「TDKとは東京電気化学工業の略だ」ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
TDKとは東京電気化学工業の略だ
笑えるシーンばかり。もしかして悪党チームのリーダーとなるべく冒頭から登場したサバントがあっという間に・・・。ウィーゼルとかモンガルなんかのキャラも活躍を期待してワクワクさせてくれたのに・・・。鮫人間なんかもあっという間に殺されるだろうと思っていたのに・・・。この辺りでキャラの特異性や見た目を裏切るような展開。序盤において、かなりブラックでグロさを予感させる。
やっぱり人気も活躍もずば抜けているハーレイ・クイン(ロビー)だったけど、NO.1じゃないんだよな~まさしく“NO.2(ウンチ)”でした。まぁ、ヨトゥンハイム打倒の点でも貢献度が高かったのはブラッドスポート(イドリス・エルバ)でした。ヨトゥンハイム?何だか異星人を30年前に捕獲していたのに軍事利用していたが、それを南米の小国の塔て実験をさせていたという秘密があったのだ。その名も「スターフィッシュ計画」。
ヨトゥンハイムといえばMCUの「ソー」シリーズに登場する氷の巨人が住む星。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」を目前に控えていたのに降板させられてしまったジェームズ・ガン監督(後に復帰)による大いな皮肉か?!しかもスーサイド・スクワッドのリーダー的存在のイドリス・エルバもまた「ソー」シリーズにおける門番ヘイムダル役だというのも・・・やりたい放題のDCの監督を引き受けて正解だったかもしれませんね。何しろ半端なヒーローものじゃなくて、グログロ残酷描写ありの逸品ですもの。ちなみにMCUの俳優は契約によりDC作品に出演することができないらしいけど、ここにきてタイカ・ワイティティと並んでイドリス・エルバも例外なのでしょうかね。単に契約期限切れかもしれませんが・・・
そんなこんなで、やっぱり悪の上を行く悪が存在するテーマは最重要。特に隠蔽体質の米政府や手段を選ばない悪徳政府要員ウォラーも痛烈に皮肉っていた。なんでもかんでも“カイジュー”を登場させるってのもやりすぎだと思うけど、反政府組織による革命と同じく小さな存在であるネズミが力を合わせるというプロットは結構好き。
今晩は。
”ヨトゥンハイムといえばMCUの「ソー」シリーズに登場する氷の巨人が住む星。”知りませんでした・・。
MCUとDCって、イロイロあるのですね。これも知りませんでした・・。
それにしても・・、毎回でスイマセン・・。”一日何本、映画を観ていらっしゃるのですか!しかも、知らない作品ばかり・・。”
参りました・・。(元々、足元にも及ばない事は重々承知でございます。)
Kossyさんと近代さんとお酒の神様がいる限り、この映画サイトは大丈夫だと思っています。
(最近、イロイロあり過ぎです・・。と、グレシャムさんとお話してます・・。)