モータルコンバットのレビュー・感想・評価
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原作を知らない人に向けた、原作を徹底破壊した上で、原作に忠実という奇跡の映画
原作ゲームをずっと追いかけているヘビーユーザーです。
皆さん、パンフは買いましたか?
原作ファンとして絶対に読んで頂きたい出来でした。
そして、これを読んで頂きたい理由がもう一つ、この映画が「原作を知らない人の為に作られた映画である」ということを理解できる内容のだからです。
ここがとても重要です。
まず、この映画、キャスト発表時、予告編公開時と、原作ファンを騙しに騙し続けました。
モータル1に出て来ないキャラがいっぱい出て来るんです。続編を見越した真面目な映画を想像してしまいます。公開直前の真田広之祭7分間動画が発表されたら、もう原作の忠実な映画化と疑うこともなくなります。
ところが、劇場で鑑賞を始めると、いきなりオリジナル主人公が出て来て、ゲーム2で自分でサイバーアームを装備するはずのジャックスが両腕をもがれます。あっるぅえ~?となったところに、原作1のラスボス、シャンツンが「魔界は負ける! やられる前にやる! トーナメントしったこっちゃない!!」とか言い出して、全ての原作ファンは、空の心へと悟りを開きます。もう、受け入れ態勢は万全です。
そもそも、モータルコンバットとは、ドラゴンクエスト+アベンジャーズのような作品です。選ばれし者:リュウカンが仲間を集めて魔界の侵略を防ぐ物語です。95年版のリブート前作品は、これを監督が読み取った上で上手く使いこなせず、リュウカンを「500年前の偉大なる初代クンラオの子孫」に改変してしまいました。今作は、原作ゲームでも裏主人公を張っているスコーピオンの子孫にこの立ち位置を譲りました。原作を知らない人への入り口としたわけです。
ここからのキャラクター改変があまりにも見事で、完璧な計算ずくなのだと思われます。改変のひとつひとつが、原作を調べ尽くして完璧な改変を行っていて、「改変されたのに原作に忠実」という異常事態になっています。
ジャックスは家族思いのキャラです。最新作で娘の為に敵に寝返る人です。ソニヤの為に能力に目覚めるシーンは泣きそうになりました。
ソニヤは最新作の、別のタイムラインから来たギャルソニヤ、もしくは娘のキャシーのような人格で、主人公のコール以上に感情移入しちゃいました。彼女も世界観への入り口になっているのだと感じました。
カノウは、「うん、これぞカノウだね」って感じでした。これくらいバカな奴なんですよ。見た目のせいで、知能あるように見える原作や前作映画のイメージを見事に吹き晴らしてくれました。原作3で、人間界に攻めて来てる魔界に、現代兵器売ったりする奴ですよ、これくらいでねぇとです。
クンラオ、なんというか、リュウカンが自立してないと、こうだろうなァって感じです。多分、映画の世界では、リュウカンは弟弟子として凄まじく彼を慕っているんでしょうね。グレートクンラオの子孫だと自分で誇るシーンも無かったです(リュウカンが代わりに言ったし)。自分で言う必要もないほど、大事にされているんでしょうね。
リュウカン…。本当にリュウカンのキャラクターが凄い。原作どおりなら彼が選ばれし者なわけです。しかし、彼は孤児で紋章は悪人を殺して奪ったと言っています。究極神拳に目覚めるのも、クンラオを失って仇討ちとしてです。原作の彼からは、とても考えられない状況です。でも、原作どおりボーライチョーからも指導を受けているようです。場合によっては、ボーライチョーからしか指導を受けていないのかもしれませんね。闇属性のリュウカンとでも言ったところでしょうか。映画版の彼にとって、クンラオを失ったら「勝てない」とまで言うのは、原作の彼が備えているものの半分は映画世界では兄弟子が担ってくれていた、ということでしょう。凄く、クるシーンでした。
光の寺院。前作映画のこの設定を引っ張ったのは、少林寺にせず、主人公たちを「アメリカの多種多様な人々」と比喩する為でしょう。BDを個人輸入してヒアリングしたのですが、リュウカンは、クンラオを「師兄」と武侠モノの兄弟子呼びしています。ここで、しつこく光の寺院設定を使うには、なにか理由があるはずです。彼らは、映画の世界では「ショーリンモンクス」ではなく「いとこ組」なんだと思いました。
オリジナル主人公、コール。原作リュウカンの善性を何倍にもしたような子が、自分をアメリカの孤児と表現します。基本の力に目覚めるのは、痛みにより家族を護る為。やっぱり比喩が込められているでしょう。鑑賞者によっては、最後まで強くならなかったダメな奴に見えるでしょう。ですが、彼は間違いなく新映画版モータルコンバット世界の選ばれし者です。オリジナル主人公なのに原作ファンを黙らせるほどの存在です。負け続けて来た彼の「不屈」に、他の戦士は次々に影響されて目覚め、勝ち残っていくわけです。対ゴロー戦では究極神拳に目覚めたようには見えませんので、続編でスコーピオンの忍術を身に着けて行く姿を想像してしまいます。胸が熱くなってしまいます。
スコーピオン。真田広之さん、凄すぎます。スコーピオンは、原作ゲームでも後半から裏主人公化していったキャラです。全プレイヤーがマスターハンゾウを愛しております。そんな、もっとも良いキャラであった頃のスコーピオンを、さらに何倍も素敵に演じてくださいました。アクションも演技も、本当に最高でした。400年前に改編したのは、グレートクンラオの500年前の代わりで、ちゃんと時代考証したんじゃないでしょうか。
サブゼロ。原作でも悪堕ちする前の兄サブゼロのファンは本当に多いです。かくいう私も、外伝サブゼロは5,6回クリアした程のファンです。そんなサブゼロを敵役として確立させる為に、原作ゲームでも1行程度しか出て来ない「スコーピオンは抜け忍」という設定を前面に押し出して来ました。「リンクェイの為に」というセリフの意味が、原作ゲームよりずっと重いと感じました。俳優さんも、それを自分で勉強して演技に生かしたと言っているんです。この映画は、俳優ひとりひとりが本当に凄い方ばかりです。
ライデン。浅野忠信ファンの皆様、申し訳ありません、目、光りっぱなしです。実はアメリカには、目が光っているとか白目に、神秘の力を持っているという画一的な表現があるんです(X-MENのストームが天候操作時だけ目が光るなどが例です)。ライデンの目が光らなくなる時は、死にかけてるとか、力を誰かに譲ったという時になります。浅野さん、我らが人間界の守護神を完全に演じ切ってくださいました。最初に悪口言われて、相手に一つ技かけてドヤるのは前作映画からの伝統です。ここも、選ばれし者が違う故の必然の展開で素敵でした。実は裏で助けてるとことかも、完璧にライデン神らしかったです。
この映画の唯一の問題点は、シャンツンを魔界の帝王だと読み違えさせてしまうこと、そこだけだと思います。
シャンツンは、魔界の尖兵、ただの妖術師です。但し、原作中盤の三部作で主人公も魔界の皇帝も殺したことがあります。最新作のバットエンド担当だったりもする、究極の愛され悪役です。「魔界の帝王が攻めて来る」という別のシーンの字幕を、なぜか多くの人が彼に当てはめて誤読しました。映画評論家的な方達ほど逆にこれをやらかしました。そういった方たちが、スジを読み違えてぼろくそに低評価を頂いています、勿体ないです。ここは、もう少しなにかの表現が必要だったのかもしれません。ですがこれ、カットされたミリーナのシーンのせいかもしれません。あのシーンを削ったことは、映画の完成度を上げましたが、魔界の皇帝シャオカーンについての言及が消えてしまったのです。
裏テーマ?
あらゆる場所から来た全てのアメリカ人が、人種の分け隔てなく力を合わせて、危機を未然に防ぐ。
原作にはない裏テーマかと思います。
中国を比喩する立ち位置のサブゼロが倒されることでヌーブサイボットとしてまた蘇る。アメリカ人以外を敵と見なすことが、新しい敵を作る。ここまで表現されているかもしれません。
視聴環境
映画館では、IMAXGTレーザー、4DXの2回見ました。
2回とも、裏テーマに気づいても、考えるのを即止めて、全力で楽しみました。考えちゃ損、というほど爽快な体験でした。
特に、4DXの「水演出が9割返り血」を経験しておけた方は、一生の宝物だとおもいます。
成績が良かったら、関連作品4作が作られるとのことで、サブゼロのジョータスリムさんは、4作分の契約を上映前に締結していると発表しています。とりあえず、サブゼロミソロジーや弟サブゼロとの邂逅は、既に約束されているのかと思うと、胸が燃え滾ります。
続編、本当に楽しみにしております。
案外堅実な作り
原作ゲームや、過去の実写作品は何も知らずに見ました。
人によってはトンチキアクションものと取れると思いますが、なかなかどうして作り手の丁寧さを感じた作品。
冒頭の日本でのハンゾウ対ビハンシーン、ここだけで既にアクションの格好良さに引き込まれる。アジア描写の丁寧さも伝わった。
突然の人間界の危機、突然の魔界etc…特にライデンの寺院に着くまでのテンポの速さが、何も知らない視聴者を逆に丁度良く物語に引き込ませらていると思う。
最後までとにかく付いて来い!と言われている感じだが、不思議と不快でない。
個人的にこの作品を気に入ったのは、ソニアのキャラクターの良さによるところが大きい。
彼女は作中において何度も苦渋を飲んでいるが、常に真っ直ぐ前を向いてその状況で最善を尽くそうとしてる姿に純粋に心打たれた。
カノウからマークを奪った時の本当に嬉しそうな笑顔、素晴らしい。
よくある女ゆえのからかい文句のテンプレみたいなセリフをほとんど周りに言わせていない脚本もノイズがなくていい。
スコーピオンが出てくる所の劇伴の盛り上がりは純粋にテンションが上がり、外国人2コマみたく少し前のめりになってしまった。
アクションものが好きな人間のツボをおさえていて、人によってはありきたりに感じるだろうけれども、やはり基本を押さえている作品は心地良いです。
オタク目線からで褒めちぎりましたが、刺さった部分がなかった人からすればなんかよくわかんなかったな…で終わる作品ではあると思います。
どんどんキャラクターが出て来て、ほとんど駆け足なので。突然「俺はスコーピオン」とか言われてもね…。
最後に真田広之さん、浅野忠信さん、素晴らしい演技をありがとうございました。
まさかアジア人描写が評価されちゃうなんて
評判がいい(?)のでつい見てきてしまいました。
ストーリーなんてあってなきが如しですが、格ゲーが原作なので意味あるドラマなんかで時間を費やすわけはいかないので、納得です。
日本人を含め、アジア人設定のキャラが居ますが、アジア系の俳優が演じていて、日本語や中国語など出てきますが、発音も普通でなかなか新鮮です。特に中国語を通常はなすキャラが慣れない日本語を話すシーンで慣れないものとして描写されててとてもいいです。
これは微妙では?と感じるところはそもそもゲームで微妙なようです。「このキャラ名前からして日本人では?」と思ったキャラは、ゲームの中でその設定が忘れ去られていることを読みました。
Fatality!
ゲームのモータルコンバットはやった事がなく、たまにYouTubeでフィニッシュシーンを見る程度でした(サイコパス)
なので登場人物もほとんどわからなかったですが、面白かったです!
アクションシーンがとにかくカッコいいです
そしてモータルコンバットといえば決め技がグロいのが有名ですが、映画でも健在でした
アジア人キャスト、スタッフの起用など、実はかなり真面目な作りの一作。
マーベル・シネマティック・ユニバースのような超能力合戦ではなく、超人同士の重量感溢れる挌闘場面が存分に味わえます。
途中から、あれ、競技大会ってなんだっけ?ってなるけど、そんな些細な疑問なんてどうでもいい!…とはさすがにいかなくて、やはりシリーズを意識した作りになっていることはタイトルかポスターのキャプションに入れた方が良かったのでは…。途中で「このペースでちゃんと話が終わるのかな?」と要らぬ心配をしてしまうことになるし。このあたり、『レッドクリフ』(2008)のタイトル問題を思い出してしまうし、『モンスターハンター』もそうだった…。
真田広之は『ラストサムライ』(2003)の頃と変わらぬ身体のきれと美しい殺陣を見せてくれます。彼の登場シーンを拝むだけで十分元が取れました。とはいえ「モータルコンバット」ならとどめ技の「フェイタリティ」がないと!と冒頭から期待していたんだけど、なかなか出てこない…。やはりレーティングの関係かなー、と半ば諦めていたら、全く予想外な場面からフェイタリティの大爆発状態になってくれました。
クライマックスの状況設定はいくら何でもゲームの方に寄せすぎだろ、と思わなくもなかったけど、ここまで振り切ってしまうといっそ心地良いです!
自分の中では楽しめた。
モータルコンバットのゲームはプレイ済みですが、正直、ゲームとは別物として考えた方が良いが、内容がわかりやすく、アクションシーンもめちゃくちゃよかった。久々に興奮するアクション映画を観たって感じがしました。
続編ありかな?という終わりかたをしたので続編にも期待したい。
ゲームほど、グロテスクではないですがR15指定だなっと納得するグロさでした。
アクション好きの方にはぜひ観ていただきたい。
原作知らなくても楽しめた人間の感想
映画館での上映が7/8で終了という事で、せっかくだからと2回目を観に行きました。
1回目は原作のゲームを全く知らない状態で観に行きました。ご都合な展開にツッコミどころはありつつも、この映画はストーリーではなくアクションを楽しむものだな!と理解。こまけえこたぁ良いんだよ!という感想に落ち着きました。魔界やら何やらが当たり前のように語られている部分も、そういうゲームや漫画を好む人間なので自然に受け入れられました。
その後原作のゲームを調べ、KO集の動画なんかを見て、その独特の用語やキャラクター達を把握。映画はグロを控えめにしていた事が良く分かりました(笑)
そして2回目。
改めて観てみて、原作をプレイした事が無い自分も、この作品は原作への愛を持って映画化されてるなと感じました。何より「GET OVER HERE!」のシーンなど、ゲームやってたらテンション上がっただろうなと思うと、遊んだ事が無いのをちょっと悔やんだり。
全編通して一番目を引いたのは、やはり真田広之のアクション。しなやか・華やか・カッコイイ。事実上の主役だな、という印象でした。原作でも一番人気のキャラという事で納得です。
あとエンディングの「Techno Syndrome 2021」が映像も相まってカッコ良かったです。iPodに入れました。
まとめると、
・アクションと過激な演出で魅せる映画(ストーリー重視の方には不向き)
・原作ゲームへのリスペクトを感じる
・真田広之がカッコ良すぎ
・"FATALITY"
・"GET OVER HERE!"(気に入った)
というところです。
色々賛否はありそうですが、脳筋な自分には合っていたようで(笑)、個人的には映画としてもそれなりに楽しめました。続編も楽しみにしてます。
原作のゲームにも興味を持てたので、観て良かったです。
正直よくわからなかった
ストーリーが意味不明で全くついていけませんでした。
ゲームをある程度やっていてキャラクターに親しんでるとまた感覚は違うんだろうとは思いました。
途中から出てくる浅野忠信さんの目が終始光っぱなしなのが個人的に面白すぎてシリアスなシーンなのに笑いを堪えるのが大変でした。
スコーピオンはカッコよかったですが、なんでああなるのかサッパリわかりませんでした。
兎にも角にも、疑問符が付く場面だらけで、原作知らないなら何も考えずにアクションだけを味わうべき映画なんだと思います。
4DXで観たのですが、結構疲れました。
真田スコーピオン必見
格闘ゲームが原作のモータルコンバット。
初代実写版からこの世界観が好きであったが、それから20年が経ちまさかのリメイクという事で公開までワクワクしていた。
日本人俳優陣もメインキャラで登場し見応えがあった。
特に真田広之は相変わらずアクションがキレており日本人アクションスターとしてまだまだ現役であった。とても59歳とは思えない。
映像のクオリティが進化した事で世界観に深みがましており、残虐なバトルシーンも見応えがあった。
両腕を切断された元特殊部隊の黒人役はエディーマーフィーに似てて笑った が、腕がマシーンかされて復活したり中々おもろい設定であった。
最終的に真田スコーピオンが時空を超えて復活し、サブゼロを抹殺するストーリーだ。
終わり方も続編ありきだったので続編が楽しみだ。
出来ればもっと刺激的なアクションシーン増やして欲しいと思った。
あのクソゲーがヒーロー映画に!
それ以上もそれ以下もない感じ
物語はあってないようなもので
アクションはまあまあ、特殊効果で最近のヒーロー映画っぽくなっている
このゲームでこのレベルまで作ってくれるなら
他にいくらでも題材がありそうな気がするが....
個人的には真田広之とサブゼロの役者さんが迫力と雰囲気を作り出してて
そこは結構良かったな
ゴジラvsコングを観た後なせいか
話に整合性がなくても気にならなくなってた
本当バカになって楽しむ映画なのかもしれない
ゲームやってなくても楽しめました。ゲームやってる人に後から色々と教...
ゲームやってなくても楽しめました。ゲームやってる人に後から色々と教えてもらい、早くも続編があるといいなと思ってます。
ジョンウィックにも出演が決まった真田広之さんの今後の活躍も楽しみです。
浅薄
ゲームの映画化ではあるのだが…なんだか浅い。
こんなものなのたろうか?
冒頭のテロップにずっこける。
ライトな格闘モノではなく、その背景とかには重々しいモノが流れてんだけど、どうにも好きになれない。
当時もゴア表現というのだろうか?ソレが売りのようなところもあり、往年のファンはニヤリともするのだろう。ゲームステージを再現したり、キメ台詞も挿入されていたりとサービス精神は旺盛だ。
問題は出場者が案外弱かったり、能力の発露が突然だったり脚本がグダグダだったり…オープニングの真田さんのシーンが俺的にはクライマックスな感じだった。
もうちょいなんとかならなかったのだろうか?
んー…いまいちだった。
アクションは凄くもあったのだけど、それ以外がスカスカな印象だった。
そもそも…あの程度の怒りで能力が発露するなら、もうとっくに発動してても良かろうなものだ。
魔界人が立ち入れない空間に出入りできるなら、初めからそこで修行すればいいじゃないか。
主人公のスーツの性能もイマイチよく分からないし…頭部をぶっ飛ばせば済むんじゃないか?まだ100%じゃないのかしら?
取ってつけたような「カッコいい」の台詞…かなり共感できん。
何年周期で開催されんのか知らんけど、次の新月だか満月に開催って…ギリギリ過ぎだろ。その癖、焦った素振りもない。現状戦士は2人で、あの帽子の兄ちゃんがどれ程強いのかと思えば、そこまで強くもなく…負け戦確定だったんじゃないか!?
…つい、興奮してしまった。
色々考え出すと腑に落ちない事ばっかりだ!
タイトルはデカイし規模も大きいがB級この上ない。
往年のゲームファンは狂喜乱舞な出来なのだろうか。それならまだ良いのだけれど…。
誇らしい
ほぼ、真田広之が主演の映画です。
逆に本当の主役の空気さが可哀想になりました。
修行のシーンは余り要らないかなと個人的に感じます。
SFCのモータルコンバットはやったことあるがスコーピオンが忍者とは思わなかったw
サブゼロとかも怪しい変態と思ってた。
自然の摂理で言うと氷には炎だよね。
続編ありきの作り方だけど、次回作で真田広之や浅野忠信がどう活躍すのが楽しみだ。
本作はB級映画って言われてるけど、逆に褒め言葉じゃない?
嫌いじゃないぞ!
リュウカンをやってた人が、ベビーフェイスの爽やかイケメンな上にブルースリーのような鋼の肉体で、新しいアジア人スターの誕生だなって思ったんだけど、
ふと中川家の剛に似てるなって思った瞬間からもう中川家にしか見えなくなったんだよね。
そんなことより、
ゲームボーイ版のモータルコンバット持ってたなあ〜。
嘘でもいいから「究極神拳」って翻訳入れて欲しかった。
主人公をはじめホワイトウォッシュの行われなかったキャスティングからハリウッドも変わったなぁと思った。着実にキャリアをこなしていったジェームズ・ワンの功績かな。
真田広之も素晴らしい殺陣だった。せっかくあんなに動けるんだからマスクしないでやってくれればよかったのに。スタントに見えちゃうよ。しゃべるたびにマスクを外すのはギャグかと思うほどだ。日本の甲冑ぽいデザインのスコーピオンのコスチュームも気が利いていた。真田広之主演で『用心棒』をハリウッド資本で作ったらヒットするんじゃないのかなぁ。
久しぶりに酷いものを観たwww
原作は存じ上げません、なので再現度での評価はできませんが。
まず編集が雑です、映像の繋ぎが飛び飛び。音楽とCGで誤魔化してる感じが…
marvelとかスターウォーズをインスパイアしてる感じもしましたが、とにかく脚本と演出が酷かった。和洋折衷が見事に噛み合わない感じでした。
もっと観る側にトドメをさすぐらいのインパクトがあっても良かったかなと思います。
なんとなく気になっていた作品ではありますが、この手のジャンルの作品は期待しすぎると結構な確率で肩透かしを喰らうので、あんまり期待せずに鑑賞しましたw
で、感想はと言うと、うん。期待通りのB級感w
ここまで安定のB級テイストの作品も珍しいのではないかと思うぐらいですが、大味でも意外と面白かったw
最初に思ったのは「何故、今モータルコンバットを映画化しようと思ったのか?」と言う点。
今から30年程前に発表された格闘ゲームでなかなか大味な味付けは正直日本でブームになったとは言えず、また映画化も以前にされているがやっぱりヒットには至ってないと言う印象。
ただ、日本での評価は高くなくてもアメリカにおいては人気が高く、現在もシリーズが着々と制作され、eスポーツの競技種目に選ばれたりしている。
「ストリートファイター」や「バーチャファイター」「鉄拳」と言った国産格闘ゲームの繊細かつ練り込まれた世界観や操作方法に慣れていると「モータルコンバット」は日本人には大味過ぎて合い難いけど、独特の世界観や残酷描写は癖になる感じは分かるんですよね。
なので一部でのカルト人気は知れば知るほど頷けます。
ただ、やっぱり何故今になって?と言う点が気になったんですが、開発会社の「ミッドウェイゲームズ」が倒産して、その権利を「ワーナーブラザーズ」のグループ会社が買い取って、その流れから映像化に至ったとの事。
映画化のネタとなる物を探しまくっているハリウッドが日本のマンガ、アニメ、ゲームと言ったサブカルの作品権利を早い段階で買い占めているのは割りと有名な話ですが、アメリカ発の作品を映像化すると言うのも至極当たり前の流れで、ましてや自社が権利関係を握っているなら尚の事なんですが、ただそれが世界的にウケるかどうかは別の話。
ましてや日本での評価は正直おしなべて低いと言うのは分かっていると思うんですが、アメリカでの評価は高いだけに踏み切った感じはあります。
でも、世界公開に置いて、日本が重要なマーケットの一角を占めているのは理解しているからこそだし、作品のオリエンタル要素を醸し出す上で真田広之さんや浅野忠信さん、篠原ゆき子さんの起用があると思うんですよね。
キャスティングでもかなり重要な役柄を演じている真田広之さんや浅野忠信さんの活躍はやっぱり嬉しい。
また、真田広之さんのキレッキレのアクションは凄いとしか言い様がないくらい。
ただ、それでもツッコミどころは多々あるのが、ある意味モータルコンバットらしいなぁw
で、何がツッコミどころかと言うとこんな感じ。
・主人公があんまり活躍が薄いし勝ってない!
ルイス・タン演じるコール・ヤングは胸にドラゴンのアザを持ち、ハサシ・ハンゾウの子孫。主人公であることは間違いないんですが、活躍が薄い。
と言うよりも、対戦となった際に言う程勝ってなくて、殆どタナボタ状態w
またMMAで家族を養っているとの事ですが、主戦場の総合格闘技の団体やリングもどう観てもマイナーな地下格闘技。そこに連戦連勝なら良いけど負けが込んで引退寸前ってどうなんですかねw
少なくとも「UFC」や「ベラトール」とまで行かなくても、もう少しメジャー感が無いと総合格闘技の選手と言われても「?」が付いてしまうんですよね。
なので全然強さが見えないし、主人公っぽくない。覚醒してのスーツっぽいのもなんか微妙w
他のアクの強いキャラの中では埋没してザコキャラ感が漂う主人公ってどうなんでしょうかw
・格闘トーナメントの前哨戦やんw
太古より繰り広げられてきた格闘トーナメント「モータルコンバット」との事で、どんなトーナメントか思いきや、前日譚と言うか、それ以前のお話w
もう、続編ありきの作り方ですが、正直続編が作られるまで制作陣のテンションが持つのか? 次回作の製作費稼げるのか?と思ってしまうw
個性的なキャラクターのお披露目は良いにしても、細かく言えば「モータルコンバット」になってない。これってどうなんでしょうかね。
・作品最大の見せ場が少な〜い!
「モータルコンバット」と言えば、既にグロッキー状態の相手を惨殺するトドメ専用の演出「フェイタリティ」が最大の見せ場かと思うんですよね。
一応、様々なトドメのフェイタリティ的な演出もあるんですが、正直トドメの一撃と言うよりかは逆転の必殺技になってたりしている。
モータルコンバットのウリは各キャラクターがトドメの一撃を喰らわす情け容赦の無さ。
だからこそ「残虐格闘ゲーム」と称される訳なのに、そこがまだ足りない。
一番の足りない点は「サブ・ゼロ」のフェイタリティ「Spine Rip」。
「脊髄ごと首を引き抜く」というショッキングな内容はあまりのインパクトがあり過ぎて、そのままモータルコンバットのイメージになってしまったくらい。
賛否は置いといても、これが無いモータルコンバットって「クリープの無いコーヒー」みたいな物かとw
「脊髄ごと首を引き抜く」と言うのはあまりにも描写がキツイんですが、よく考えたら「プレデター」の劇中でもプレデターがやってたし、「真・仮面ライダー:序章」や「トランスフォーマー:リベンジ」でもあったので割とポピュラーなのかとw
やっぱりアレが無いのは物足りないです。
制作に「ソウ」のジェームズ・ワンが入っているのでちょっと期待してたんですが、それでも足りない所が多数だし、監督のサイモン・マッコイドは今作が監督デビュー作との事を考えると割とよく出来てるとも思えるんですが、作品の世界観や設定がもう出来上がってたりしているので、観る側が求めるのはより爽快な残虐性と珍妙な世界観の構成かと思うんですが、如何でしょうか?
大味でアメリカらしい格闘作品なので細かい演出部分は正直そんなにいらない。
そこが練り込まれ過ぎると作品の本質や味が見失われる感じもするんですが、それならもっとコンパクトかつスカッと爽やかなゲチョゲチョのグログロでの残虐性を欲しかったなぁw
観る側が何処を求めているかによりますが、個人的にこんなもんかなのB級作品。
キャラクターに癖と味のあるのが多いだけにちょっと惜しい感じがしますが、個人的な一意見と捉えて頂ければ幸いです。
いないいないばあ
ワンデーフリーパスポート2本目は今作です。
ゲームはやったことないですし、実況動画をチョロっと見た事ある程度のほぼ知識なしです。
ただただ、グロいもの見たさで鑑賞。
うーん、まぁ、うん。
予想通りかなって感じ笑
ゲームの実写化なので期待はしていなかったが、期待してないで大正解。まぁ、こうなっちゃうよね笑
悪魔界と人間界の戦いが繰り広げられており、あと一勝で悪魔界の勝利。彼らに人間界を牛耳られることを恐れ、今後の人間界の存続のために選ばれたドラゴンの紋章を持つ戦士たちは、特殊能力の開眼を待ち望む。
真田広之と浅野忠信がいい演技をしている。
日本人だから贔屓とかではなく、本当にいい。
カッコ良さと恐ろしさを兼ね揃えた2人。どことなく優しさも感じられ、真田広之のアクションシーンには興奮した。マジかっけぇ!2人とも!
正直言うと、彼ら以外魅力的なキャラは一切おらず、主人公にあたるキャラもマジで何も無い。成長している訳でもなく、これといった個性もない。単純すぎて深みなし、詰め込んだだけなんだろうなというのがすぐに分かる。
ラストシーンも良かった。
真田広之のアクションにはテンション上がって、エンドロールの際の赤と黒のイラスト?もまたオシャレで結構気に入った。ああいうデザインのグッズ欲しいな
ただ、キャラが立っていないため緊迫感もなければ応援する気にもなれない。所詮ゲームだなって感じがするし、誰か死んでも「あーあ、死んじゃった」としか思えない。3月公開された「モンスターハンター」と同じ雰囲気がする。
もちろん(?)、ストーリーも意味不明です。
最強最悪感?が伝わってこないので9勝もした意味がわからないし、そもそも死後の話とか日本人じゃないとかツッコミどころも多すぎる。
アメリカ映画にて日本人俳優2人の凄さを見るためだけの映画でした。まぁ、価値はあると思う。
ほんと、真田広之と浅野忠信が出ていなかったらどうなっていたんだろうか。
実はかなりの長編物語ではないのか?
推測で申し訳ないが、かなりの長編物語を映画にするため、絞りに絞ったのではないかと思いました。
かなり、苦労して仕上げたものだと、素人ながら感じました。
やはり、もったいないと思う。
正直なところです。
個々でお金がかかっているのでは?。
真田広之と浅野忠信 2大スターが共演 最後までかっこいい映画
ゲームからの実写 2回目のリブート作品ですが
浅野忠信 と 真田広之 2大スター共演 素晴らしかったです
日本語と英語のセリフがあってとても分かりやすかったです
グロさはmaxですが 見れる人はたぶん行けると思います
様々なスキルとアクションシーンは 見逃せないぐらい かっこよすぎました
個性的な敵キャラクターに始め
おなじみのキャラクターもいました
僕が一番かっこいいキャラクターは サブゼロとスコーピオン
主人公もかっこよかったです
続編がありそうな終わり方でしたが
早く楽しみで待ちきれないので
またゲームもプレイしてみようかなっと思いました
皆さんもぜひ見てください
全176件中、41~60件目を表示