劇場公開日 2021年12月17日

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「途中、講釈が多すぎる」マトリックス レザレクションズ ru gaさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0途中、講釈が多すぎる

2021年12月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

どんなに画期的で驚くような完成度のCG映像も、二回目からは驚きが一気に半減する。
映像のリアリティが高ければ高いほど、感動の半減率は高くなるように思う。
今作に関しても、映像面やアクションで新鮮な驚きと言えるものはなかった。
今や、どのアクションSF映画を観てもCG映像は同じようなテクニックがあらゆる形で駆使し尽くされており、正直、どれも新鮮味がなくて食傷気味だ。
ついでに、ネオとトリニティのカッコよさも半減してました。(歳には勝てないよ)

物語は深くてよく考えられているのだけど、途中で登場人物たちの講釈が多すぎて、退屈を感じざる負えなかった。
シリーズを通して観ているファンの人たちは、かなり楽しめたみたいで評価も高い。
20年以上前の一作目の印象を抱き、単純にSFアクションを楽しもうと思って観に行った人は、若干失望するかも。

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Garu