死霊館 悪魔のせいなら、無罪。のレビュー・感想・評価
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正当な死霊館シリーズ第三弾
久しぶりの正当死霊館シリーズ。三作目ですかね。その間、スピンオフばかりで少し飽きてきた頃でした。
やっぱり、正当死霊館の方が面白い。と思える展開。実際にあったウォーレン夫妻の事件をベースにしているから、見応えあり。
ただ、今回は前2作の正当死霊館からすると、怖さが全くなかった。それもそのはず、今回は人間による呪いがテーマなので、悪魔はそこまで登場しないし悪さもしない。むしろ人間の方が怖いねがテーマ。
しかも、今回は裁判で死刑を免れるには悪魔を立証しなければならないという状況。なので、割と謎解き要素もありでサスペンス風でもあった。ただ、どう立証したかは、割と曖昧になっている。
スピンオフよりはよかったが、死霊館シリーズでは過去よりは劣るか?という出来栄えではありました。
❇️放題は素晴らしいと思います。 ★彡観たくなるやんか〜
死霊館 悪魔のせいなら、無罪。
🇺🇸1981年 ブルックフィールド
マサチューセッツ州 ダンバーズ
ウォーレン夫妻に新たな仕事。
悪魔に憑依された8歳少年
弟の代わりに憑依された兄。(アニー)数年が経ち、知合を殺してしまう事件が発生。
ウォーレン夫妻は過去の流れを知っている為、悪魔のせいと判断するが、世論は悪魔を信じてない意見が多数の為、過去の事件を洗い直すウォーレン夫妻や家族の闘いを描く。
❇️放題は素晴らしいと思います。
★彡観たくなるなこんな題名最高❗️
◉61点。
★彡もうウォーレン夫妻からの真実の映画は作らないで欲しい。出がらしのお茶の様な無理矢理映画にした実話ベースの映画の様な印象です。しかし二人の愛のは素晴らしい内容でもありました。※エンドロールの録音されたテープは説得力と怖さもありました。
🟢感想。
1️⃣ウォーレン夫妻の仲の良さが心地良い⭕️
★彡相変わらず二人の信頼や絆が強固な事が伝わった。
2️⃣悪魔は何故手間のかかる事をするのか?
★彡手取り早くアニーを殺せるのかなぁ〜
など思うねんけどな?
3️⃣いつもギリギリの生死をかけた夫妻の公道!
★彡何故毎回生きているのか不思議なくらい危険と背中合わせやん。
4️⃣後半はインディージョーンズの様だった😅
★彡実話部分は裁判の結果などで、魔女との戦いはフィクション。
5️⃣実話と公言しながらほぼフィクションの感想。
★彡裁判はこおなわれたのは本当でしょうが、ネットで調べていくとウォーレン夫妻の嫌な部分もあったかも知れない、観たくない内容も知ってしまいました。少し残念。
6️⃣『悪魔のせいなら、有罪』という作品もある!★彡多分観ないかな🤓
7️⃣ ウォーレン夫妻、不穏侵入や器物破損で逮捕⁉️★彡やってんな夫妻!これは犯罪ですよ。
過去作と比べたらそこまででもなかった
ロレインはベテランになっても美人ですね。
呪いだったから悪魔というよりサスペンス的な要素が強かったかな。
あと気になったのはサブタイトルが「悪魔のせいなら無罪」ってちょっとダサいな笑
新しいタイプのホラー映画の死霊館が法廷ミステリーという新しい要素を...
新しいタイプのホラー映画の死霊館が法廷ミステリーという新しい要素を取り入れる!!!という期待感はありましたが、法廷要素は極々おまけです。ただ、相変わらず面白い!
過去2作と様子が違う?!今度は大丈夫かウォーレン夫妻!
シリーズ第3作目。
過去2作は
困窮した家族(特に子供)を悪魔が徹底的に痛ぶる
↓
ウォーレン夫妻登場。科学と霊視を駆使して操作。
↓
悪魔が暴れ出し最終決戦突入
↓
悪魔のド派手な物理攻撃をタフガイのエドが凌ぎつつ、何かしらの方法で撃退
がパターンであった。そう、ジェームズワンの心霊ホラーは結構物理攻撃が強い。笑
しかし本作では序盤いきなりタフガイのエドがハートブレイクショットをくらい一気に戦力ダウン。
また、敵も過去作とは性質が違う敵である事が判明して「おいおい、今回勝てんのか?」と不安になってしまった。
もちろん正義、いや愛は最後に勝つわけだが。
相変わらずウォーレン夫妻も優しいし、被害者とその関係者も良い人達ばかりで解決して何より。
ただ今回のラスボスの性質上、最終決戦が過去2作のような「物がバンバン壊れ、家が吹き飛ぶ超霊能バトル」って感じじゃないのが残念だったかなぁ。
次回作も始動しているみたいなので期待!
前例を作ってしまうとマズイので、こんな判決にしました。
もう、忘れつつありそうなので 早目にレヴュー(笑)。
今までの「死霊館」のシリーズとは少し印象は違かったかなと。
悪霊に取り憑かれて殺人を犯してしまった主人公と、彼の無実を証明する為に 常に寄り添っていた彼女をも巻き込んだ、悪霊との戦い。
元々小さな少年に取り憑いていた悪霊が 青年に乗り移り事件が起きた訳だけど、悪魔崇拝していた女によって引き起こされたことが判ってからの ウォーレン夫妻の奮闘が凄かった。
今までは、正体不明の悪魔が取り憑いていて その謎を解いていく…的な感じだったけど、今回は 生身の人間によって引き起こされたってとこに、今までとは違う印象を受けた。
悪魔のせいで無罪を勝ち取れるなんて、そんな生易しい世の中じゃないけど、情状酌量の余地があった判決を、ウォーレン夫妻の努力で勝ち取れたのは良かったねと。
1と2と比べるとパワーダウン
1と2同様善良な人や平穏な生活が悪魔により脅かされる明と暗の対比が上手い。
観ているとアーニーを応援したくなるしウォーレン夫妻の力を頼りたくなる。
『死霊館のシスター』のヴァラクと今回の悪魔は共通点も多いがヴァラク程怖くない部分は物足りないかも。
悪魔の存在を証明する法廷物といえば『エミリー・ローズ』を思い出す。
物語はアーニーのようにエミリーが裁かれる立場ではなく、エミリーの死が悪魔のせいだと主張する神父と精神疾患に対する適切な治療をしなかったせいだと主張する検察との対決が描かれる。
面白かった♪ (ユニバース8作目 本編3作目)
死霊館ユニバースの8作目で、本編3作目。
事実に基づく話。
面白かった♪
これで、やっと、本編3作目(ため息)
スピンオフ出しすぎ!!
下らない低質なスピンオフばかりで、ウンザリです。
スピンオフいらないから、コッチの本編を出してほしい。
追いかけるの大変です。
法廷は悪魔の存在を認めるのか?
1981年に米国で実際に起きた「悪魔が私に殺させた」事件を、
ウォーレン夫妻(ベラ・ファーミガとパトリック・ウィルソン)の側から、
描いた作品。
霊感の全くない私は、ウォーレン夫妻を以前から、胡散臭い・・と、
思っていました。
法律が悪魔の存在を認めるか否かが最大のポイントなのに、
ところが期待した法廷シーンは、ほーんの少ししかない!!
絶対に逃げたな・・と思いました。
神が存在するなら悪魔もいるはず・・・みたいなグレーな解決。
だいたいに悪魔があんなことを出来るなら、人に憑依なんかしなくても、
ご自身でおやりになったら、いいんじゃね!!
と、常々思っております。
悪魔の影響は認めたとはいえ、確か懲役6年くらいだったはず。
《全然、無罪じゃないじゃん!!》
タイトルに偽りあり・・・ですよ。
アーニーの殺人には、嫉妬という確かな動機もあり、犯罪時の精神耗弱が
認められたに過ぎないですよね。
★★★
何より怖かったのは、ラストに流された録音された「本物の叫び声」
これはゾゾっとしましたが・・・
これにもなんか「種と仕掛け」があるのでは?
と、どこまでも疑い深いワタクシでした。
ウォーレン夫妻よ永遠に
迫力たっぷりのオカルティックサスペンス。
悪魔や霊障に対する恐怖はもちろん、ウォーレン夫妻とアーニー達に降りかかるスリルに息切れする程のめり込めた。
執着は遺伝する。ロケットに潜ませた愛に泣きそうになった。お見通し。弁護士おばさんの切替が好き。
悪魔崇拝についてもっと掘り下げてほしい気はする。過去の事件や目的についても。
悪魔への理解はどうしたって薄いのが日本人たる性だけど、忌まわしきものが潜みやすい場所や対象は国境を超えて共通するなと今更実感。
私は10歳の時に洗礼を受けているので大丈夫と信じさせて。
夫婦愛
英語圏だけだがShudderというVODがある。
(2022年現在、米/英/カナダ/アイルランド/オーストラリア/ニュージーランド)
簡単に言うとホラー/スリラー専門のNetflix。
2020年、Anything for JacksonというShudderオリジナル映画が公開された。
その映画のローカライゼーション(日本への配信/メディア化)のタイミングが本作と重なったため、Anything for Jacksonは「悪魔館 死霊のせいなら、有罪。」と命名された。
ちなみに本作とAnything for Jacksonとは版元、製作者、出演者、すべて関係がない。
いまさら言うまでもないがわが国において外国映画の邦題は伝統的に権利を買い取った配給元の遊び場になっている。
わたしたち日本人には、つまらない日本映画にむかつく試練に加えて、なめくさった邦題にむかつく試練も課せられている──わけ。
せっかくなので並べてみよう。
死霊館 悪魔のせいなら、無罪。
悪魔館 死霊のせいなら、有罪。
閑話休題。
ウィリアム・フリードキンがエクソシストをつくったのは今(2022)から50年前の1973年。以来数知れない「エクソシストもの」がつくられたが、輿論として、まっとうな「エクソシストもの」は、ウィリアム・フリードキンのエクソシストだけだ。
この位相は「ゾンビもの」と違う。
「ゾンビもの」は枝分かれや変異によって、ナイトオブ~(1968)から発展したのに対し「エクソシストもの」は、あばれる憑依者と聖水を浴びせる神父が出てくる、一定の雛形をもった「エクソシストもの」だけ、なのだった。
すなわち「エクソシストもの」に亜種は生まれなかった。且つ、ほとんどがB級や凡作の宿命を背負っていた。
とはいえ本作のように見ごたえある「エクソシストもの」もある。その玉石の定義を考えてみた。
「エクソシストもの」で凡庸を抜け出すポイントは①悪魔憑きに科学的な根拠を与えることと②予算と③女だ。(と思う。)
エクソシストは世紀の傑作だが、白眉は、罵声やゲロを吐き、首が回転するリンダブレアだろう。本作のばあいは見えてしまう女ロレイン(ヴェラ・ファーミガ)である。いずれにしても③女が魅力を牽引する。
「ゾンビもの」を回すのはアイデアだが「エクソシストもの」を回すのは②予算。このことは「ゾンビもの」と違って、低予算の「エクソシストもの」がすべて埋もれることでせつめいがつく。
本編の主要素は悪魔憑きを法廷で認めさせようとすること。実話をベースにしている。だからロレインとエドは①科学的な根拠をあつめる。リアリティと言い換えてもいいが「エクソシストもの」でうそくさい──は通用しない。
①②③に加え、この映画には「愛は勝つ」の要素もあった。
ペンダントのピルケースに夫の薬をしのばせておいたロレインにグッときたぜ。
いずれにしても旧弊な素材(エクソシスト)を見ごたえたっぷりの映画にしていることに感心した。
エピローグでヴァンモリソンのBrand New Dayが流れて、和める。いい映画だった。
なお邦題によってむりやり姉妹品にされた「悪魔館 死霊のせいなら、有罪。」も、ひと工夫あるホラー映画でした。
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