マトリックス レザレクションズのレビュー・感想・評価
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何のために何をしたい?
機械と人類の対立に一部協調がみられたものの、この世界がどうなっているのかとか、どうしたいのかといった大きなテーマが薄かったと思う。エージェント・スミスやアナリストの存在意義や彼らの目的、行動への動機がよく分からなかった。ネオのトリニティへの想いといった個人的な動機が主軸となっており、ネオとトリニティの復活を描くことによって、止まっていた3作目の流れを再起動させた程度のアクション作品にとどまったように思う。SFとして新たなテーマを提起したり、哲学的な考察を促す要素があると良かったと思う。
救世主ネオ再び!!……を期待したが…。
ネオ(キアヌ・リーブス)、トリニティ(キャリー・アンモス)以外のキャストを一新。
(もう1人居たような気もするが…。)
ローレンス・フィッシュバーンを初めとした当時のキャストは、(過去作の)映像のみでの登場となった。
スミスはヒューゴじゃないと……や、モーフィアスはローレンス以外には…等、賛否が分かれるところだが、ほとんど気にならなかった。
大まかなストーリーは……、機械との戦いに終止符を打ったアンダーソン君こと救世主ネオ。
多くの犠牲、激烈な死闘の末に取り戻した唯一無二の平和は、いつしか平凡で単調な日々へと成り果てていた。
そんな現実に、違和感と胸騒ぎを覚え、いつしか悪夢にもうなされるようになる。
そして、新世代の戦士達によって知らされる。
「戦いは未だ終結せず……」
依然として、人々は機械の管理下で栽培され、マトリックスの中で生かされているという事実を知る。
そして、(最愛の)トリニティもまた、名前を変え、新たな人生を歩んでいるのであった。
戦いの鍵を握るのは、トリニティその人であり、彼女を救うため、ネオは再び戦禍に身を投じるのであった。
長く続いた、(偽りの)平和の中、怠惰な生活を過ごしてきた代償は大きく、救世主として覚醒し、縦横無尽に飛び回り、センチネルすら停止させる等やりたい放題であった全盛期に比べれば、力の衰えは否めない。
それでも、銃弾を止める、バリヤー(?)を放つ等々、超人的な力を見せてはくれるが、Newモーフィアス、復活のスミスとの格闘戦では押され気味であり、イマイチ消化不良……。
最終的には、記憶を取り戻した(?)トリニティが、1作目の名ゼリフ「My name is……」と共に覚醒し、空を飛び始めるという……(笑)
これを言うと元も子もないが、やはり、クライマックスでは、救世主としての力を取り戻し、カンフーベースの圧倒的でスタイリッシュな戦闘シーンを見たかった。
最後に。
今作、キアヌ・リーブスは長髪でネオを演じていた。
ジョン・ウィック最新作の撮影時期と重なっていたのかもしれないし、そうだとしたら、仕方のないことなのは重々承知しているのだが、大いに違和感を感じてしまった。
意図的なのか個人的偏見なのかは分からないが、今作のネオは、大きな見せ場も無く、正直パッとしないまま、エンドロールを迎えてしまったが、その見た目も相俟って、ちょっと頼り無さを感じてしまったのだ。
やはり、マトリックスのネオは短髪が良く、それだけでも評価は変わった……と、思う。
これ以上はもう・・・
やらなくていいのに、やってしまった感という監督の思いを作品の中にわざわざ取り入れて、興ざめさせてしまうのはエンターテインメントとしてはどうなんだろうかと思う。
続編ではなくて、新しい技術と役者でリブート的に作り直したほうが良かったと思う。
ネオとトリニティーの壮大な愛の物語
マトリックス3部作が終わってから18年目にして、まさかの続編が公開されるとは思ってもみなかったので、どんな作品になっているのか期待して鑑賞。
初めてマトリックスを見た時、革新的な映像技術には驚かされたが、さすがに映像技術が進化しているので、その部分では目新しいものはなかったかなと思う。
物語では、前3部作をなぞるような展開でマトリックスファンにとっては懐かしさを感じた。
そして驚いたのが、前作で亡くなったと思っていたトリニティーが生きていたこと。ただし、お互いが愛し合っていた時の記憶がないという状態からスタート。
今回の作品は、ネオとトリニティーがお互いの愛を確かめ合うような感じの作品で、機械vs人間という展開ではなく壮大なラブストーリーを感じさせる内容でした。
この作品を見る前に、前3部作を見ておかないと理解するのは難しいかなと思います。
2022年 75本目
劇場鑑賞→DVDで。
作られると聞いたときからめちゃくちゃ楽しみにしてた作品。結果は残念。作らなければ良かったと思いました。そもそもキアヌのロン毛&髭いいんですがジョンウィックと思ってしまう。マトリックスでは短髪&髭なしで観たかった笑
過去のマトリックスが傑作すぎてどうしても比較してしまうし、何より前作からの年数が立ちすぎて年とったキャリー観ても。。。
年月が経ちすぎた……
時間が経ちすぎているせいか、話題性はあれど物足りなさがあった…!!
ネオとトリニティーが記憶を取り戻してまた一緒に生きている世界線が存在していることはハッピーエンドと感じるべきだし嬉しいけど、やはり3作目がピークだったように思う。
あの頃のキャストのビジュアルだから良かったんだよな…としみじみ。
個人的には当時人気が凄く自分も好きだったセラフ(コリン・チョウ)の出演がないのが残念……!
弾よけんぞ
マトリックスぜんぜんきょうみなくてはじめて見た。
──と言うと、あるあるのYouTuber(ちくわとか)に、
「人気作にぜんぜん興味ないアピールで孤高の世界観だそうとしているレビュアー」
と揶揄されそうですが、ほんとです。
(もちろんわたしは誰にも知られていない過疎レビュアーですが)
とくていの人がとりやすい恥ずかしい習性をあるあるといいます。
いまの社会ではあるあるが浸透しているため、たいていの人はあるあるになってしまう行動や言動をさけるようにしていると思います。
よく素人がやってしまうあるあるはじぶん語りです。ヤフコメ民などが虐待やいじめや体罰報道に「おれもむかしやられてた」というようないわゆる「壮絶な過去」をひけらかすことによってマウントをとりたいときにつかわれます。
「マトリックスぜんぜんきょうみなくてはじめて見た。」というのも一種のじぶん語りだと思います。
ただわたしは「マトリックスぜんぜんきょうみなくてはじめて見た。」をレビューを読み進めてもらうためのきっかけとしてつかっています。
わたしのマトリックスたいけんは北野武の監督ばんざい(に出てきたマトリックスパロディ)を見て「マトリックスってすごくはやっているんだな」と感じたていどです。
けっして「人気作にぜんぜん興味ないアピールで孤高の世界観だそうとして」いるわけじゃありません。
あるあるが浸透しているために、こんなことを説明/弁解しなきゃならないわけですが、マトリックスを見たことがない人がマトリックスをみたばあい、どうなのか──が興味のきっかけになることをねらって「マトリックスぜんぜんきょうみなくてはじめて見た。」と言っただけです。
もちろんわたしは誰にも知られていないレビュアーなのでこれらのすべてが「だからなんなの」ではありますが、とにかくはじめて見た。──のです。
前述した監督ばんざいのマトリックスパロディのように、マトリックスパロディといえばスローモーションで弾をよけるばめんです。完全に定番です。
わたしは「マトリックスぜんぜんきょうみなくてはじめて見た。」わけですがマトリックスパロディはかんぜんに世の中に定番化していたのでロングコートのひとがスローモーションで弾をよける場面はそれこそ目がくさるほど見てきました。
で、じっさいマトリックスを見てみたら、スローモーションで弾をよける映画だったのです。
わたしは最初「スローモーションで弾をよけること」は、たんにマトリックスの枝葉のシーンに過ぎないだろうと想像していました。映えがするシーンゆえに、パロディに取り上げられたのだろうと予測していたのです。
が、しかし「スローモーションで弾をよけること」はマトリックスにおいて相当大きな成分を占めていた──とじっさい見て感じたのでした。
もちろん、続き物の映画になっているので、はじめて見たわたしにはほとんど話がわからず、ぜんたいがつかめなかった──というのもありますが、それにしても「スローモーションで弾をよけること」はマトリックスの主要成分だと思いました。
ただし、この意見があるあるに属してしまうかもしれないことは解っています。映画レビュアーがおかしやすいあるあるに「独特な感性をアピールするために名作や人気作をけなす」というのがあります。
人々が絶賛しているものにたいして「たいしたことねえぞ」みたいな態度をとる厨二なあるあるです。
しかしわたしは正直なところをもうしあげています。マトリックスレザレクションズは「スローモーションで弾をよける」映画です──と言っても過言ではありません。それをお認めいただけるひとも多数おられると予想しています。
ですが、楽しく見ました。画はスタイリッシュで、笑わせる気配がないリーヴスとアンモスが、わりと笑わせるのがいい感じでした。
つけくわえるとメジャーなタイトルに交代期を感じます。
007を見てゴーストバスターズ(アフターライフ)を見てこのマトリックスを見て、誰もが知っている映画たちが交代期にきていることを感じたのです。
これは、たんじゅんな続き物がもはやできない──という意味でもあります。
なにしろこのレザレクションズを見ていて一番類似をかんじたのは男はつらいよお帰り寅さん(2019)です。
続きが回顧でいけることもありますが回顧は続けられません。やはり交代期だから──なのです。
リブートではない、真・マトリックスだ
マトリックスファンなら必ず視聴するべき
ファンでないなら過去シリーズをすべて見て、周辺知識の説明を観て視聴するべき作品
個人的に最高だった、傑作と言っていい
ただしネオが聖人化された展開の『レボリューションズ』に全く、
これっぽっちも不満がない、あれでいい、と思うなら完全に蛇足なので視聴しないほうがいい
また、好意的に見るつもりがないならオススメしない。
理解できないものを理解するつもりなく、ただ批判するつもりなら絶対に楽しめない。
吹き替え視聴がとてもいい、名優ばかりだ
映画館で観たかったがご時世柄行くことが出来なかった、お家視聴にしてもデジタル購入版がやや高く、手が出なかったのでレンタルが安くなったこのタイミングで視聴
視聴前は本作をマトリックスシリーズのリブートかと思っていたが
しかしその考えは間違いだった
あの『レボリューションズ』において多くの視聴者が
納得の行かなかったであろう展開を、パラレル展開やなかったことにすることなく、
丁寧に組み立て直し、セルフオマージュを交えて
シリーズファンへのサービスをこれでもかと盛り込み、蘇生した
メタ的な要素、適度な笑いを含めた展開は最高だった
冒頭の第一作セルフオマージュ、"モーダル"からの、エージェントと思っていた存在の「わたしの名前はモーフィアス」という衝撃的セリフで一気に引き込まれる
年齢を重ねたトーマス・アンダーソンを再び舞台に立たせる、そして過去作を清算するためのストーリー展開は素晴らしい
ネオの想像の中ではあったが、モーフィアスとの再会場所と襲撃シーン
スミスの顔芸が最高だ
"兎を追え"
スーパーヒーローの記憶、能力喪失という鉄板で安心感のある展開
過去作キャラ登場、デジャヴュを意識したサブリミナル的演出は視聴に混乱をもたらすことなく良い効果をもたらしている。
新モーフィアスは良いキャラクター、いいファッションセンスだ
機械同士の戦争という僅かな説明で広がる世界
おなじみのアクションは『レボリューションズ』でインフレしすぎた内容を抑え、ちょうどいい具合だ
再会のメロヴィンジアンのセリフがメタ的で本作の味わいに深みを出してる
共闘は熱すぎる、"ザ・ワールド"、"スタープラチナ"だ!
"スウォーム"を使った落下攻撃はビジュアル的インパクト抜群だがゴアは控えめ
カーチェイス、爆発はいい具合の満足度
ヘリのセルフオマージュが嬉しい
ヒーロー覚醒、やはり"救世主"なので死からの蘇生が鍵というのは納得の行く展開だ
トリニティとネオの再会は、あの悲しい別れの後の蘇生、再会というだけではなく、まるで何十年もともに過ごした二人の姿を見たようで、胸にこみ上げるものがあった
そして最高のエンディング
『 Wake Up 』が流れた瞬間、泣いてしまった
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観たとき、過去作への決着に感動を覚えたが、本作も似たような感覚を得られた
"プラグを抜くのにもう一人の脳みそが必要"というシーンでは説明が不足していて
マトリックスに入り込んでいるトリニティの精神を、ポッドプラグの伝送をバイパスして一度バックスの脳に接続して、その後にトリニティのポッドプラグを外し、船のプラグに接続し直すためのバックアップ用途
この処置について複雑な割に目的が説明されていないが、
マトリックス接続中にプラグを外すと死亡するという仕組みが頭に入っていてもピンとこないような気がする。
格闘アクションの振り付けはもう少しなんとかならなかったか…、スローモーションだけがマトリックスのアクションではない
動と静のメリハリのあるアクションが観たかった
新規キャラクター、過去キャラクターの扱いは満足。
リブートではなく、まさしくリザレクションだ。
本作によってキャラクターの蘇生だけではなく、『マトリックス』は本来の輝きを取り戻したと感じた
『レボリューションズ』がパワーインフレーションと混沌した展開になり、ネオの聖人化をするためかトリニティの排除をしたのは納得の行かない終幕だったと感じていたので
第一作同様のヒーロー覚醒からハッピーエンドに落ち着けたのは良好、本来のテーマに立ち返ったと感じる
ただし続編は望まない。これで完結、これでいい。スピンオフは作られてもいいと思う。
視聴前に、"人間電池"という設定は実はマトリックスの生体パーツとして使用されている設定だったという話を聞いてシリーズを再視聴した
"ソース"として人格がとらえられていること、プログラムにも人格が存在していること、"アノマリー"の存在など
マトリックスが単なる1と0のデジタル仮想空間ではなく、人間の脳を連結させた巨大ネットワークとして設定されたものと考えると、納得の行かない一部の設定が整理でき、『マトリックス』の世界観が広がったので
SFに造詣の深い視聴者は本来の設定がどんなものだったか、想像を巡らせるといいと思う
というかこの裏設定が頭に入っていないと、本作においての「アノマリーの中のアノマリー」がなぜ必要とかバックスの脳への接続とかに想像が及ばない気がする。
新たな現実を取り戻す二人の愛の物語。
過去作ほどの衝撃は感じられなく今一つでした。
三部作で丸く収まっていたものを無理やり引っ張り出してきてしまったな、というのが印象です。作中のマトリックス4制作の会議も皮肉たっぷりに聞こえてしまうし、なんで作ったんだろう。ただ作るからにはスタッフ、役者みんな全力なんだろうけど、どうしても楽しかった!好き!とはならなかったです。
世界がレイヤード(荒廃した現実と仮想世界)する設定が物語の理解を難しくさせているし、まぁこれは以前からですけど、前作までで言うとアーキテクト、今回はアナリスト、とその仮想世界での管理者のような存在がいて管理者ぜんとしているのも、情報技術に疎かったり苦手にしている人達には届きずらく理解しづらい世界・設定だと思います。逆にそれが好きな人にはぶっ刺さる訳なのですけども。ちなみに私はITエンジニアなのでこの世界観大好きです。
過去作のように仮想世界が嘘で現実世界が本当で、その本当な世界で生きていくことが正義!みたいなことではないにせよ、今作ラストで覚醒した(仮想世界で空も飛べるようになった)二人は仮想世界を創りなおすみたいなことを示唆しています。なので恐らく仮想世界を維持しつつ現実世界でも二人は生きていくんでしょう。ただポッドに繋がれた人々はどうなっちゃうのでしょうか。君たちは仮想世界で生きていきなさいってことなのかな。でも解放したらしたで様々な問題(食料、住居など)が起こるだろうし、全員解放ということではなさそうです。
結局、二人の愛だけが成就したような終わり方で、ネオを助け出したバッグスがやりたかった事とは違うような気がします。救世主って何してくれたの?という疑問が残ってそのまま終わってしまいました。まぁ今回は救世主ではなく一人の好きな女を助けに行く話だったと言われればああそうかと納得する感じです。
映画の続編って難しいです。そのシリーズのファンにとっても、どうしても過去作と比較する部分はあるだろうし、そして好きな作品であればあるだけ、その高いハードルを越えるのはとても難しいです。
制作側も安定した収入が見込める作品を作りたい思いもあるだろうし、当たるかどうか分からないオリジナル作品よりもある程度売上が見込める二作目、三作目、ということで。はっきり言ってしまうとつまらなかったです。もう一度三部作を見た方が充実した時間がもてたな、というのが率直な感想です。
1+1=救世主
そうきたか!
一人では救世主になりえなかったのね。
まさかのスミスのどんでん返しもなかなか。
リローデッドとレボリューションズはいまいちだったけど、久しぶりのマトリックスワールドに浸れた。
初作に次ぐ面白さだと思う。
ラヴ・ストーリーになっているなんて意外!
4作目が作られるという話を聞いた時、きっと1作目をなぞらえたものになるだろうと思っていた。でも、3作目でまるで道行のように殺した2人をどうやって復活させるのかと思っていたら、その手がありましたか… シリーズ作品をからかったり、茶化したり、また映像を取り入れながら物語は進んで行った。そこが、シリーズのファンとしてはたまらなくうれしかった。クスクス笑いながら観た。しかも、たとえば「スター・ウォーズ」だと監督が違うので、どうしてもリスペクトが勝るが、「マトリックス」は妹が抜けたとはいえ、自分の作品なので容赦なく自虐的に描けていた。そこがおもしろかった。そして、何よりも愛の話になっていることもよかった。人類を救うなんて大風呂敷を広げないで、ネオが早く目覚めてくれることを応援しながら、観ていた。モーフィアスとエージェント・スミスが続投してくれなかったのはすごく残念だったが、ネオとトリニティは老いたとはいえ出てくれてよかった。あまり期待しないで観たが、想像以上に楽しめた。
続編作ってほしい!
あのマトリックスが、スクリーンに帰って来る。それだけで、涙が出て来る感じでした。映画館に入って、上映が始まると、もう、それだけで感激!!!
映画館で2回見たけど、マトリックスファンならつべこべ言わずに見るべき映画だと思います。
これは、もう、続編を期待しちゃうなー。
キアヌかわいい、かわいいキアヌ。
キアヌかわいい映画。特に前半。熊ちゃんかよ。
全然おもしろくなかったけど、嫌いになれへん感じ。
マトリックスらしいと思うし憎めへん感じ。
監督にとって、アイデンティティがすごい大切なもんやからこーゆー作品になったんかな。
1作目は好きやけど2と3はデザインとか以外全然好きじゃないし、蛇足やとすら思ってたから、1で終わってればよかったのではって思ってたけど、新作やるならこれで納得ではあった。
でも驚かせて欲しかったな。
ぶっ飛ばして欲しかったって思うのはわがままなんかなー。
でもキアヌのかわいさで元は取れたから大丈夫。何が?
マトリックスファンの為のボーナストラック
続編とは言うものの、過去3部作のボーナストラック的な作品でした。
恐らく、初めてマトリックスを観る人、もしくはどれか1作品ぐらいしか観ていないライトなファンは楽しめません。
過去三作品の様な壮大な物語も展開も無く、映像技術やアクションシーンの斬新さや壮大さも過去三作品には及びません。
しかし、マトリックスの思想や、過去3部作へのオマージュ、続編に対する皮肉めいた視点など、マトリックスファンの為のご褒美の様な映画です。
過大な期待は無用なので、過去三作品より肩の力を抜いてボーナストラックとして楽しむと良いかもしれません。
作品の中で過去作品を神格化している部分や、まさに映画の外の世界と映画の中の世界がシンクロしている部分など、マトリックスらしい風刺も効いていて、作る側のこだわりやマトリックス愛も感じます。
期待していただけに…
製作発表があり、公開日が決まると同時に予告編も公開となり、旧三部作をじっくり見直して本作を指折り数えて待っていました。
年末は忙しく鑑賞に至ったのは年明けでしたが、その時既に評価が低迷していたので、不穏な空気が漂っていたのですが、いざ鑑賞してみると面白い所もあるにはあったのですが、アクションシーンの撮影方法はどれも新鮮味がなく、ガッカリ感が大きかったです。
ウォシャウスキー姉のみがメガホンを撮った時点でちょっと期待は薄れていたのですが、「ジュピター」のような映画でも良いかなと淡い期待を抱いていたのですが、そこも裏切られた感がありました。
音楽もあの独特なファンファーレで始まるメインテーマを作ったドン・デイヴィスは起用されず、「クラウド・アトラス」で組んだ2名の作曲家によって構成されています。
しかしキアヌ・リーヴスの風貌は何とかならなかったものでしょうかねぇ。
あれでは「ジョン・ウィック」の撮影後にそのまま参加した感が否めません(笑)
私のキアヌ像は短髪かな、やっぱり。
「スピード」しかり、「マトリックス三部作」しかり…。
本当にすごく期待していただけあって、ショックでした。
多分続編は無いんだろうなぁ。
アクションシーンの最先端を行っていた「マトリックス」。今作でも最先端のアクションシーンが観たかったです…。
老け顔は見ない方がいいかも
旧作に比べて、映像が格段に進化したのには驚きですが、新しさは無いですね。
今回で4作目だから、仕方ないかな。
それより、ネオやトリニティの老け顔の方が気になりました。
まあ、第1作目の公開から、約20年過ぎているので仕方ないですね。
キアヌやキャリーのファンは、見ない方がいいかも・・です。
全601件中、81~100件目を表示