の主な欠陥は2つ。
「悪党」に全く見えない。そして最終目標がショボい。
本作の秀逸な点は前者の克服にあったと思っていて、
観てる側が引かないギリギリのラインの「悪党」をうまく演出していたし、
それぞれのバックストーリーがちゃんとあって人格を感じられたっていう。
オープニングのシークエンスからしても「前のはナシね」って感じで粋だった。
まぁ最終目標はデカいヒトデにみせかけて、偏見とか既成概念っていう。
そういう「じゃない方」みたいな二重構造が見られて、最後まで本当に楽しかった。
「それはナムナムじゃないよ!」って、息子が小さいとき似たようなこと言ってたなと。
もちろん彼が食べようとしてたのはもっと平和なものなんだけど。
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