マトリックス レザレクションズのレビュー・感想・評価
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この映画の本当の凄さ
観終わっての感想は「マトリックスファンには酷評されるだろうな」でした。
今作は全てが予定調和です。
前三作の振り返りも様々なアクションもストーリーも結末も、そして中国人風女性キャラの大活躍までもが全て思った通り、予定調和の中で進行していきます。
それは新規のファン、前三部作当時は幼い子供だったファンに対する親切心と、古くからのファンをまんべんなく楽しませるために、敢えてコアなファンを切り捨てたとさえ思えるほど、近年のハリウッド映画的まとまりの良さでスムースに流れてサラッと終わってしまいました。
エンドロール後のおまけ映像もなんだかな~です。
でもこの映画マトリックス4の本当の凄さは、コアなファンに「これで終わりなハズが無い!」と思わせる絶妙なサラサラ感でしょう。
え、これだけ?これで終わり?まさかね?次あるんでしょ、ぶっ飛んだスゲーのが?
と思いながら映画館を後にする。
そして何年も待たされることに快感すら覚える変態性がこの映画マトリックスというタイトルの本当の凄さなのだと思います。
ライトになった「マトリックス」
Love&Trust
「マトリックス レザレクションズ」は一言で言うなら壮大な“愛”と“信じる”をテーマにした作品かな、と同時に、そんなに遠くない未来を示唆してるのかしら…。
とはいえ、結局のところ本作の感想や考察は鑑賞者それぞれに委ねられている。十人十色高評価もあれば底評価もあり、さまざまな意見があって当然だよね。
私は高評価です!
下記私が感じた本作に散りばめられたいくつかのキーワードを。
・日本を愛する監督の日本へのオマージュが散りばめられている
・多様性の肯定とジェンダーやルッキズムに対する風刺
・女性の活躍、呪縛からの解放
・メディアやSNSによって思考停止になる我々に対する皮肉(エンドロール後のおまけ映像に答えがある)
・青い髪、青い眼鏡、青い薬
・政府が掲げる「ムーンショット目標」の実現後の世界
それにしても、20年ぶりに集結した懐かしい顔ぶれに、新たなメンバーが加わり(バックス役のジェシカ・ヘンウィックが可愛すぎる!ショートカット似合いすぎ)人種や性別、年齢という枠組みを超えた多様なメンバーが一丸となって乗り越える勇猛果敢な姿と“愛”にはグッとくるものがある。そう、どれだけ時代が変わろうとも、ロボットと人間が共生しようとも変わらないものは“愛”なんだね。
過去3作品観ておくのはマストかも。
このシリーズの寿命は、すでに終わっている
散りばめられたパーツが懐かしい
ここへきての続報には流石に驚きました。
直前に一作目を見返したのですが、本編が始まるとそのまま一作目が始まったよう。
実際に同時期アンコール上映をしていたので、本気で間違えたのかと思いました。
しかし見進めているとの違いなく新作。
18年?経っているので最初は全部見返そうかとも思ったのですが、流石にしんどい。一昨めだけ見返して劇場に向かったのですがこれがちょうど良かった。
うろ覚えな記憶が主人公ネオとリンクしている様で、間間に挟まれる過去のフィルムに記憶を刺激されました。
物語としてはネオとトリニティの奪還から動き出す、二人の愛の物語の続き。
所々に散りばめられたパーツが懐かしく、構成も見やすくやはり楽しい。
しかしアクションも映像の演出も当時の様な斬新さは感じられなかった点は正直気になりました。ちょっとコンパクトにまとめられていた気がするんですよね。
最初の三部作で綺麗に完結している事もあり、少し賛否が別れる新作でもあったかもしれません。
個人的にヒューゴウィーヴィングは出して欲しかったです。
それでもまたこの後も見てみたいと思う気持ちもあるんですよね。
また我々の斜め上をいく様な衝撃を期待しつつ、続報を待ちたいと思います。
どう評価すべきか難しい…
マトリックス3部作を余すことなく理解していると、本作は理解可能なのかもしれないが、自分はそうではなかったのかも。
本作では、なぜネオが助け出されたのか?そして何を成し得たのか?
また、そのネオを助ける、或いは敵対する周辺キャラクターの設定が煮詰まってない気がした。
特に本作におけるエージェント・スミスが狂言回し的なキャラクターで終わっているのは残念。
エグザイルが出てきたのには笑ったけど。
続編にしては良いと
このような、一度完結した内容の作品を新たに続編を作ると、大こけする場合が多いイメージなのだが、今作はまぁまぁ良かったかなと。
内容としては、マトリックス1の繰り返しのようなものでした。そのため、新しいようなものはなかったが、全作見ているとわかるファンサービースは多かったかと思います。それに、多くのキャラクターを集結させることで、同窓会みたいになってましたね(笑)。
自分が印象に残っていることは、メロビンジアンが「オリジナルを超えることはできない」見たいな事を言い放っているシーンで、これは今作とマトリックス1を比較して、監督自身もオリジナルを超えることはできないようなことを感じながら作ったのかと思わせるようなシーンでしたね。
まぁ、賛否両論あると思いますが、そこまで悪くないのではないかと思いました
見なければ良かった
グラサンロングコートが無双するアクションシーンや、ダークな世界観、中二なワードセンス、私がマトリックスに求めていたのはこういった要素です。
残念ながら本作は期待外れでした。
以下、感想です。
・アクションシーンが弱過ぎる。
vsスミスは割と良かったけど最後の決まり手はダサいハンドパワー。
vsアナリストは完敗してて失笑。私が見たかったのはスローな時間に救世主パワーで追い付き、圧倒するネオ。完全にスミス頼り。
最終盤、ネオが両手を前に突き出し続ける防弾壁と化したのはある意味爆笑。
トリニティも浮遊時に吊られてるの丸わかりの棒演技。
・キャラクターが全く好きになれない。最後まで違和感しかない陽気なモーフィアスと面影0のスミス。過去作に居ないタイプのゲーム会社の人たち。ラスボスはまさかのヘリコプター。
・ストーリーの大筋は予想の域を出ない。続編作るならまぁこんなもんかなって感じ。
・戦争は終結してるから世界観はかなり穏やか。機械と人類のバチギスな緊迫感は0。ネオもトリニティもあっさり奪還出来過ぎ。センチネル全く追って来ないやん。
・メタネタがあくど過ぎる。多用し過ぎてて寒い。制作陣のマトリックス風刺をキャラクターに読ませるな。エンドロール後のオマケを見て、この作品を見なければ良かったと心から思った。
ハピエン好きなので、ネオとトリニティの結末は良かったです。
感情のままに書いた駄文で失礼しました。
SF映画はアイデア命だということを再認識させてくれた1本
マトリックス前3作の中では個人的にはリローデッドが1番好きだった。一番SF的世界観を展開して、それならではの視覚的驚きも用意してくれていたから。
やはりSFってどれだけアイデアに溢れているかが肝だと思う。この辺はキャメロン監督なんかも大事にしている気がする。
今回のレザレクションズは、筋書き自体はオーソドックスだと思うけど、メタ的な見せ方も面白かったし、終盤の夜の街中でのアクションでまさか仮想世界でゾンビシリーズのようなものを用意してくるとは思わなかった。
あと個人的に好きなシーンが2つある。ネオがトリニティを説得するためにカフェ?に赴く際、アナリストとその配下のSWAT部隊が狭い空間にひしめきながらネオをじっと目で追うところ。武装した部隊にはおよそありえない立ち居振る舞いにいい意味で違和感を感じて、そういう画作りの出来る監督に感服する思いだった。
もうひとつはバイクでの逃走シーン。まさかBOTをビルの窓から人間爆弾として落としていくのはビビった。ぶっちゃけ倫理的に問題大ありだと思うけど、よくぞこんな攻撃を思いついたなとぶっ飛ぶ思いだった。
次回作があるかは分からないし、なんならこれで終わりだとしても充分いい作品だと思う。
正統な続編ストーリーな訳がない
マトリックスの世界観を守りながら壊した印象。
作るべきではなかったような
20年ぶりということで期待していたが、どうにも楽しめなかった。
全体のテンポが良くない。見ていてイライラする。
主役2名が年齢を重ねても20年前と同じことをやっているのはさすがに違和感があった。変わらぬ愛を描きたいのだろうが・・・もう少し年相応のものがあったのでは。
新バレットタイムは面白いが映像面の革新はそれぐらい。
脚本もどうなのだろうか。これまでの神学的、哲学的な論争を巻き起こすようなムーブメントはあるとも思えず。
自宅視聴で十分だったように感じました。
TOKYO 新幹線 桜 富士山?
『マトリックス』 何度見たでしょうか?
あの衝撃は 忘れられません!
もう 何ヶ月も前から この上映を楽しみにしてました。
長いセリフと 専門用語? ついて行くのがやっとです。
キアヌ様は あの彫刻のような 整った 目鼻立ちは 相変わらずですが 流石に
老けましたね。
電話ボックスも無くなり 何だか 時の流れを感じました。
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