DUNE デューン 砂の惑星のレビュー・感想・評価
全575件中、21~40件目を表示
SF超大作。
過去の映画、TVシリーズである程度の予備知識があって良かったです。世界観、独自の用語だけでもすんなり理解出来て助かりました。
圧倒的に美しい映像美です。ストーリーは丁寧に描かれてる反面、テンポは悪いように思えます。特にラストは(絶対に続きがあるのは分かってるんで)、盛り上がってさぁこれからだと言う終わり方じゃ無かったのでフラストレーションが溜まった感じです。正直最後の方はちょっとダレました。
ハルコンネン男爵は実に良い。見事な悪役です。まだ登場してない人物が何人か居るのですが(一度に出すと複雑になり過ぎる判断かな)次作に期待出来ますね。
香料メランジ?
壮大なSFを想像してたのに、物語の起伏が少なく地味
PART2の評判が良くて気になったので予習がてら鑑賞。退屈でつまらない映画だった。
壮大なSFを想像してたのに、物語の起伏が少なく地味。淡々と進行するので盛り上がりに欠ける。レトが襲撃されて拉致られる所がピークだった。
場面はほぼ砂漠なので動きが無くて段々見慣れて飽きてくる。砂を呑み込みながら登場するサンドワームの迫力はある。詳しく姿が描写されない分、得体の知れない恐怖を感じた。
登場人物はみんな大人しめで印象に残るキャラが少ないし、誰にも感情移入できなかった。ちょっと全員真面目すぎなのかな?
終わり方も完全に続編ありきりの俺たちの冒険はここからエンド。「え、そこで終わるんかい!」って感じでスッキリせず終わった感じがしない。
素材は良いのにどこか惜しい。高級フルコース料理の前菜だけ出されてメインディッシュが出てこなかった感じ。
PART2の評判が良いとはいえ、1の出来がこれじゃあまり期待できないかなぁ...。
砂漠の惑星アラキスは メランジの産地である。 メランジとは人間の寿命を延ばし、 超人的なレベルの思考力をもたらし、 超光速の航行をも実現するスパイスらしい。 サプリメントやドラッグの類かもしれない。
動画配信で映画「DUNE デューン 砂の惑星」を見た。
2021年製作/155分/G/アメリカ
原題または英題:Dune
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2021年10月15日
ティモシー・シャラメ
レベッカ・ファーガソン
オスカー・アイザック
ジョシュ・ブローリン
ゼンデイヤ
ジェイソン・モモア
ハビエル・バルデム
張震
デイヴ・バウティスタ
シャーロット・ランプリング
ドゥニ・ビルヌーブ監督
ドゥニ・ヴィルヌーヴが製作する本作は
通算5度目の「デューン砂の惑星」の映像化作品となるらしい。
「デューン」の名で知られる過酷な砂漠の惑星アラキスは
メランジの産地である。
メランジとは人間の寿命を延ばし、
超人的なレベルの思考力をもたらし、
超光速の航行をも実現するスパイスらしい。
サプリメントやドラッグの類かもしれない。
皇帝の命を受けたアトレイデス家は、メランジを産出する
砂の惑星「デューン」を統治するために当地に赴いた。
彼らは現地で、宿敵ハルコンネン家と皇帝が仕組んだ陰謀に直面した。
父を殺され、自身も命を狙われることとなったアトレイデス家の後継者・ポールは、
母と共に砂漠の民と接触した場面でPART1は終劇となる。
続編の『デューン 砂の惑星 PART2』が、
2024年3月に公開されて、すごいヒットになっている。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
SF映画(小説)の金字塔作品、映画ファンとしては避けて通れないマスターピースですので一念発起して鑑賞
本日は早稲田松竹さんにて『DUNE/デューン 砂の惑星 PART1』(2021年/155分)『DUNE/デューン 砂の惑星 PART2』(2024年/166分)の豪華2本立て(1,500円)上映!
チケット販売は当日の窓口のみで開館前から並びましたが何だかオンラインが無い学生時代に戻ったようで懐かしいですね。
2本合わせて上映時間は5時間半!本日はどっぷり「砂の惑星」の世界に浸りました。
『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)
専門用語の多さや、40年前に観たデヴィッド・リンチ監督版『デューン/砂の惑星』(1984)が難解だったため、ずっと食わず嫌いでしたが、SF映画(小説)の金字塔作品、映画ファンとしては避けて通れないマスターピースですので一念発起して鑑賞。
専門用語が飛び交いますが、私なりの作品解釈は…西欧の列強各国が中東に埋蔵されている石油(映画では香辛料)を求めて侵攻。中東の現地住民は巨大な砂虫を利用しながら抵抗、自分たちを解放してくれる預言者(救世主)の出現を待つのだが、その預言者は実は敵側の支配者の子息だった…といった感じでしょうか。
まるでアラブ独立闘争を描いたデヴィッド・リーン監督『アラビアのロレンス』(1962)に似ているのですが、原作者のフランク・ハーバートも認めており、実際にリーン監督の手で映画化も企画されていたそうですね。
「預言者・救世主の出現を待つ」プロットはユダヤ教、キリスト教、イスラム教が多い国々では日本以上に身近な内容なのでしょう。
広大な砂漠のパノラマ、視覚効果の派手さもさることながら、建物、武器、戦闘服、戦闘機ほか細部の小道具や美術の洗練された美しさは過去のSF映画のなかでは秀逸、どれも派手さはなくすべて機能的でフォルムが美しいですね。
美術の良さは『メッセージ』『ブレードランナー 2049』でも証明済み、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のお家芸ですね。
重厚感溢れるSF物語に引き込まれてしまう作品
以前から気になっていてやっと鑑賞することが出来ました。
上映時間が、約2時間半とありましたが物語に没入してしまって長く感じませんでした。
内容としては、宇宙を帝国が統制している中でデューンと呼ばれる砂漠の惑星アキラスを、帝国の命でレト・アトレイデス侯爵が治めることになり、一族と共に移住するが実は皇帝がしかけた罠で、アトレイデス侯爵は亡くなり残された息子のポールは、未来のためデューンで立ち上がるまでを描いた作品。
単なるSF映画だと思っていたけど、物語もそうだけど登場してくる人物もそれぞれ重厚感があって、いつのまにか物語に吸い込まれてしまうほどの作品で、早くPART2を鑑賞したくなりました。
また映画の中で登場してくる、巨大なサンドワームにも圧倒されてしまって、このサンドワームが今後の物語にどう関わっていくのかも気になってしまった。
すごかった〜!
壮大な物語の始まり
本作は《物語の序章》に過ぎません。「本作だけで物語が完結する」と思って観に行くと「なんじゃ この終わり方は…」となってしまいますのでご注意下さい。まさに【プロローグ】的なストーリー内容と映画の構成になっています。
制作陣が「この物語を『何部作』で構成するつもりなのか?」は分かりませんが、私としては「本作は序章としては申し分無い出来だった!」と感じました。 1本の映画としても充分楽しめます♪
映像・音楽・原作となった【古典的なSF小説】を現代的に蘇らせた脚本・衣装・美術・そのどれを取っても高水準の作品だと思います。
願わくば「本作が興行的に成功する」なり「興行的には失敗とは言えない」なりの結果を出して、キチンと続編が作られて日本でも公開されると良いのですが…。
(1作目の公開前から続編の制作が決定していながら、いざ1作目が公開されたら興行成績が大コケで、続編の話が立ち消えになった作品が過去には幾つもありましたしね…)
もっとも、仮に本作がコケて続編が制作されなかったとしても、一応《本作だけでも成立はする》終わり方にはなっているので、それならそれで諦めは尽きますが(笑
例えて言うなら『短期間で連載が終了した少年漫画』の様な終わり方と言えば お分かり頂けるだろうか。「オレ達の戦いは まだまだ終わらない」的な「ここから本当の物語が始まる」的な感じのラストです。
【追記】
あとエンドロールは《洋画の大作》にありがちな『長い』やつです。 …が エンドロール後には何もありませんので、もし「トイレを我慢して鑑賞している」状況ならば、エンドロール突入後 速やかに席を立っても問題はありませんよ。
この作品は砂漠虫と睡眠虫に気を付けろ!!
劇場で見るべきなのはわかっていたけど
DUNE2を劇場でみよう!と思い立ち、観たいと思いつつ見逃していた前作を慌ててアマプラで。
あまり背景をよく知らずに観たので、映像の美しさと確立された世界観に感激しながらも、なぜ未来の話なのにこんなにも封建的な世界が広がるんだろう…と不思議に思った。観終わってから原作が1950年代の小説と知って納得。
小さなスマホの画面で観ていても感じる没入感すごい。2作目を見てから振り返ると、次作のための丁寧な導入編という感じ。3作目の制作も発表され、壮大な作品を作っていることに改めて敬服。
張震(チャン・チェン)が好きなので出演場面を楽しみに見ていた。想像していたよりも出演場面も多く、キーとなる人物を演じていたので、つい、ここに彼が出演していることを誇りに思ってしまった。
[2023年3月にアマプラで鑑賞時の感想]
起承転結の起
part2の映像と音響が素晴らしいという話を聞いて、これは映画館で見なきゃということで急いで1を履修しました。SF自体あまり見ないタイプで且つ世界観も全く知らなかったので、まず理解するのが大変でした。キャラクター間の対立関係や作中独自の地名など視聴中は頭をフル回転させてなんとかついていけてたかな...?という感じです。またストーリーに関しても、国が滅ぼされてなんとか生き残って新しい仲間にも出会えて、さあこれから反撃だ!というところで終わったので次への期待感が残るエンディングでした。きっと物語の山場はここからだろうと思うので、消化不良のまま待つことなくすぐ次が見れたのは逆に幸運だったかもしれません。
難解すぎず、単純すぎず
全575件中、21~40件目を表示