「映画人は 映画の人に。」ドリームプラン きりんさんの映画レビュー(感想・評価)
映画人は 映画の人に。
ウィル・スミスが
先日のアカデミー賞授賞式で、壇上で司会者を思いっ切り平手で殴ったんですよ。
客席で見守る妻の脱毛症をからかわれて。
(中継放送は一時中断に)。
立派じゃないですか、彼。
ウィル・スミスはついに二人の娘をウインブルドンに立たせた父親そのものになっていたんですね。
「Struggle is Beauty in Love」です。
コメントありがとうございました。実は私も心情的には、「ウィル・スミスよくやった」と考えてしまうところがあります。でも、それでは、暴力を肯定することになりはしないかという自戒の言葉でもありました。
ドラマなどでも、よく、どうにも耐えられずに、殺人を犯してしまう話があります。心情的には犯人を応援する気持ちになってしまうのですが、それを認めてしまってはいけないなあ、という気持ちでした。
あのレビューを書くことにも、ここでコメントを書くことにも、かなり迷いがあったので、きりんさんがコメントをくださって、ほんとにありがたい気持ちでいっぱいです。
おはようございます。
ウィル・スミスの行為は、驚きましたが理由を聞いて”良き夫ではないか。”と思いました。
今作でも、彼が演じる父はユーモアを伴いながら、クレバーに物事を進め、娘達を命懸けで守る姿が印象的でしたね。
二人の世界チャンピオンになったビーナスとセリーナが彼を信頼していた事も良く分かりますよね。では、又。
きりんさん
「わたしを離さないで」にコメントありがとうございます。早起きですね!
カズオ・イシグロはおっしゃる通り、深部を抉りますね。どの作品も、ちょびっと黒いものを感じます。
ウィル・スミスは、私も肩を持ってしまいます。
誰に何を言われても、妻の心情を優先するなんて、私が奥さんだったらうれしいだろうなぁ。
その後西洋社会では、我々日本人が面喰らうほどにウィル・スミスが完膚なきまでに批判され糾弾されている。
フランスの精神科医によるウィル・スミスの“歪み”についての心理分析も読んだ。
逆に日本では圧倒的に好意的な意見や称賛のほうが多いようだ。
「夫は妻を殴るものだ」という長い文化からようやく脱しようとしている段階の日本では、「妻を守るために人を殴った」という行為が大変新鮮であり紳士的・理想的な男性像として受け容れられているのかもしれない。
(我が身のレビュー投稿を振り返って)。
↑ それ知りませんでした。
ちゃんと謝罪もしたのでしたよね。
妻の名誉を守る素晴らしい男だと思いました。
ご紹介いただいた映画も、この映画もまだ見てないので、楽しみが増えました。
ありがとうございます。