「【砂嵐舞う惑星に、救世主となる筈の青年が降誕。世界観良し、ガジェット良し、憂愁を帯びたティモシー良し。だが・・。”ドゥニ・ヴィルヌーブ監督!今作は未だ序章で、次作からググっと面白くなるんだよな!”】」DUNE デューン 砂の惑星 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【砂嵐舞う惑星に、救世主となる筈の青年が降誕。世界観良し、ガジェット良し、憂愁を帯びたティモシー良し。だが・・。”ドゥニ・ヴィルヌーブ監督!今作は未だ序章で、次作からググっと面白くなるんだよな!”】
<敢えて記す。原作未読。>
◆良かった点
・”皇帝”(一度も、登場せず・・。)から「砂の惑星」の統治を命じられたアトレイデス家。だが、そこには、今まで、惑星を支配し、”香料”で莫大な財産を築いて来たハルコンネン家が仕掛けた罠が待ち受けていた・・。
ー 憂愁を帯びた表情の予知能力のあるポール(ティモシー・シャラメ:成長途中の悩める青年にピッタリである。)やアトレイデス家を率いている父レト侯爵(オスカー・アイザック)、特殊能力を持つ美しき母レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)達が、強大な力を持つ皇帝に逆らえず、「砂の惑星」に到着するシーンから、惑星の荒涼たる砂塵舞う風景など、期待は高まる・・。ー
・トンボの様な形状の飛行機が空を飛び、”砂虫”が地中をはい回る世界観は良く、引き込まれる。
◆うーん、な点・・
・母の特殊能力の師?の教母(シャーロット・ランプリング:ナカナカ分からなかったよ!)が急に現れ、ポールを試し、”謎の言葉”を数々発したり・・。
・ポールが頻繁に見る予知夢の意味合いが謎めいているが、頻繁に出て来て混乱する。
ー デューンの先住民族のフレメンと思われるチャニ(ゼンデイア)の姿。ー
・ハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド)と、彼を叔父と呼ぶデューンを表面上支配している男との遣り取りや、姿を見せない”皇帝”の関係性が非常に分かりにくい。
ー ”監督!原作を読んでいないと、付いて行けません・・。”
何とか、イロイロと推測をしながら鑑賞続行。ー
<伏線が、貼りまくられている中、序章の為、伏線の意味合いを推測せざるを得ず、ストレスが溜まる。主要な役になると思われるチャニが予知夢ではなく登場するのは、最後半である。
ハビエル・バルデムを含め、期待出来るキャラが後半になり、漸く出揃ったので、
”ドゥニ・ビルヌーブ監督!次作はググっと面白くなるんだよな!!!!>
こちらは一晩でNOBUさんのコメントまで遡れました。うん、これが普通のペース。やっぱりシン・ウルトラマンの皆々様のレビュー熱量は凄すぎだと改めて実感。
さて、本作は予告をエキスポシティIMAXの特等席(エグゼクティブシートの真後ろ。一般席価格で視聴アングルはほぼエグゼクティブとおんなじw)で観たので非常に期待していたのですが、ちょうど病に臥したタイミングで劇場鑑賞を逃し、ようやくのVOD鑑賞です。
5位だったのは日本だけで、欧米では軒並み評価が高かったみたいですね。アメリカでは2000年からTVドラマでやってたから多くの人が予備知識持っていたかもです。
私はシャラメが「15歳の役」ってところが苦しくて(笑)
でも、part2は2年後で17歳、part3は更に12年後の29歳の話になるはずだから違和感なく見られる事でしょう。
「砂の惑星・後半(part2)」はワクワクするシーンがいくつもあるハズなので楽しみです。
巫女雷男様
レビューを挙げていらっしゃらないので、こちらにて。
最近、このサイトは巫女さんのお陰で平穏です。
只、ワンコさんもレビューを挙げていませんし、レビュー数も減っている気がします。
けれども、私は、一つ一つ、観賞した映画をキチンとレビューしていく所存です。金沢のこのサイトを睥睨する方もご健在ですし、広島の御仁も、”悪貨は良貨を駆逐する”方もご健在です。
では、又。何かあれば、”ビシッと”ご注意下さい。