「10年以下は税務上、償却できる、冗談だ」15年後のラブソング shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
10年以下は税務上、償却できる、冗談だ
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映画「15年後のラブソング」(ジェシー・ペレッツ監督)から。
主人公の2人が、メールのやり取りで愛を育んでいく、
トム・ハンクスとメグ・ライアンの代表作であり、私のお気に入り
映画「ユー・ガット・メール」(ノーラ・エフロン監督)を彷彿させる展開に、
思わず、ニンマリ、という経験を何度もすることになった。
自宅のPCで確認していたメールが、現在はスマホやタブレットで確認でき、
待ち遠しさ、という「ラブストーリー」につきもの「じれったさ」が少なく、
その分だけ、現代的だな、とメモをした。
主人公2人が、今までの長い人生を語りあい、こんな会話をする。
「あなたは20年を失い、私はこの15年を無駄に過ごしたと思う」
「15年無駄にしたらどうするか。その重荷を減らそう。
いい本を読んだり楽しい会話と十分な睡眠、大事なことだ。
浪費した時間を10年に縮めよう。10年以下は税務上、償却できる、冗談だ」
この例えは、新鮮だったし、なぜか面白かった。
そして「君が人生の最初の半分をしくじった原因の1つは、
リセットボタンを押せないから」と言いつつも、
言った本人も「俺もゼロにできない」と嘆くシーンが気になった。
これって、ハッピィエンドのラブストーリーなのかな、
ちょっと微妙って気かするけれど、どうなんだろう。(汗)
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