「宣伝映像が面白さのピークだった」モータルコンバット 魔星さんの映画レビュー(感想・評価)
宣伝映像が面白さのピークだった
まあまあ面白かった。
映画館の宣伝映像がシャカリキに面白そうなので視聴。
予告編が面白さのピークでしたね。
人間界の戦士と魔界の戦士がお互いの世界を賭けて戦う設定のようですが、人間界のシーンから場面転換しいきなり字幕で『魔界』とでて魔界のシーンになるのが面白かったです。当たり前のように魔界が出てくるんだもの。
魔界側は試合前に人間界の戦士を倒してしまおうと戦いを仕掛けるんですが、その戦いだけで終わります。
試合が見たかった!
違うんだよなー!私が見たかったのは試合だったんだよなー。
しかも覚醒した人間側にわりとあっさり目に負けちゃうし。魔界側がショボイんですよね。
人間離れした人間と人外の魔界人のトンデモバトルが見たかったのに、なんか違うんだよなー。
わりと普通の戦いなんだよなー。ショボイいんだよなー。
魔界のボスは「今度はもっと戦士連れてきてボコボコにするからな!プンスコ!」と捨て台詞を残し帰っていきましたが、違う!試合をしろ!濃密なトンデモバトル試合を見せろ!
劇中で急に2人ほど改名しだすとこは面白かったです。
「俺はスコーピオンだ」
すすすすす、スコーピオン!!!??
あいえーなんでー?なんでスコーピオン!?
カッコイ名前にしたかったんですかね。そんなカッコよくないですよ。と、教えてあげたい。
元は格闘ゲームなんですね。
ゲームはトドメ演出がウリのようで、後からゲームのトドメ集を見たんですが、映画はよく再現されてましたね。
視聴された方は一度見てみるといいかもです。
ああ、あのシーンはトドメ演出の再現なのかと感心します。
全体的にスケールが小さく、コレじゃない感を感じた本作ですが前半と後半の真田広之のアクションが1番の見どころです。真田さん首軸に試合した方が面白かったんじゃないですかね。