「さすがジェームズガン。現役最高峰の徹底演出の快楽」ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 ONIさんの映画レビュー(感想・評価)
さすがジェームズガン。現役最高峰の徹底演出の快楽
超超超最高!カッコいい。泣ける。素晴らしい!完全に暇潰しで観たのだけど、さすがジェームズ・ガン。こんなコマーシャル企画でここまでやれちゃうって凄い。言ってみればただの頭のおかしな人たちのミッションものだよ、何なんだこれは。音楽セレクトから場面進行の文字までのお遊びの徹底ぶり。まあキャラクターの描き分け、人間でないクリーチャーの抜けっぷりやチャーミングなのは他作品でもあったけど、やっぱり凄いな。「宇宙人東京に現る」みたいなバケモノ(カイジュウ)が出てくるまでの塔での構築もさることながら、出てきてからのクライマックスまでの南米のカラフルな街でカラフルな化け物との戦いの美しさは音楽と疾走するハーレイクインと相まって涙が出てきた。や、コミック映画もまだまだやれることはあるんだな、能力さえあれば、と思えた作品だった。もう一度観たい。
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