劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班のレビュー・感想・評価
全182件中、21~40件目を表示
映画である理由
連続テレビドラマの映画化って何なんでしょうね。 観客側のメリットがあればそれでも良いのでしょうが。 本作ではそのメリットをちっとも感じられませんでした。 テレビはまぁまぁ面白かったですよ。 韓国版は見てないですが、TV版は連ドラの持つ良さが 表れていたと思います。 テレビだから・・・という気軽さでSF的解釈にツッコミを 入れないで楽しめたしね。 しかし、本作は全然ダメでした。 SF的解釈はこの際置いておいて、 脚本がダメすぎでした。アクションの見せ方や それぞれの人物の行動とかめちゃくちゃでした。 映画にするなら、ちゃんと映画として成立させてほしい。 それが最低条件。 テレビ見てない人はちっとも楽しめない内容だったのでは? 演技の間の取り方にも腹が立つほどでした。 トランシーバーのやり取りや、実行犯との闘いのシーン。 ラストシーンにいたるまで・・・。 もっとちゃんと映画作ってほしかった。
ドラマ同様映画も面白い作品
ドラマを視聴していたので、映画化された本作品も鑑賞しました。
一つトランシーバーを通して、未来と過去を繋ぎ事件を解決していく、そして過去が変わる事で未来も大きく変わっていく構成は、ドラマ同様よくできた構成だと感じました。
ただ物語終盤で、主人公の三枝と上司の桜井が念願の大山と会う瞬間に、忽然と消えてしまうシーンがあり、今後の展開と真相が気になりました。
もし続編が製作されたら、最後どうなるのか気になっているので鑑賞したいと思います。
ドラマも最初は面白かった
強くて賢い犯人。それを上回る主人公。そんな映画を見たいですが、程遠い印象です。
犯人が分かるまでの前半は、それなりに楽しめました。刑事部長が警察の心得を語るシーンなど良かったです。
後半の犯人が分かってからは、犯人が間抜けで自分勝手な人間にしか見えず、感情移入ができなかったです。
気になったのは以下です。
・弁の開放による危険回避
下の階の弁を開放すると、上の階へは水が流れないという事でしょうか?実際の火事の時は上の階の人はそれで助かるのでしょうか。今回、何か特別な操作をしたのかもしれませんが、それが理解できなくて楽しめなかったです。
・大山を助ける過去の班長
班長が何故知ってるのでしょうか。防弾チョッキで大山自身が対処するで良かったのでは。
・過去を変えることで、簡単に幸せな未来が実現しています。
記者は生き返るし、現代の三枝たちの活躍が無意味になっています。大山が生きてる以外は変える必要はなかったと思います。
以上
警察職員の服務宣言
TVシリーズは時間配分が仇となり退屈な人間ドラマにうんざりしたが映画版は尺が決まってるので起承転結を進行させないと尺が足りなくなるので映画版の方が話が分かりやすい。先に映画版を公開してからエピソードゼロのようにしてTVシリーズをOAした方が良かったと思う。タイムスリップで未来を変えるという意味ではバック・トゥ・ザ・フューチャーかターミネーターか。バック・トゥ・ザ・フューチャーはコメディだから血生臭いという意味ではターミネーターに近い。それにしても奈緒。大人の事情で出番を大幅に削除されて端役に近い脇役。但し未来社会で恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜という作品で主演の杉咲花の姉役という大役(相手役/準主役級)に起用される。更には世にも奇妙な物語のような短編ながらも初主演(星新一の不思議な不思議な短編ドラマ)。作品のテーマである未来を変えた。
TVドラマの続きじゃない(泣)
ドラマ観ていたのに、続きじゃなく新しい話だった。
ドラマの終わり方が気になっていたので、大山さんがどうなったか、全く解決無し。ガーン
雰囲気は厳かだけど設定がチープ
もともと科学考証気にしちゃだめな作品なのだけど、チープすぎて飲み込めない設定が多くて無理だった。特にヘロンの設定や最後のスプリンクラー周りなど無理があり過ぎ。 作風が格好つけた渋めな感じなので、よりチープさが際立ってしまっている。映画なので事件を大きく見せたり、派手なシーンを入れるために無理をし過ぎたのでは。
もうひと工夫を
ドラマを見ていなくても楽しめる内容でした。過去と現在が繋がるという原作韓国ドラマの設定を引き継いでいるものの、それ以外はありふれた刑事事件アクションの域を出ていませんでした。せっかくの独自設定を生かしたもう一捻りが欲しかったと思いました。
ドラマ⇒劇場版の典型的失敗例
決してつまらなくはない。 でも、ドラマ版では現在の三枝と過去の大山がコミュニケーションをとりながら、徐々に歴史改変が行われるという筋があり、そこに家族愛というテーマも盛り込まれていた。 劇場版では時間がなかったのか、その「無線を使って過去を変える」という設定すらどこかに行ってしまっていた。今回の大山は出番ほぼゼロ。 しかも真犯人の動機が罪の無い人々に危害を加える警察を失墜させることなのに、彼はテロ行為ばかり行う。 むちゃくちゃだ。 ドラマ版がおもしろかっただけに、残念。
ドラマの良さを残しつつ
連ドラ見てました。スペシャルも。 事件を解決し、過去につながる無線で伝えると、今解決したばっかの事件がなかったことになり、仲間の記憶からもなくなる。 理解するのが難しい作品ですが、よくできてるなと感心。 映画にすると、事件が大きくなるだけで面白くないパターンがよくあるが、ドラマと同じテイストを残しつつ、きっと大きなスクリーンで見たらハラハラ感も増すんだろうなぁ~と! 第一印象としては、相棒っぽいな・・と思ったら、相棒の監督だったとは(笑) 賛否両論ある終わり方ですが、私は好きです。これでこそ「シグナル」 映画だからって無駄なテイストは加えてほしくない。 坂口健太郎さん、北村一輝さん、吉瀬美智子さん、このトライアングルのバランスが絶妙にいい。 個性を消して役柄がくっきりと際立つ演技! それに加え、刑事物となると出てくる役者さんが一緒になりがちですが、久々に見た伊原剛志さんがめっちゃ良かった。白髪が増え、苦悩と渋み、善と悪の狭間が見えた。 もっと色んな作品で見たいです。 奈緒さんは相変わらずいい演技する♪ 本来、頭脳派の三枝警部補も映画だからアクションで魅せるってのも、妥協できました。
公安の闇との戦い
毒ガスヘロンを使った殺人事件が発生した。坂口健太郎扮する刑事三枝健人は、かつての交通事故死事件を調べ直す事とした。2021年の三枝は2009年時点の北村一輝扮する大山刑事と通話していた。タイムスリップものが好きな韓国物のリメイク版となっていてすでに過去の刑事と通信出来る前提になっていた。出来うれば最初のくだりから観たかったな。公安の闇との戦いだね。
韓流映画のまねっこ
ドラマはみてませんが、前フリでタイムスリップの刑事版という事はわかりました 映画ですから、いつものようにタイムパラドックスは無視でいいんだけれど まんま 韓流映画みたいだ あれだけひた隠しにしていたのに、犯人は突然に公衆の面前でオートバイアクションをするは、銃を乱射するわ まるでマンガ 未解決事件を追い続けるマイナーな部署が警察を代表するような発言をしたり、一刑事が一人で格闘して事件を解決って 派手でかっこいアクションがあればなんでもありの韓国のヒーロー物みたい そういえば 主役の坂口健太郎も韓流スターぽいですね 色白に切れ長の目、前髪をおろしてひたいを隠しているのも韓国っぽいですね とまあ、韓国映画の悪いところばかり真似してますね 演出はサラッとしすぎだし 本家はもっとスマートだし、情感があります こんな作品では北村一輝のいい面が全部死んでしまってます
もとのドラマも見てたが
地上波の連ドラは見ていた。 時間の隔たりを超えて坂口幸太郎と北村一輝が無線によって会話をするところ 誘拐事件を目撃した少年が成長して刑事になるところ そういうエピソードに惹かれて毎週見たが、何だか回を重ねるごとに 面白くなくなっていき、途中からどうでも良くなった挙句に結末が??となった。 で、劇場版って言われても 見る気はなかった。 それが地上波でやるというので録画したが それでもあまり見る気も起きずにいたものをやっと視聴。 なんかなあ 連ドラのモチーフの新鮮さはまったく消えて ありきたりの 上層部悪役で 面白みはない。 実際あったらそりゃ驚くけれど。 事実は誰もここまで頑張らない。 坂口幸太郎の綺麗事の台詞も 北村一輝の好漢ぶりも なんか白々しくて。 頑張って血だらけのみんながただただ気の毒だった。
あなた、肉体派でしたっけ???
地上波初放送を鑑賞。
テレビシリーズ、スペシャルは視聴済みです。
ツッコミどころが満載でした。
他の方のレビューに詳しいのでいちばん気になった点を…
監督がドラマに関わっていない人の時点でテイストが変わるのではないかと危惧していましたが、予想通りでした。
せめてテレビシリーズを担当していて、世界観を理解している監督がメガホンを取るべきだったのでは…?
例えば、内片輝監督ならもっと面白くなったかもなぁ…
主人公がここまで戦える人だったなんて…
テレビシリーズでは頭脳プレイに徹しており、警察官だから武術の心得があるにしても、新設定をなんの説明も無しに急に描くと云うのはどうなのかな、と思いました。
ウィキペディアによると、「坂口健太郎を血塗れにしよう」を合言葉に、劇場版ならではと言えるアクションをメインにした作風にシフトしたようですが、そのアクションがイマイチなら、その方針転換は成功とは言えないのでは…?
謎解きに関しては、このシリーズの醍醐味である、過去と現在を繋ぐ不思議な無線機を使った捜査によって引き起こされる過去改変を取り入れた展開の巧みさと、二転三転する真相に面白みを感じましたし、犯人の動機となった出来事も実際起こり得そうな内容で、リアリティーあるなぁ、と思いました。
ですが、謎解きが優れているのにも関わらず、アクションシーンがそれを邪魔していると云う印象が残りました。
日本オリジナルストーリーにした途端にこの出来とは…
韓国ドラマはすごいなと改めて思いました。
続編ありそうだけど…どうなるかな?
シグナル 劇場版 ガッカリ
シグナル 劇場版 テレビドラマが楽しかっただけに映画に期待してしまいました。 最後の終わり方が中途半端すぎてガッカリの感想。 続編を作るなら せめて感動の再開そして再び消えるストーリーなら良かった。 最後以外は良かっただけに残念です。
時空を超えて難事件に挑む刑事達
TVシリーズ未見で予告編の予備知識だけで鑑賞したが、意外に面白い作品だった。時空を超えて難事件に挑む刑事達の姿を描いた本格的なサスペンスだった。主役の坂口健太郎、相棒役の北村一輝に加え、班長役の吉瀬美智子の三人の演技が巧みに絡み合って、作品を牽引していた。それだけに、続編に含みを持たせたような曖昧なラストが惜しまれる作品だった。 本作の舞台は2021年の東京。主人公は、警視庁・長期未解決事件捜査班の三枝健人(坂口健太郎)。警視庁は、東京で発生した政府高官の交通死亡事故が殺人事件であることを突き止める。三枝は、2009年の東京でも同様の交通死亡事故が発生し、刑事の大山(北村一輝)が殺人事件の疑いを持っていたことを知る。その夜、三枝の無線機と大山の無線機が繋がり、二人は時空を超えて難事件の解明に挑んでいく・・・。 本作は、過去と現在が交錯する物語であり複雑なストーリーになりそうだが、事件、事件周辺に絞ったストーリー展開であり、分かり易くシンプルな物語として堪能できる。 三枝役の坂口健太郎は、どんなに劣勢になっても粘り強く諦めずに事件に迫っていく刑事を彼らしい優しい雰囲気で表現している。相棒・大山役の北村一輝は、従来のアクの強いイメージを払拭してマイルドなイメージで、正義感に溢れた刑事を巧演している。 この二人がメインの作品だが、彼ら以上に光っていたのが、桜井班長役の吉瀬美智子である。沈着冷静な班長を彼女らしいクールビューティという言葉が相応しい雰囲気で表現している。台詞に無駄がなく切れ味があるので、作品に緊迫感を与えている。 三枝と相棒・大山の信条は、『諦めなければ未来は変えられる』である。二人の連携で未来=現代が少しずつ変わっていく様を文字や写真を使って分かり易く描いている。コロナ禍の今に通じる言葉である。コロナ禍に絶望することなく、諦めずに粘り強くコロナに立向っていけば、明るい未来が必ず来ると信じたい。
全182件中、21~40件目を表示