ドリームプランのレビュー・感想・評価
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テニス好きでなくても楽しめるけど、プランについてもう少し深掘りしてほしかった。
テニスはやったことも見たことも殆どなくて当然ウィリアムズ姉妹のことも知らず、実話を基にしてるってことすら意識せずにウィル・スミスってだけで試写会に応募して、当たったので観に行きました。
ビーナスのサクセスストーリーとして観たら、すごく楽しめましたね。
でも、リチャードが考えていた「プラン」を、見据えた未来をも含めて、もっとしっかり見せて欲しかったな。
まずなぜそのプランを彼女たちが産まれる前から考えていたのかについて、言ってたような気がするけど私に届く前にサラッと流れていっちゃった。
そしてその時々のプランの意味をしっかり教えてくれないから、素人がプロに文句言ってるただのワガママおやじに見えることもあった。あんな言動でよくその道のプロ達に見放されなかったよね。それだけウィリアムズ姉妹がすごかったんだってことで納得するしかなくて、私の中ではリチャードの物語としてはすごく薄くなっちゃった。
人種の問題とか格差の問題とか、いろいろあってこのままじゃダメだと思って練りにねったプランだったんだと思うから、地盤になるそこの物語をもう少しわかりやすくじっくり見せて欲しかったです。
もしかしたらアメリカ人とかには説明するべくもないわかりきったことなのかもしれないけど。
テニスは、迫力もあって見ていて楽しめました。
思い込んだら 試練の道を〜♪ 毒親と立派な親は紙一重。
史上最強の女子テニスプレイヤー姉妹、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズの父親、リチャード・ウィリアムズが如何にして彼女達を育てたのかが描かれる、史実を基にしたファミリー・ドラマ。
主人公リチャード・ウィリアムズを演じるのは『メン・イン・ブラック』シリーズや『アラジン』の、名優ウィル・スミス。本作でオスカーを獲得!なお、ウィルは製作にも名を連ねている。
フロリダでテニス・アカデミーを営む指導者リック・メイシーを演じるのは『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ベイビー・ドライバー』のジョン・バーンサル。
第94回 アカデミー賞において、主演男優賞を受賞!
第79回 ゴールデン・グローブ賞において、主演男優賞(ドラマ部門)を受賞!
第27回 放送映画批評家協会賞において、主演男優賞を受賞!
第75回 英国アカデミー賞において、主演男優賞を受賞!
試写会に当選したため、一足早く本作を鑑賞させていただきました♪
ムービーウォーカーさん、MOVIX日吉津さん、ありがとうございます!
う〜〜〜ん…。本作の感想は非常に難しい。
決して悪い映画ではないし、よく出来ているとは思うんだけども、全く心が揺り動かされなかったねぇ😅
なんというか、ウィル・スミスのドヤ顔が頭をチラついてしまって…。
「どや、これがワイの思い描く理想の家族像や!トレイ、ジェイデン、ウィロー、お父ちゃんはお前らを愛してるで!!!」
というメッセージが映画の裏側から伝わりすぎて、ちょっと冷めちゃった。
予告編を見た感じ、コメディ寄りの映画なのかな、とも思ったが、かなり真面目でストレートに描かれた家族の物語だった。
完全に父親の視点から語られる物語である為、ビーナスやセリーナの活躍が見たい!というテニスファンの人はガッカリしちゃうかも。
また、人種差別を強烈に批判するブラック・ムービーという側面もあり、それがただその要素を突っ込んでいるだけだという訳ではなく、ちゃんとリチャードの行動原理に対する説明になっているという点は非常に好印象でした。
問題はテンポの悪さ。この内容で144分は長過ぎる。せめてあと20分、理想としては30分短ければちょうど良かったと思うのだが…。
正直結構退屈しちゃった。
ゴールデン・グローブ賞を受賞したウィル・スミスだが、特別凄いとも思わなかった。
「久しぶりに見たらめちゃくちゃ老けてるっ!👴🏾」と思ってショックだったけど、インタビュー映像見たらいつものウィル・スミスで安心安心😮💨
むしろ、ウィル・スミスよりも演技的に良かったのはビーナス&セリーナのコーチであるリックを演じたジョン・バーンサル。今のハリウッドで彼ほど信頼できるバイプレイヤーは居ませんね。本作でも素晴らしかった!
今回鑑賞して思ったのは、一流アスリートを育てる立派な親と、自分の価値観を押し付ける毒親は紙一重だということ。
映画の中でリチャードは自分の行いを反省し、娘の意見をちゃんと聞き入れるようになる。
そこを無視して「俺もリチャードみたいな教育熱心な父親になるで!」とか思っちゃいけない。
本作に出てきた登場人物で一番立派なのは、児童虐待を疑って通報したお隣さんなんですから。
15歳で1,000万ドル以上の契約金を稼ぐんだから、プロテニスの世界って異常だわ。
続編として、ビーナス&セリーナが無双するテニス映画を作ったら面白くなるかもね。
※原題は『King Richard』。偉大なテニスプレイヤーを育てた立派な父親としてのリチャードと、独善的で王様のように振る舞う毒親としてのリチャードをダブルで表している良いタイトル。
これをわざわざ『ドリームプラン』とかいう英語の邦題にするのってなんでなん?英語から英語への翻訳とか意味が分からんわ。
オリジナルへの敬意とかないんか?
こういう邦題の付け方、死ぬほど嫌いです。
母親の力あってこそ
世界に君臨するウィリアムズ姉妹しか知らなかったので、どのように誕生したのか興味深く鑑賞することができました。
娘たち(ビーナス・セリーナ以外の娘たちも)が父親に信頼を寄せて素直に育つ様を見ると父親が素晴らしいのだろうと思うのですが、ジュニア時代にトーナメントに出場させなかったり、プロになるのを思いとどまらせようとする姿には失敗を恐れる後ろ向きな部分が隠れ見え、そこに向き合い夫に対し直言し、子供たちに愛情を注ぐ母親としての存在が非常に大きかったのでは?なんて個人的には思いました。
ですが、現代は「King Richard」ですから、やはり父親の発想力が素晴らしかったのでしょうね。
作品中には往年の名選手の名前やコーチの乗るタルガトップのフェアレディZが登場するなどストーリー以外にも楽しめる要素が満載でした。
父親の果たす役割って……
試写会に当選した(^o^)v
テニス界のレジェンド、ビーナス&セリーナ姉妹と、彼女たちを育てた破天荒な父親の、実話を基にした映画だ。予告を観ると、「巨人の星」のようなスポ根ものかと思ってしまうが、原題が“King Richard”であることからもわかるように、家族の頂点に君臨し、我が物顔に振る舞う父親の話である。
途中からあまりの傍若無人さに苛々が募ってしまったが、最後はお約束の感動が待っていた。
来るもの拒まずでパワフルに打ち返してくれるオープンスタンス!
観客の心にストライク…?正直、比較的成功への道筋・軌道に乗ってからの方が本作の大部分を占めるので、話的にはトントン拍子な印象を受けたり、作中の葛藤も"作った"感を受ける瞬間もあったりしたけど、本作におけるそれはスポーツ伝記映画のフォーマットに挑んでいる気がした。つまりコートに立たない時間、"試合をしない"ということにある種の主眼テーマを置いていたこと。試合シーンも迫力あって面白いんだけど!親の支えと忍耐・我慢強さについて教えてくれる。
謙虚さについての教育もよかった。一方で「無料なものに手を出すな。無料なんてない、裏がある」…みたいな発言シーンは彼のバックグラウンド踏まえてなるほどな~と共感・関心したけど、その後すぐコーチにウィリアムズ家族側から契約書出して様々な物品をねだり出したときに頭の中「?」となった。確かにそれらはビーナス&セリーナ姉妹が勝ち得たもの、相応な見返りとも取れるけど、最後まで自分の中で違和感拭えなかった。
感情的にも満たされるし、何よりやっぱり主演/製作のウィル・スミスの演技が始終引っ張る!!
一見飄々とした印象も受けながら、自身の出自も相俟って確固たる子育てに対する価値観を持っていて、それはテコでも動かせない。決して変えられない。だってあんなに過酷な状況で、叶うと疑うことなく(少なくともそれを子どもたちには見せない)夢=プランに向かって突き進むなんて誰にでもできることではない。ある意味で、まさしく"狂人"。人としても正しいことをしているように思える真っ直ぐさ。これは確かに賞レースを賑わせ、『ALI』『幸せのちから』に次ぐノミネート最有力からの念願の受賞もありえそう(ベネディクト・カンバーバッチも応援したい)。
とりわけアカデミー賞はハリウッドにおける人気投票というか人脈やそれまでのキャリアにおける功労賞的な部分も加味されている気がするし、あと彼らはスターのカムバックが大好き(ウィル・スミスはずっと第一線だけど賞レースに絡むのが)!…という点なんかも含めて、個人的にはどうしても『マネーボール』のブラピのこれまた飄々とした大名演を思い出してしまった。同年ブラピを退け主演男優賞受賞したのは『アーティスト』、近年アカデミー賞を代表するであろう取り逃し!だからもし今回ウィル・スミスが獲ったら「あのときのブラピは…?」となっちゃうんだろうな。
去年から見たかった作品、残念な邦題にはなったものの試写会で見た。アカデミー賞ノミネート前に見られてよかった。ジョン・バーンサル好き。
P.S. エンドロールでサウンドデザイナーかなにかの箇所でRichard Kingって名前見つけた。
♪I Shall Be Released
事実は小説よりも奇なり!お父さんの愛が詰まってる!
予想以上の感動作!
ウィルスミスはかっこいいのを封印。冴えない風貌の親父を熱演。
ブルジョアのイメージのテニスを黒人少女達に夢を託す。
子供を信じる親、でも普通なら勉強を無視するが、このお父さんは違う。
子役で成功も教育を軽視した結果、大人で躓く人が多い中、先を見据える姿が清々しい。
実話なので先はわかってるけど、試合には手に汗握るし自然に泣いてました。
先に見させて頂き、映画.comさんに感謝します!
子は親の目を見て育つ
子育てにおいて親が子どもに何を伝えるかは重要でとても悩むもの。そのひとつの答えを示してくれた気がする。
ただ先人の知恵や経験を教えるだけでなく、かといって自由に可能性を信じてあげるだけでもなく、意志を持って導いてあげることが大切。
お互いを1人の人間として尊重し合い、最後まで信じ抜く絆で結ばれた家族。厳しいだけでも優しいだけでもない親の愛情を感じた。父と母の関係とバランスも素敵。
実話を基にした映画だが、同じ子を持つ親としてとても尊敬する。
本当に子どもにとっての幸せとは何かを考え抜いて、目先の利益にとらわれず一生を見据えたぶれない信念が素晴らしい。
きっかけは貧しさや人種差別からの脱却でお金や成功狙いだったかもしれないが、それも自分と同じ辛い思いをさせたくないという決意からくるもの。
そしてその上でなにより大事なのが謙虚さを忘れないこと。それを徹底して教えてくれた。
父の子どもにまっすぐ向き合い自分の想いを飾らずにぶつける言葉に涙した。
テニスのシーンも大げさな演出がなくリアリティがあって手に汗握る。一緒に我が子を応援するかのように惹きつけられる展開。
強いて言えば「ドリームプラン」(78ページにも及ぶ計画書)の詳細が明かされないのが気になった。(意図的だろうけど)
雨の中での練習など、スポ根王道のシーンは数々あれど苦しいというより...
雨の中での練習など、スポ根王道のシーンは数々あれど苦しいというより楽しそう。父親は厳しいけれど、無理強いはしていないし、娘達を尊重している姿、娘達との対話のシーンが良かったです。
熱い父親に感動!
天才の裏には強烈パパあり!(インド映画「ダンガル」もそうでしたが。。)でも、家族がちゃんと理解して、一丸となって協力する姿に感動!強烈パパと娘達を取り持つお母さんが特に良い!とても賢い人だと思いました。
タイトルなし
世界最強のテニスプレイヤー
ビーナスセリーナ・ウィリアムズ 姉妹
2人をチャンピオンに育て上げた父リチャード
彼のドリームプランにまつわる実話
テニス未体験の父が
お金もコネもない劣悪な環境下
苦難、批判の中でも
独学で研究し娘を世界一にと奮闘する
揺るがない信念のもと
子供たちの可能性を信じ続ける
親子、家族の感動の実話は
親は子を身をもって守ること
空回りしながらでも
親が子に伝えるべきこと
親は子からも学び共に成長すること
そして家族の絆が描かれている
世界チャンピオンの2人
父、母、姉妹5人の関係が素晴らしい
ウィル・スミス の演技最高‼︎‼︎
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