15年後のラブソングのレビュー・感想・評価
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ホーンビィ原作モノならではの妙味が詰まった快作
作家のみならず、今や脚本家としても名をはせるニック・ホーンビィ。今回の映画は彼の原作モノ(脚本ではない)だが、そもそもこの小説の発表が、新たな転機となった映画『17歳の肖像』(こちらはホーンビィ脚色)の公開と同年だったことを考えると、ともにヒロインが自ら人生を切り開こうとする両作は双子のような関係に思えなくもない。加えて本作は、音楽を愛しすぎる男が登場する『ハイ・フィデリティ』の香りも併せ持ち、つまり、過去のホーンビィ・ワールドがギュッと凝縮された成分表になっている。
映像化によって結実した触感がとても快い。役者陣が織り成す力んだところのない軽やかさが何とも言えないし、幻のミュージシャンという役柄を自然体で成立させたイーサン・ホークも最高だ。製作はジャド・アパトー。『2番目のキス』のファレリー兄弟といい、ホーンビィ作品はやや大胆すぎるくらいの舵取りができる人の方が相性いいのかもしれない。
いいね
期待してなかったせいかとても良かった。アニーのくすぶり具合、タッカーのダサオヤジ感、いい年してドクロのTシャツはないよね。でもイーサン・ホークのカッコよさはどうしても隠しきれない、アニーが誘う気持ちもわかるよ。ラストシーンのタッカーはただただ素敵な男性でした。そして何よりダンカンのクソ野郎っぷりね。実際いそうで本当にいい仕事してました。
☆☆☆★ 観客4名。 一言だけで。 あら〜何でこんな話の流れになっ...
☆☆☆★
観客4名。 一言だけで。
あら〜何でこんな話の流れになっちゃうんだろうなあ〜!
多分、誰1人としてこんな展開は望んではいないだろう〜に(ㆀ˘・з・˘)
まあそれでも、エンディングのオチにちょっとだけ救われはしたが…。
あ?そう言えば、この脚本家は毎回の様にアレクサンダー・ペインとの共同脚本だったのに。何故か今回の作品には、アレクサンダー・ペインは関係していない様だから、その辺りが影響しているのかな?
2020年 6月13日 MOVIX柏の葉/スクリーン3
面白かった
憧れのアーティストに会ったら、自分も質問攻めになってしまうだろうと思いながら見てた。
いきなりイギリスで同居することになるのは不自然だったけど、でも感情の描写はリアリティがあった。
煮え切らない映画ではあるけど、個人的には楽しかった。評価:3.7
手探りでもいいじゃない
年を取るほどに考えすぎて新しい世界に飛び込めないもの。
メール一通を思い切って出すだけでも勇気いるよね。その先に楽しいことがあってもいいじゃない。と思わせてくれる映画でした。
イギリスの海辺の町並みがまた美しい。
音楽にこだわりのある原作者に敬意を評してか、置いてある楽器も往年のエレピ。
なんとなく見始めましたが最後まで一気に見終わりました。
息子くんもかわいい。
そしてイーサン・ホーク、くたびれすぎてもイケメンだな。
ストーリー、キャラ、設定がピッタリ
ちょっとくたびれたイーサン・ホーク、真面目で地味で可愛いローズ・バーン、クズな彼氏、それとイギリスの田舎が舞台、ストーリーにピッタリでした
ずっとクズ彼氏にイラッとしながら観てましたが、あれはあれでクズだから良かったです
ハッキリと描かれていない2人の未来、くっつかなくてもちゃんと自分の人生を始めたアニーに笑顔になれるラストで幸せな気持ちになれました
心地いい映画でした。
いい男でもなくピチピチもしてない人たちの映画で楽しかった。
あの飲み屋での踊り、今一よくわからんビーチ、うまくも下手でもないあの生歌。
よくわからない部分もあったが、まあ楽しかったです。
イーサン
若き日のイーサンの写真、やはりいい男だなぁと。しかし、この中のイーサンもダメ男として描かれているがいい男です。
話はライトな恋愛。いつでもチャレンジ出来るって事でしょうか?明るくニコニコして見られる映画でした。
郷土史博物館があんなに盛況とは!恐るべし、イギリス文化。
大好き💕
大笑いしながら少し切なくなる原作が大好き😘 素晴らしい映像化でした‼
ニック・ホーンビイ作品の映画化は、正直ハズレがない、と思います。ちょっと情けない人たちを演じてきたジョン・キューザック、ジャック・ブラック、ヒュー・グラント…、みんなチャーミングに見える。今回もイーサン・ホークをキャスティングした人に、アカデミー賞あげたい(いや、そんな権力はない)。まだLong Way Downを見てないけど、ピアス・ブロスナンの情けない様子とか、ハマりすぎじゃないかなぁ。
本当は1年前に映画館で見たかった😢。でも、病院のシーンで大爆笑しながら「映画館じゃこんなに笑えなかったかも」なんて考えたら、かなり複雑な気持ちです😞
二倍速で、何とか見れました(`_´)ゞ
何十回も言ってる。
最初の三十分がおもろく無い映画はダメだ!と。
*例外は二作/オーケストラ!とチキンとプラムだけだ。
本作は、最初の三十分が地獄で。
以降何とか二倍速で見れた(先日レビューしたワンダーウーマン1984もそうだ)。
(*ちなみに?昨日の→ドクタードリトルは、冒頭三十分でギブアップした!)
ーーー
とある伝説のロッカー!を狂信する男と、少しズボラなその彼女と、そのロッカー本人(と、めっさかわいいその息子!)の物語。
俺的には?登場人物の誰にも感情移入出来なかったから、100分が長く感じたんだろうなぁ。
(*強いて感情移入するなら?落ちぶれたロッカー?)
どちらかと言うと女性向けの映画なのかな?と思った。
何が?何を?何故?伝えたかったのだろう?
最後まで分からず終い。
世代によって感じ方が違いそうだけど、私はドンピシャにハマってしまっ...
世代によって感じ方が違いそうだけど、私はドンピシャにハマってしまった。会話、メールのやりとり、日常の風景などなど、さりげなくユーモラスでお洒落。これからを予感させるラストシーンでのイーサン・ホークの表情がとても素敵でした。
女子の妄想系映画
仕事も恋も、ってやつで、女子の妄想&願望を叶えますよ系の映画と見た。ついでに枯れ専なら尚更どんぴしゃなはず。イーサン・ホーク出てたから観たんだけど、彼が枯れ爺役だなんて…ホント、年を感じましたわ。人と人との距離感の描き方が好印象。この手の映画、死ぬほどいっぱいあるけど、ちょっとの差で2塁打にはなる、って感じの佳作。あたしは好き。
カルトなロックスター
主人公(ローズ・バーン)の恋人は、15年前に姿を消したロックスター(イーサン・ホーク)のファンだった。
主人公が気楽にメールしたところ、思いがけず返事が来て、徐々に親しくなり、ロンドンで会うことに。
ロックスターの女性関係は滅茶苦茶だが、何故か憎めない。
タイトルなし
ニック·ホーンビィ の同名小説
90年代。
表舞台から突然姿を消したロックスター
彼のコアなファンサイトへの
投稿がきっかけに始まる
大人のラブストーリー
.
イーサン·ホーク の気負わない感じ
好きです
歌声もよかった
アニー(ローズ·バーン)と
ダンカン(クリス·オダウド)
2人の関係がちょっとした会話からも見えて
3人とも何処かに居そうな人たち
誰かの自伝のようなお話
ある程度の年齢??以上の方に😊
アジー·ロバートソン がとても可愛いです
最初つまらんかな〜と思ったけど病院に続々と現れるシーンぐらいからグ...
最初つまらんかな〜と思ったけど病院に続々と現れるシーンぐらいからグッと面白くなった。
ダンカンと復縁しなくてほんまよかった。
前向きな終わり方で嬉しい。
売れないがカルト的な人気のあった歌手と その歌手の熱狂的なファンの...
売れないがカルト的な人気のあった歌手と
その歌手の熱狂的なファンの男と付き合っていた女性が知り合い起こる物語
なんとなく気楽に観れる映画だったな
違う女性との間に四人も子供作ってる元歌手
こんな人居そうだからコワイね
本音をぶちまけてるうちに相手の事を好きになっていくのはよくある展開かな
ちなみに男の子供役の子は将来イケメンになりそうに感じたな
内容は可でもなく不可でもなく普通な感じ
ラブストーリーとしては少々雑な感じがしたかな
10年以下は税務上、償却できる、冗談だ
映画「15年後のラブソング」(ジェシー・ペレッツ監督)から。
主人公の2人が、メールのやり取りで愛を育んでいく、
トム・ハンクスとメグ・ライアンの代表作であり、私のお気に入り
映画「ユー・ガット・メール」(ノーラ・エフロン監督)を彷彿させる展開に、
思わず、ニンマリ、という経験を何度もすることになった。
自宅のPCで確認していたメールが、現在はスマホやタブレットで確認でき、
待ち遠しさ、という「ラブストーリー」につきもの「じれったさ」が少なく、
その分だけ、現代的だな、とメモをした。
主人公2人が、今までの長い人生を語りあい、こんな会話をする。
「あなたは20年を失い、私はこの15年を無駄に過ごしたと思う」
「15年無駄にしたらどうするか。その重荷を減らそう。
いい本を読んだり楽しい会話と十分な睡眠、大事なことだ。
浪費した時間を10年に縮めよう。10年以下は税務上、償却できる、冗談だ」
この例えは、新鮮だったし、なぜか面白かった。
そして「君が人生の最初の半分をしくじった原因の1つは、
リセットボタンを押せないから」と言いつつも、
言った本人も「俺もゼロにできない」と嘆くシーンが気になった。
これって、ハッピィエンドのラブストーリーなのかな、
ちょっと微妙って気かするけれど、どうなんだろう。(汗)
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