耳をすませばのレビュー・感想・評価
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ジブリ耳すまをキチンと継承されてます
それゆえに「翼をください」の違和感が凄いですが。
ただ本編の内容的には翼をくださいの方があってます。
少しアニメチックな表現の中学生の雫は、ジブリ耳すまをそのまんま思い出せる。
重要なシーンを細かく再現してくれて嬉しい。
部分部分パーツは違えどイズムはキチンと引き継がれていてちゃんと「耳をすませば」でした。
ジブリ耳すまはこんなクセェ青春おくれるかよ!と思いながらもものスッゴク憧れてしまう青春。
本作は十年も遠距離恋愛とか出来るわけねーだろ。
聖二はあのイケメンに育って美女に迫られながら童◯なんか?そんな純愛有るわけねーよ。もはやファンタジーと思いながらもやっぱり憧れてしまう。
そして最後はお決まりのあのシーン。はい、グッジョブ。
映画ってこういう事だよなと。
現実ならとか、そういうんは本作品にほ求めてなかったから本当に良かった。
痒い所をそのまんまかいてくれる作品。
そして粋なのは映画以外にもありました。
パンフレットの表紙。
こんなん最高じゃんね。
おめでとう!雫。
あとはカントリーロードがどこかで使われていたらな~。そこが惜しかった。
ほっこりするなあー!
実写化ですが、これはこれでいい感じですね。コロナの影響で延びてしまったのでどうなるか心配してましたが、大丈夫です
ね。独特な空気感がまたいい。役者陣がまたいいですねえ。
ラストはじんわりほっこりしますねえ。
是非とも劇場にて御覧頂きたいです。
松坂桃李と中川翼が良かった
読書好きな中学生・月島雫は、図書貸出カードでよく名前を見ていた天沢聖司に興味を持っていたが、ベンチに本を置き忘れた時、偶然出会ってしまった。聖司にはチェリストになるという夢があり、話をしていくうちに自身も物語を書くという夢を持つようになった。聖司は夢をかなえるため中学卒業後にイタリアへ行く事になったため、2人は離れ離れになるが、それぞれの夢を追い、10年後に再会することを誓った。そして、10年が過ぎた1999年、出版社で働きながら夢を追い続ける雫は、イタリアで頑張ってる聖司を想い自分も物語を書き続けていたが、応募しても落選続きで、編集者の仕事も上手くいかず・・・さてどうなる、てな話。
10年遠距離恋愛って、当時はインターネットも普及してなかったから国際電話がFAXだけど、それだけじゃ寂しい。そんなんで恋愛関係が続くって有り得ないとは思うが、まぁいいか。
中学時代の聖司役の中川翼が知的で魅力的だった。
清野菜名は得意のアクションが無くて残念だった。今年の春に出産だったから、撮影時は妊娠中だったのかな?もっと前だったのかな?
松坂桃李の英語もイタリア語も上手くて、チェロも演奏してるように見え、上手かった。彼は努力家なんだなぁ、ってあらためて思った。
キスもない純愛・・・少し物足らなかったかも。
でも良かった。
「柊あおい原作」
今年115本目。
柊あおいのコミックが原作。ジブリ作品と一緒。
中学生の時と大人の時が絶妙に融合していて見ていて心地いい。
ジブリ作品は見ていて結末はどうだっただろうと何となく覚えていたが最後は感動。
自分の気持ちに正直でいたい。
ラストに免じて細かいことは目を瞑ります
ジブリアニメで有名な「耳をすませば」の実写映画化ということで注目していたので、公開初日にさっそく鑑賞してきました。といっても、実はジブリアニメ未鑑賞&原作漫画未読なので、それらとの比較は一切できません。予備知識も事前情報もないままの率直な感想としては、ほのぼのとしたラブストーリーで悪くはなかったかなという感じです。
ストーリーは、読書好きな中学生・月島雫が、同じ中学でチェロ奏者をめざす天沢聖司にしだいに惹かれ、自身も小説家をめざすようになるが、夢を叶えるためにイタリアに渡る聖司と離れ離れになって10年経っても芽が出ず、厳しい現実の前に心が折れかけていくというもの。青春時代の甘酸っぱさと大人社会のほろ苦さが、多くの人の共感を誘います。
大人になった雫は出版社に勤め、聖司はイタリアでチェロ奏者への夢を追い続けており、二人は10年間も離れたままです。その背景を描くため、前半は日本にいる雫を中心に展開していきます。中学時代の回想シーンをふんだんにインサートし、雫の人となり、周囲との関係、聖司との出会い、夢を見つけたきっかけ等、必要な情報を説明的なセリフを用いずに描いていたのはよかったです。ただ、回想シーンが多く、中学生の雫役の子の演技は大げさすぎるし、現在シーンの話は進んでいかないしで、やや退屈に感じてしまいました。
中盤あたりで、雫が壁にぶつかり心が折れかけてから、やっと物語が動き始めておもしろくなってきました。過去インサートが減るとともに、聖司の出番が多くなり、一気に作品の雰囲気が締まった感じがしてきました。まあ、イタリアの女性ネタは取ってつけたような感じがしましたが、それ以外はラストまでイイ感じで作品世界に浸ることができました。全体を通して大きな感動を抱いたわけではないですが、自分と向き合い、自分の心の声に耳をすまし、素直にそれに従い、生きていることの大切さを感じるという清々しいメッセージを受け取った気がします。
主演は清野菜名さんで、いつもの彼女らしく明るくまっすぐに雫を演じています。共演は松坂桃李くんで、他の演者よりも一つ上のステージの演技で魅せ、登場シーンのすべてで作品の雰囲気を高めています。脇を固めるのは、内田理央さん,山田裕貴くん、音尾琢真さん、松本まりかさん、田中圭さん、近藤正臣さんらの一流俳優陣です。ただ、田中圭さん以外はストーリーに大きく絡まなくてもったいなく感じました。過去シーンを削って、これらの人との人間関係をもっと描いてもおもしろかったのではないかと思います。思わせぶりなバロンも、なんだかもったいない扱いでした。
桃李くん、ありがとう出てくれて。
うーーーん・・・ 期待しすぎたかな。
清野奈々ちゃんはキングダム2が良すぎてハマり過ぎてたし、乙女系の雫役は少し違和感が。
雫の子役は演技がオーバーで、冷めました。劇団ひまわりの子役って昔こんなタイプばかりだったなー
ジェスチャーが不自然で、声大き過ぎて、帽子も変で、なんか浮いてたなー
松坂桃李くん、出てくれてありがとう。
あなたのお陰で最後まで観ることができました。
別の物語と思えばOK
コミックは読んでなくジブリのアニメ版を観ているだけですが、いろいろ設定が違いました。
コミック、アニメ版への思い入れが強く、評価が低めになる傾向があるのかもしれませんが、似たような背景の別の物語と捉えられれば、受け入れられるのではと思います。
初々しい
中学時代の約束を胸に
遠距離恋愛を10年
もう、変人だよね。笑
10年ってホントに長すぎ。
青春の二人の思い出は中学時代だけで
女の子から女性に変わる時を
一緒に過ごせない。
友達が彼氏との思い出を語る時
同じ気持ちを分かち合えない。
辛い時、すぐに抱きしめてもらえない。
でも、お互いに【夢】があるから乗り越えた。
夢物語の変人カップル。笑
耳をすませばの世界観は
壊れることなく楽しめた♫
可愛い雫も不器用な聖司くんも
二人が夢を語り合って繋ぐ様も
夢を見続けるって大変なこと
夢を諦めても諦めなくても
どう夢と関わるのか。
それを決めるのも自分。
在り方が変わっていく。
確かになって思った^^
最後はハッピーエンド!
やっぱり夢物語。笑
とてもよかった!
カントリーロードを聴けなかったのは残念。
こればっかりは仕方ない意見だと思う。
コンクリートロードは辞めた方がいいぜ
是非、このシーンを観たかった^^
うーん、今週の本命枠には来ると思うのだけど…。
今年304本目(合計579本目/今月(2022年10月度)18本目)。
原作というかジブリ作品は知らないほうです。ただ、映画内で参照される「翼をください」は名曲でよく知られているので知っているというレベルです。
映画としてみると、現在と過去(中学生時代)の行き来は激しいものの、そのどちらの話をしているのかは明確なので、「時間ずらし描写」はあるとしてもその混乱は少ないところです。
エンディングの終わらせ方に関しては私も違和感を持ったものの(本命はネタバレ回避、作家の件は結局、新しい作品を書き終わったようだけど、その後どうなったの?)、この部分は余韻を持たせたかった(各自で考えてね)という点にしたかったのだろう、と思います。
もとの「翼をください」が有名な曲であるので映画のストーリーには入っていきやすいし、映画内で触れられている楽器(チェロ)の話も初歩的なお話なので(音楽一般にある程度詳しいならノーヒントでも、なくても「チェロ」を検索して把握しているだけでも全然違います)、そんなに高いハードルは求められないところです。
今週の本命枠といったところでしょう。
気になった点は下記2点です。
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(減点0.3/日本の法律に対する配慮不足)
・ ラスト直前、自転車の二人乗りのシーンがありますが、これは法に触れる行為です。個別の細かい行政法規とはいえ「自転車の二人乗りがダメ」というのは常識扱いな気がします。
ただ、例えば「さかなのこ」であればエンディングロールで「公道ではヘルメットをしましょう」などちゃんとフォローがあったのにこの映画はそれがなく(エンディングロールを最後までみて確認しています)、まぁ常識扱いなのだろうとは思いますが、真似をする方もいかねないので、ちゃんとこういう「身近にある法律の問題」に関しては明確にフォローしてほしかったです。
(減点0.2/イタリアでの女性とのやり取り)
・ 主人公(この映画で主人公を誰にとるかは微妙ですが、作家を目指す女性の方と考えるのが普通)がイタリアにいって、イタリアにいた女性と口論するシーン。ここは英語です。
ただ、この主人公の方って映画内では編集部につとめているなど、一定の国語力はあることはわかりますが、英語力については触れられていません。ただ、イタリアにいる女性と口論するシーンの、イタリア人のセリフはかなり早口で、字幕はかなり意訳されています。性格に聞き取って理解するには一定の知識がいります(語彙的にほぼ準1以上必要)。
一方で、通訳しているシーンとしていないシーンがあることから、この部分に「通訳が挟まっていない」ことの解釈から「理解ができたのか?」とも思えますが、あれを通訳なしで理解するのは結構きついです(事実上準1かそれに匹敵するTOEICのスコア等がないと無理で、その程度の英語力があれば、英語をいかした仕事も視野に見えます)。要は、「多少少しできる程度の英語力程度」ではなかろうかと思え、その前提であの英語によるやり取りを理解できるというのは、ちょっと変かな…というところです(この映画に、明確に主人公が英文学科卒などといった設定が存在しないため)。
素晴らしい映画でした🈵
起承転結でテンポのいいストーリー、現在と過去の回想を織り混ぜた見事な展開、美しいチェロ演奏による音楽=「翼をください」、そして感動的な結末、いずれも非の打ち所のない、とても素晴らしい映画でした🙆
清野菜名演じる月島雫、その表情と仕草だけで、心が揺すぶられて涙がこみ上げてきました😢
松坂桃李演じる天沢聖司、惚れ惚れするくらい渋くてカッコよかったです😋
山田裕貴演じる杉村竜也、あのひょうきんで憎めない演技は、ある意味ぴったりのはまり役でした😆
この映画で特に印象に残ったシーンは、2人(4人)で「翼をください」を歌うシーンと、最後に送った聖司から雫への告白の手紙ですかね😂
とても感動的で、涙が溢れてきました✨
久しぶりにいい映画に出会えて、とても満足でしたが、エンディングでなぜ杏が歌ったのか、これだけは大きな疑問⁉️です!ミスキャストとしか思えないです😓
できれば、最後も清野菜名ちゃんに歌ってほしかったなぁ😊
私の中では、今のところ、今年の最優秀作品賞、最優秀主演女優賞の映画です‼️
ねこ黒猫じゃないしポンズだし
アニメの続きとしてみたら2
別物とみて3にしました
カントリーロードだよねーやはり曲は
ノリが違う
中学の友達は未だに友達ってのは良かったけれど、しずくが、悩みすぎ
事務所の部長の声と、中学のしずくの声が無駄にでかい、中学のセージくんは良い青年に見えた
せっかくセージくんに、会いに行ったのに昔のガッツあるしずくはどこいった〜なぜすぐ帰る、音楽モチーフなのにこんなに静かなシーンがある作品も珍しい
「腐れ屁理屈偏屈ジジイ」の涙腺崩壊一歩手前。ちょっとプラトニック過ぎる難点が最後に生きてくる秀作。ほぼ満点❗️
最初、乗り気でなかった。でも大入り観客にはキチンと根拠があったヨォ。
元の元の原作漫画もアニメも知らんし
松坂桃李はなんでも演じられる名優だが、しかし基本「優等生」だから・・
NHK教育TV、昔の・・的な「お子様向け優等生」作品かと・・
でも、確かに「優等生作品」過ぎるのは、読みが当たった。
ただ「キチンと優等生で貫きとおしている、ケレンみの無さ」がジジイの心を鷲掴み❗️
なによりも「小学生でもわかるわかりやすさ、展開が感情移入させてくれる」
恋愛というか愛・・と人生の夢 という人間の基本的2代テーマをわかりやすく魅せる。
最後には「松坂桃李と清野菜名・・頑張れぇ、でも婚期を逃すなヨォ」と祈念しながら
見守るワシでした。
なんか1988、1998高の背景、アナログ、タバコ、パワハラ上司が懐かしい。
それより、中学生子役が見せる、恋のやりとり
神社、屋上【真意を読み取れない中坊男子、でも、それでも好きなのはお前】
【どんな人だろう・・憎たらしい奴、でも本当はいい奴で大好き❤・・でもコレは伏線が最後に・・】
という三角関係からの「甘酸っぱい中学生の恋愛❣️」に胸キュンなのだ❗️
人生の夢、目標への葛藤、職場の人間関係、挫折。
恋がプラトニック過ぎるのに若干「眉間にシワ」だったが
恋のライバルイタリア娘🇮🇹に惨敗・・からの展開が素晴らしい。
生きるって大変。夢を叶えるのは確率的にもっと大変。
という事実をソフトに咀嚼して描いている。
そう「一度諦める悲恋、でも、気持ちを切り替えて頑張る」というのは
感情を揺さぶる王道中の王道。土下座🙇♀️も今は亡き「日本の伝統文化」で良い。
イタリア等の橋の上🌉の遠景がVFXだかCGくさいのが唯一の残念。
だが、イタリアの描写、日本の描写に破綻はない。
とにかく「感情移入しやすい、わかりやすい老若男女万人向けの平易作品」
原作の妙か脚本の力か?よく「こなれた」ストーリー
わかりやすい画面展開。これぞ、TV📺ではなく映画🎦、映画館に缶詰になっておしっこ我慢しつつ見るべき良作。
配信の倍速ではわからない、なぜなら通常速度で、既に観客に「咀嚼しやすくなっている」作品だから
イタリアと日本という、ネットが事実上普及していない時代の遠距離感が、もどかしいがかえって味がある。
現実は「編集者と作家」の両立は三島由紀夫が大蔵省の仕事おっぽり投げたように困難だ。
異国の地で音楽家として大成もムリ目。
でも「それは、ファンタジー、フィクションならではの飛躍的描写」
珍しい作品だ。一度で、感情移入できて全て共感できるから
「もう一度見たい」「配信で観たい、DVD買いたい」とは思わない。
なんだか夏の甲子園の最後のヘッドスライディング、やりきった感十分。そういう佳作。
人生は贈り物。夢は形を変えてゆく。
原作を見たことは無い。
最後が駆け足だった気もするが、10年を掛けた夢を追う2人の純愛映画として純粋に楽しめた。
人生は贈り物、夢追い人の背中を押してくれる作品だと思う。
原作と比べなければ.......
ピュアな気持ちを思い出させてくれる映画です。
働いてたり周りが見えなくなるほど何かに集中しすぎていると、自分の心の声はいつの間にか聞こえなくなってしまいますし、心の声に気付くことすらできなくなるものです。
天沢と月島がお互い向かい合うシーンにしても「心からセリフを言う」という俳優陣の姿勢が伝わりました。
特にラストカットの天沢と月島の2人のシーンなんて、すごく綺麗で心温まる素敵なシーンとなりました。鑑賞する世代により評価が分かれそうな気もしますが、大切な何かに気付くことができるのではないでしょうか?
ただ不満を言うならば、杏さんがエンディングを何故歌うのかが不思議で、ここは月島(清野菜名)が歌うべきだと思いました。また、原作に登場するバロンの存在感がほとんどなかったのが、不満に感じました。やはりバロンあっての「耳をすませば」なので。
でも鑑賞後、すごく暖かい気持ちに包まれたので星5としてます。
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