死霊館 悪魔のせいなら、無罪。のレビュー・感想・評価
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過去2作と様子が違う?!今度は大丈夫かウォーレン夫妻!
シリーズ第3作目。
過去2作は
困窮した家族(特に子供)を悪魔が徹底的に痛ぶる
↓
ウォーレン夫妻登場。科学と霊視を駆使して操作。
↓
悪魔が暴れ出し最終決戦突入
↓
悪魔のド派手な物理攻撃をタフガイのエドが凌ぎつつ、何かしらの方法で撃退
がパターンであった。そう、ジェームズワンの心霊ホラーは結構物理攻撃が強い。笑
しかし本作では序盤いきなりタフガイのエドがハートブレイクショットをくらい一気に戦力ダウン。
また、敵も過去作とは性質が違う敵である事が判明して「おいおい、今回勝てんのか?」と不安になってしまった。
もちろん正義、いや愛は最後に勝つわけだが。
相変わらずウォーレン夫妻も優しいし、被害者とその関係者も良い人達ばかりで解決して何より。
ただ今回のラスボスの性質上、最終決戦が過去2作のような「物がバンバン壊れ、家が吹き飛ぶ超霊能バトル」って感じじゃないのが残念だったかなぁ。
次回作も始動しているみたいなので期待!
前例を作ってしまうとマズイので、こんな判決にしました。
もう、忘れつつありそうなので 早目にレヴュー(笑)。
今までの「死霊館」のシリーズとは少し印象は違かったかなと。
悪霊に取り憑かれて殺人を犯してしまった主人公と、彼の無実を証明する為に 常に寄り添っていた彼女をも巻き込んだ、悪霊との戦い。
元々小さな少年に取り憑いていた悪霊が 青年に乗り移り事件が起きた訳だけど、悪魔崇拝していた女によって引き起こされたことが判ってからの ウォーレン夫妻の奮闘が凄かった。
今までは、正体不明の悪魔が取り憑いていて その謎を解いていく…的な感じだったけど、今回は 生身の人間によって引き起こされたってとこに、今までとは違う印象を受けた。
悪魔のせいで無罪を勝ち取れるなんて、そんな生易しい世の中じゃないけど、情状酌量の余地があった判決を、ウォーレン夫妻の努力で勝ち取れたのは良かったねと。
法廷は悪魔の存在を認めるのか?
1981年に米国で実際に起きた「悪魔が私に殺させた」事件を、
ウォーレン夫妻(ベラ・ファーミガとパトリック・ウィルソン)の側から、
描いた作品。
霊感の全くない私は、ウォーレン夫妻を以前から、胡散臭い・・と、
思っていました。
法律が悪魔の存在を認めるか否かが最大のポイントなのに、
ところが期待した法廷シーンは、ほーんの少ししかない!!
絶対に逃げたな・・と思いました。
神が存在するなら悪魔もいるはず・・・みたいなグレーな解決。
だいたいに悪魔があんなことを出来るなら、人に憑依なんかしなくても、
ご自身でおやりになったら、いいんじゃね!!
と、常々思っております。
悪魔の影響は認めたとはいえ、確か懲役6年くらいだったはず。
《全然、無罪じゃないじゃん!!》
タイトルに偽りあり・・・ですよ。
アーニーの殺人には、嫉妬という確かな動機もあり、犯罪時の精神耗弱が
認められたに過ぎないですよね。
★★★
何より怖かったのは、ラストに流された録音された「本物の叫び声」
これはゾゾっとしましたが・・・
これにもなんか「種と仕掛け」があるのでは?
と、どこまでも疑い深いワタクシでした。
ロレイン
死霊館とタイトルについていると、仲間(笑)なのかと思ってしまう。
今回、いきなり悪魔祓いのシーンから始まったけど、えーと、あの男の子はどなた?ケンネルオーナーんちの子?
で、ケンネルで働いてた若い子はウォーレン夫妻の娘??
なんだか混乱〜。
とりあえず、男の子から悪魔は出ていきめでたし、だが、アーニーという青年に移ったところをみんな見てたんじゃないのか。
エドが目を覚まして言う前にロレインも気づいていていなくちゃダメじゃない?
そこはノーチェックだったんだね。(笑)
常に余裕の表情のロレインさん。
蜘蛛の巣だらけの床下に、果敢に入っていくロレイン。
ネズミ1匹で叫ぶ割に大量のネズミには叫ばないらしい。
ロレインが崖から落ちそうになるシーン。エドすげぇな。片手で持ち上げるとはっ。
や、つっこんでしまったけど、ロレインは悪くないですよ。
ホラーもツッコミどころがあると、怖さも軽減される。←怖いらしい
結局、神父?牧師?を引退したあのおじいさんが秘密を握っていたのかな。
娘が手に負えなくなった、かわいそうなお父さんではあるが。
すばらしいコレクションもあまり意味がなかった、ような。
太った死体?とか、いろいろ出てきたが、いまいち関連性がわからなかったけど、事実に基づくお話ということで、アメリカはすごいね。
そんな事件、日本にもあるんだろうか?
他の事をしながら見ちゃったけど面白かった気がする😅
死霊館シリーズとアナベルシリーズは全部観たはず😃
面白かったけど、ちょっと集中できなくて細切れで見てしまいました😂
なのでなんとも評価できないんですがミステリー要素も多かった気がします。
デビル・トライアルの魔女
2013年にスタート。来年に丸10年を迎え、その間、スピンオフなどを含め通算8作目。
すっかり現在を代表する人気ホラーシリーズとなった“死霊館ユニバース”。
本作は5年ぶりとなる“本家”の最新第3弾。
『~エンフィールド事件』以降、マスコットキャラ的な“恐怖の呪いの人形”や“顔面凶器の最恐シスター”や“泣く女”らが恐怖とエンタメ性の“死霊館ワールド”を拡げていたが、久々に本家が本領を見せつける。
ご存知のように本家は実話が基で、主人公の心霊研究家ウォーレン夫妻も実在。
そのウォーレン夫妻が、「最も恐ろしかった」と語るのが前作『~エンフィールド事件』ならば、「最もセンセーショナルだった」と語るのは本作。
それもその筈。話はにわかに信じ難い。
が、本作もまた実話が基…。
1981年、米コネチカット州ブルックフィールド。
ある一家の末っ子に憑いた悪魔祓いを行っていたウォーレン夫妻。想像以上に邪悪な存在で、ウォーレン夫妻も手こずる。
激しい悪魔祓いの末、悪魔は幼い少年の身体を離れた…ように思えた。が…
暫くして、少年の姉の恋人アーニーが殺人の容疑者に。家主を22回もめった刺しして殺した模様。
が、アーニーには事件当時の記憶が無い。何故なら、
あの時少年の身体を離れた悪魔は自分の身体に取り憑き、殺人は悪魔による犯行だと言う…。
衝撃の悪魔に取り憑かれての殺人事件。
それだけじゃない。
悪魔に取り憑かれていた事を理由に、無罪を主張し…。
普通に考えれば、キチ○イな言い訳にしか聞こえない。
が、言うまでもなくウォーレン夫妻が実際に体験した“実話”。
それにアーニーは、自ら殺人を犯すようには思えない好青年。
一体、何があったのか…?
ウォーレン夫妻はアーニーの無罪を信じる。全て悪魔のせい。
が、法の場でそんな事、茶番でしかない。悪魔など居るものか。
裁判では聖書に手を置き、神の存在は信じるのに、ならば悪魔の存在を認めるべき。そう主張するウォーレン夫妻の言い分に一理あり。
アーニーの無罪を証明するなら、立証しなければならない。悪魔の存在を。
ウォーレン夫妻は悪魔が実在する証拠探しに奔走する…。
前代未聞の悪魔裁判…!
証明の糸口になるかもしれない事件が別州で。以前、似たような事件が起こっていた。
一人の女子高生が友人を22回もめった刺し。その後、生きているのか死んだのか行方知れず。
警察と共に捜査。ロレインの特殊能力=霊視で遺体を発見。
黒魔術に詳しいベテラン神父から手掛かりになりそうな話を聞く。
事件の発端である一家の床下から悪魔召喚に使う不気味な彫像を発見。見つけた女子高生の部屋からも同様の彫像が。関連性あり。
手掛かりや幾度かのロレインの霊視により浮かび上がってきた思わぬ犯人。
それは、魔女。悪魔を崇拝する女性の呪いによるものだった…!
前2作は家とその家族を襲うストレートなポルターガイスト物だったが、今回は趣向を変え、ウォーレン夫妻が外に出、動く。
時には夫妻が二手に分かれ、調査。謎解きの要素も。
さながら、オカルト捜査ミステリー。
これはこれで新しい面白味はあった。
が、前2作のようなポルターガイスト物を期待すると、本家でありながら“番外編”のような印象。好き嫌い分かれそう。
また、前2作…特に第1作目のような秀逸なホラー演出も期待すると、ちと怖さに欠ける。オカルト色が強く、前2作のような抑えた恐怖演出から見世物的なホラー演出に。
“悪魔裁判”はノンフィクションだが、話そのものはフィクションらしく、そのフィクション部分が今一つの点も…。
監督のマイケル・チャベスは『ラ・ヨローナ 泣く女』での手腕を買われ本家抜擢であったが、勿論悪くはないが、やはりマスター、ジェームズ・ワンの手腕は見事だったと痛感させられてしまった。
それから、肩透かしだったのは題材になっている“悪魔裁判”。もっとここがメインとなり、悪魔の存在の有無を法廷で問い、それと共に事件の真相が明かされていく、オカルト・ホラー×本格裁判ミステリーと思ったのだが…。“悪魔裁判”はあくまで発想の元だったのかな…?
魔女の呪いが夫妻に襲い来る。夫妻の絆が試される。
初めて明かされる夫妻の馴れ初め。
夫妻だけじゃなく、アーニーと彼を支える恋人。
悪魔の力に、ベタだが“愛”で対抗。
ホラーでありつつ、ヒューマンな人間愛ドラマを描くのは、本家シリーズの定番。
…いや、それを描いてこそ。
恐怖の後に、一味のほろ苦さ、切なさと、穏やかな温もりに包まれる。
EDで、実際のアーニーの判決。事件は解決したが、裁判は…。
本当に悪魔に取り憑かれていたとしても、実際に手を下したのは…。仕方ない事かもしれないが、どうにかならなかったのか、凝りが残った。
恒例の肉声は、あまりにも不気味…。本当に、そこに“悪魔”が…?
さすがに本家前2作には及ばず、『アナベル』の『2』『3』ほどでもなく。
ユニバースでは個人的に5番目って所だが、それでも今回もホラー・エンタメであった。
もし、本当に悪魔に取り憑かれたら…?
もし、本当に“悪魔裁判”が開かれたら…?
あなたの判決は…?
実話をベースにしてるから信憑性が高く
「私は霊感が有ります!」とか言われると胡散臭く感じます。
実話ベースの物語との事なので納得は行くのですが、客観的に見ると「森の中でこのオバハン何をしとんねん」と思うかもしれません。(笑)
結果が伴ってるんでその胡散臭さも打ち消されるんですけどね。
さすがは死霊館、最後まで真剣に観れました!
ホラーは好きで良く見るんですが、ほぼほぼストーリー半ばで鼻で笑う事が多いのです(笑)
『エクソシスト』より面白かったぞ。愛は悪魔にも呪いにも勝つ!ってか。娯楽映画として良く出来ているが、悪魔とか呪いとか信じてない者には全く怖くない。
①ミステリー仕立てでサスペンスを交えながら謎を徐々に解いていく構成は上手い。あの元神父が出てきた時点でコイツ臭いぞ、と分かっちゃうけど。②やり口も犯人も最後は分かってスッキリするが、「呪いを成就するには生け贄は三人必要。“子供”と“恋人”と“信心深い男”」とあるのに、結局生け贄にされたのは女子大生(レズビアン?)だけ。まあ、アーニーは生け贄にされかけたけど“恋人”だし、“子供”が生け贄から外れた時点で呪いは最早成就出来なかったのでは?③犯人の魔女の最後は『サスペリア』(最近の方)の一シーンと同じような末路。欧米の魔女ものではあれがスタンダードなのかな。
死霊館らしい作品で面白かったです
今回もエド&ロレイン夫婦が悪魔と戦い最後は解決させる流れでした。
ロレインの霊視状態のシーンは毎回ドキドキさせられます。
ロレインとエドの夫婦愛も描かれていて、それがとても良い印象を受ける映画です。
ホラー苦手な僕にはちょうど良かった。
ホラー映画が苦手な僕からしたらこれくらいの怖さがちょうどいい。
さらにこの物語を貫く謎だったりとサスペンス物としても上出来。
ただ一つ気になるとしたら魔女の動機くらいだろうか。
とはいえ本編のホラーシーンでも充分ドキドキして怖いと思っていたのだがエンディングで流れる実際の音声?は映画の100倍怖かった。
最後にあんな気持ちで映画館を後にすることになるとは死霊館恐るべし。
今までとは違う作品展開
もう皆さん周知の通り
邦題が最低なのはもう言うまでもないのであえて言うことはありません。
全体的にいつも通り
演出で怖がらせるというより
静かなシーンからバカでかい音でビックリさせるの一辺倒です。
アメトーークという番組のビビリワングランプリという企画で先日、最終的なところで
電気を流して痛がって声出したらビビりっておかしいだろ!って声があがってました。
それに近しい形で
怖いんじゃなくて、ただデカい音にビックリさせられてるだけです。
なので死霊館シリーズとか洋ホラーの大半って自宅で観ると全然何も怖くないんですよ
映画館ほどデカい音で観ないですから
これも演出としては成長してないです。
ただストーリー展開としてはミステリーというかサスペンスに近しい形になってます。
犯人を探す過程は普通と違ってオカルトなのでなかなか斬新でした。
推理とかで犯人を探す感じではないので
あくまで霊能力というか特殊能力で
というのが流れでした。
かなり都合の良い流れですけどなかなか新鮮ではありましたよ。
ただラスト付近が結構イラつきましたね
とにかく祭壇を壊せって言ってんのに
祭壇放ったらかしで
「エドー」「エドー」ばっかです。
その間にも悪魔に取り憑かれた側は死にかけです。
あと
看守役に立たなすぎ
こんなことあっていいのだろうか
最後になんですが
悪魔のせいなのに有罪じゃん!!
嘘じゃん
看守たちまで目撃してんのに
ウォーレン夫妻の悪夢の旅
悪魔は古きもの
死霊館ユニバースはこの作品が初見でした。新鮮な恐怖感への期待をもって観賞。本作はアトラクションホラーが売りとのこと。
一つのホラー作品としては、昔の写真や古い家屋、埃にまみれた地下などが呼び起こす悪しき記憶と、忌まわしき悪意が匂い立つ。新しいものより、古いものの方がやはり悪魔にふさわしい。
ホラー最初の山である、妖異が姿=顔を現す瞬間は、部屋の中での青年との直対だった。神経質そうな男性に見えたが、女性。
ホラーは声や影や体の一部で煽っておいて、正体をなかなか見せないのに、ここは、割にあっさり顔を見せてくれた。でも女性が極めて静かだったことで、恐怖は維持された。
乗りはいいけど凶悪なロッカー
意味ありげに波打つウォーターベッドは、地味なシーンながら激しい胸騒ぎがしました。
そして、話の最重要シーンとなる襲ってきたオッさん。超乗りの良いロッカーから、その動きのまま膂力たっぷりの怪物に変身して、アーニーを襲う。彼女ともども食い尽くされそうなパニック! 幻想と分かったとしても、オッさんをやっちまいますね。
悪魔を祓う勇者は行く
心臓をやられても、悪魔祓い師の矜持を失わない夫(痛々しかった)と、死者や魔女の意識に潜り込んでいく妻。しかしロックを背景に車で夜の田舎道を飛ばすウォーレン夫妻の姿は勇ましく、悪魔の祭壇を目指す勇者の雰囲気まで漂ってきた。
妻は魔女の中に入って彼女の目的を確かめ、少年の記憶や、殺された女子高生の死体の記憶を辿って旅は続く。
薄暗い屋敷の階段も森の中も、既に妻の意識の中のように思われて、このシリーズの手慣れたホラーの手腕なんでしょう。
元神父が真っ暗な地下室でランプの灯りを頼りに、娘の古い写真をウォーレンの妻に見せる。そして昔語りの中で元凶を明かすシーンは、スタイリッシュで、とても格調高い。
金槌振り回す夫も、身体が曲がってしまう青年も、最後は人と人の愛で救われる。ここには特に秘術は絡まない。ラストまで至れば、シンプルも悪くないです。
悪魔の事実
さて。
「事実にもとづく」とありますが、40年ほど前、悪魔の存在の有無が弁護理由になったと言うのは本当だったんですか? 確かめていないけど。
ロックを踊り続けた男に「悪魔による」狂気=殺意が生まれて、それがために青年も責任能力を失ったならば、死刑を免れると判断するのは非常識ではなかった!!
しかし、そのお陰でウォーレン夫妻の活躍を見れたので良し。
死霊館シリーズのファン。予告編とタイトルだけ悪い
シリーズ全ての作品を観てきたファンです。
新作が出ると知って楽しみにしていましたが、予告編があまりにも酷い作りだったのでもしかして今回は駄作か?と疑い、見るかどうかずっと悩んでいました。
でもジェームズ・ワン監督が制作に関わってるし、シリーズのファンとして一応見ておこうと決意して見ました。
感想は、あの予告編作った人誰だ?素人か?予告編とくそださいタイトルをつけた人に対する猛烈な怒り。
内容はやはり、とても良かったです。死霊館といえば映像技術や撮影テクニック、映像の美しさが特徴といえますが今回もとても素晴らしかった。今回の大きなテーマは「愛」。
シリーズを見てきてロレイン夫婦に感情移入しまくっていますが、特にその強さが分かるような内容でした。
実際に起きた話を元にしているのでどこからどこまでがフィクションなのか、それを考えるのも楽しい。
予告編では小さな男の子が主人公の感じが出てたけどあくまであの子はきっかけです。
今作は、エンフィールド事件のようにロレイン夫婦の推理が特に発揮されている作品だと思う。スリラー、ホラー、ミステリー、ロマンスの要素が入っていて展開も早くて良い。ホラーの、「ここでこうくる」は王道的ですがそこがまたいいと思う。
このシリーズのファンならタイトルに騙されず、絶対満足できるから見るべきです。体が痛いから上映時間が中々長かった気がするけど、自分はエンドロールまで飽きずに見ることができました。
今作がシリーズの中でも一番好きかも。ネット配信されたらまた観たいです。
ただ、タイトルと予告編の酷さからファンですら観ないかもしれない。そうなると次の新作は作ってもらえないかもしれない。そう考えたらとても残念。タイトル考えた人と予告編作った人は別の仕事のほうが向いてるんじゃないかと思う。
悪魔のせいなら、無罪?
【悪魔の証明】
証明することが不可能か非常に困難な事象を悪魔に例えたもの
悪魔がいるかいないか?は「いる」と主張する側が取り下げるまで
結論が出ない(宇宙まで探しに行ったわけじゃないから)からそう言われる
「ない事を証明」する際に使われることもある
この映画は1981年に19歳の青年アーニーが40歳の家主を
メッタ刺しにして殺害した際「悪魔にさせられた」と無罪を主張し
全米が騒然とした「アーニー・ジョンソン事件」実話をもとに
悪魔祓い専門のウォーレン夫妻がアーニーの主張を証明
すべく原因の解明に挑むサスペンスホラー
もともとアーニーの弟デイビッドの悪魔祓い中に
悪魔がアーニーに移った経緯を知る夫妻が
無実を証明する動機を持つシナリオで
家に仕掛けられた思わぬ陰謀を突き止めます
てっきり悪魔の証明をかけた法廷ものかと思ってしまいますが
淡々としたサスペンスになっており拍子抜け
アーニーの弁護士もねーよwwwと言う反応を
示すのですがウォーレン夫妻にウチに来いと言われ
その後公判の場面に飛んで弁護士が「無罪を主張します」
と180°変わっているのには笑いました
何があったw
悪魔が降りてくる具体的な仕掛けがとある「魔女」の
策略で仕掛けられておりラストバトルではその陰謀を
教えてくれた神父は魔女に殺されてしまいますが
夫妻は魔女を撃退する事に成功します
気になったのはその最後の現場も神父がなんで
殺されていたかについて夫妻に容疑がかかって
またそれも裁判とかになるんじゃないかという
気がするんですが・・・まあいいや
でその後映画のラストに文章で
アーニーは殺人罪で有罪になり5年服役
と説明が出て無罪になってへんやん!と
誰もがツッコんだところでしょう
悪魔のせいなら、無罪。
サブタイが間違っています
悪魔のせいなら、無罪?
とするべきでした
でもこうするとバカっぽいな
爆音上映
死霊館シリーズ劇場初鑑賞です。予習として死霊館前2作とアナベル2部作を見てきました。中々怖く、面白かったです。
ということで今作。R指定ということもあり、どうなるのか不安な面もありましたが、面白い作品に仕上がっていました。
全体的には音で驚かせる映画で、怖さは殆どなく、観ている側のリアクション映画になっていました。予告で流れていたウォーターベッドから手が伸びるシーンや、崖の下から手が伸びるシーンなどはある程度予想が出来ていたので怖くなかったのですが、不意の爆音にはずっと驚かされていました。
グロさの方にも着目していたのですが、父親を刺したり、リスカをしたり、体がありえない曲がり方をするぐらいでPG12でも良かったんじゃないかなという感じでした。良く言えば安心して観れました。
物語が一貫してちゃんとしたミステリーに仕上がっていました。実際の事件概要にも軽く目を通しましたが、現実離れした内容に驚きました。今作の現実と非現実のバランスの良さも実話をベースにしていることがとても活きていると思いました。
ウォーレン夫妻が劇中ずっと事件の解決なか勤しんでおり、途中途中悪魔に取り憑かれたり、幻想が見えたりと苦労の絶えない夫婦ですが、一切妥協することなく推理をし続けている姿は非常に真摯でカッコいいです。
今作の悪魔は夫婦が頼った元神父の娘でした。元神父がオカルト的なものから遠ざけた結果、悪魔と化すという、フィクションならともかくこれが現実で起きたと思うとゾッとしました。
正直ホラーとしては微妙な作品です。しかし、ミステリーへの没入感が素晴らしい作品でした。死霊館シリーズ
は初見でも観れる安心できるユニバースだなと思いました。
鑑賞日 10/5
鑑賞時間 16:20〜18:25
座席 M-6
【”Call Me・・By Devil。忌まわしき呪術を打ち破るのは、崇高な愛のみである。” 死霊館シリーズは、ホラー映画ではなく、オカルト&サスペンス映画として一級品だという事を再確認した作品。】
ー カスナー元神父が、呪術に使われた品々を地下室に保管し、廃棄しなかった訳・・。それは、娘への愛、故にであった・・。ー
◆感想
・このシリーズが、ミステリー要素もタップリと散りばめて、観る側をじわじわと物語に誘い込むのは、どこまで、脚色しているか分からないが、実際に会った悪魔絡みの事件をベースにしているからであろう。
・幼き弟デイヴィッドが、悪魔に取付かれ、苦しむ姿を見て優しき兄、アーニーが口走ってしまった言葉。
”僕に、憑りつけ!”
・ブロンディの”Call Me”が大音量で流れる中、悪魔が憑依したアーニーが行ってしまった事。
ー 音楽の使い方が、絶妙である・・。ー
・心霊研究家のウォーレン夫妻(エド:パトリック・ウイルソン&ロレイン:ヴェラ・ファーミガ)の、今作ではロレインの強い霊視能力の描き方と、二人が若かった頃の出会いから30年、深く愛し合って来た事実と物語との関連付けの巧さ。
・又、アーニーの婚約者の女性が、必死に彼を助けようとすることも、愛、故にである。
<娘を溺愛したが故に、”化け物”を作り出してしまった父親の愛。
化け物が構築した呪いを解いた崇高な二つの愛。
何とも切ないが、愛が覚めれば憎悪に繋がる事もあるし・・。
古来から、人間は何故に黒魔術、呪術に囚われて来てしまったのであろうか。
死霊館シリーズは、ホラー映画ではなく、オカルト映画として一級品だという事を再確認した作品である。
今までとは違った展開
なんだか全体的な評価だとイマイチな今回の作品ですが
この映画を見終わった頃には、面白かったとなるのが結論だと思います。
インシディアスや、死霊館など最近の映画は音でビビらせるようなところが多く、
ちょっとそういうのが今まで好きではなかった。
今作品では、そういう音での演出の限界が見えたのか、
ストーリーをスケアリーホラー一辺倒ではなく、怖さを残しつつサスペンス系に舵を切ったのかと
潔さを感じて好印象です。
まあ、ウォーレン夫妻が歳を重ねてる設定なのでこのままサスペンスホラーでもいいのかなと。
流石に今までの死霊館を期待してたという人たちも続編がここまで出てくると、怖さだけを売りにした映画では飽きてしまうでしょうし。
ストーリーも確かにかなり闇の深い相手でも、エンディングに近づくと結構そんなものかって拍子抜けする部分もありますが、そういったところは次作アナベルに期待したいなと思います。
見て損はないし、今までの死霊館を見た人好きな人はかなりお勧めです。
ホラーからサスペンスに
死霊館シリーズの3作目。アナザーを除く。
今回は悪霊との戦いと思いきや人間の争いに変化してて、悪霊はサブキャラに降格してる点が少し残念でした。
そして登場人物が絞られるため相手が途中から読めてくるのも。あと距離感がボヤけてて、ご都合主義が少し垣間見えてました。
いままでのシリーズ2作と違い悲壮感が漂い追い詰められる感覚を味わうことが出来なかったです。このシリーズはこれが楽しみなんだけど。
エドさんが…!
今回の物語はいきなりクライマックス!悪魔祓いからのスタートでした。憑かれているのは小学校低学年くらいの少年、デイビッド君!
ウォーレン夫妻、父親、姉、姉の彼氏そしてエクソシズムの主役である神父さん!
が、この神父さん、悪魔祓いは教会でやるっ!とか言い出してエドさんからダメだ!ここでやるんだっ!突っ込まれる始末。挙句の果て悪魔の引き起こしたポルターガイスト現象によりあえなく気絶してしまうマヌケさその後ローレン夫妻が悪魔祓いに挑むも失敗。結局 姉の彼氏が俺に乗り移れッ!と見事にデイビッドから悪魔を引き離し自分に憑依させることに成功します。
いやもう今回も掴みはバッチリでしたね。それに黒幕はまさかの人間でしたね。とても楽しめました。
エドさん心臓を労ってください。
全27件中、1~20件目を表示