アンダーウォーターのレビュー・感想・評価
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ペチャパイ姫
深海版エイリアン2かな。ストーリーもテンポ良く簡潔でまあまあスリラーだった。深海+無音+暗闇というスパイスは、やはりドキドキワクワクさせるねー。皆、宇宙の神秘や知的生命体は目指すのに深海の謎には触れない。地球の7割は海なんだから、深海には誰も知らない生命体や世界が有るかもしれない、というコンセプトなんだろうね。最後まで、例のエイリアンタコみたいなヤツの全貌や謎は解明されずに終わるが、色々お偉方がシークレットにして無かった事となるお約束の物語。ラストのデカいタコリアン笑は、どのように進化したのか?どんな敵から身を守る為にアソコまで大きくなったのか?全てが謎のままだが、まさか人気出てたら次回作とか予定してたのかな?それはヤメた方が無難でしょう
海底のエイリアン
クトゥルフ神話的深海SFホラー
2022 148本目
ザ・グリードに継ぐパニック映画爆誕
ザ・グリード、アナコンダ、ディープブルーなどの名作に並ぶ映画だと思います。良キャストも考えると日本で公開されててもよかったと思える作品です。
またそれらにはない、海底2万マイルのような海底におけるミステリアスな世界観や、深海施設が爆発していくドキドキ感など個人的にはよかったと思います。
ストーリーの環境的には難しいですが、捕食シーンなどはちょっと物足りなさを感じました。
海洋パニック作として良く出来ている
最近めっきり少なくなった海洋パニックスリラー最新作。冒頭ですぐにトラブルが起き、緊迫した状態になるまで僅か数分。後は1トン程もある水圧の深海が不気味なほど近くに感じる作品だった。
パニック映画のお手本の様な本作は、緊迫感、閉塞感、恐怖感がそれぞれ均一に整えられた良作だと思う。建物が揺れ動く度に波打つ室内の水や、パニック状態でありながらも掘削基地を守ろうと奮闘する際の指先の震えなどの描写が丁寧であり、物語に引き込まれていく。また、もう一つ称賛すべきは短い本編ながらも登場人物一人一人にきちんとキャラクターがたっている所だ。登場人物らに感情移入出来るポイントも押さえられている。水中ではヘルメットを被っており、誰が誰なのかの区別が付きにくい状況下でそのキャラクター作りがなされているのだろうか。宇宙や深海という陸のように移動、呼吸が出来ないその場所自体に人間が持つ恐怖感も良く表現出来ている。
正体不明の怪物は登場シーンこそ多くないものの、常に見張られている様な怖さがある。人より少し大きい不格好な生命体だが、そのファーストコンタクトまでは「エイリアン」を彷彿とさせる展開である。だが、ラストはサプライズの様に盛り上げてくれるエンターテイメント要素も忘れていない。かなり王道な海洋モンスター・パニック作品だった訳だが、劇場公開されると大ヒットとまではならないかも知れない。しかしファンは変わらずにいるであろうこの手のジャンルの作品は作り続けて欲しい限りである。
パニック映画の「定石」と違う
このテの映画の「定石」は、
序盤に
1 登場人物の紹介(人間関係含む)
2 場所の説明
3 トラブルの予兆
があって、それから事態が動くのが「定石」。
だが、本作は違う。
上記を全部省略し、主人公の説明すらなく、「事態」が始まるので、「緊張感」の演出としては良いと思う。
一方、「分かりにくさ」は否めないし、作品の「行き当たりばったり感」もある。当然「伏線回収」も無くなる。
あとは、海底を舞台にする必要は無かったかな。
海底1万メートルを歩ける「潜水服」は現実的ではなく、明示はないが、おそろしく先の未来を舞台にしたSFなのだろう。
であれば、宇宙を舞台でも同じだったような。
海底を舞台にするなら、水深1000m程度にしとけば、もうちょい現実味があったと思う。真っ暗なのは一緒だし、海底を潜水服で歩くのもウソ臭くない。
違う結末想像してた
海底版エイリアン vs 超絶イケメンなクリステン・スチュワート
これは是が非でも映画館でも見たかったよ。金髪ベリーショートのクリステン・スチュワートがクールな映像、スタイリッシュな演出に負けじと格好良い。潜水服のデザインもめちゃくちゃ格好良い。始まってすぐ引き込まれるし、随所のスローモーションの使い方も良い海底版エイリアン(ビジュアルがしっかりキモい!)。だから正直、話・プロット自体は映画ファンなら結構馴染みのある類のものだけど、それでもやはりすごく怖くて、閉所恐怖症になってしまいそう。キャプテン役ヴァンサン・カッセルも格好良い。T・J・ミラーはお尻を出したり、ウサギのぬいぐるみを持っていたり、髪の毛をピンで止めたりとカワイイ担当。地味にキャスト良いし演技も良いおかげで余計に力強い。
流れが好み。
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