耳をすませばのレビュー・感想・評価
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人生は贈り物、有給はとりましょう!
ジブリの実写化と聞くとあの怪作(なぜかのby清水崇)を思い浮かべてしまい、かなり構えていざ!…ほぉーなる、まっすぐなラブストーリーできましたか。実写に拘らず10年後のオリジナルに軸を置いたのが功を奏したなーしかしなぜ主題歌がby杏なんやろ🤔
直前にアニメ「耳をすませば」見ないほうがよかったかな
アニメ作品の方を見た直後に鑑賞してしまったのがよくなかったのか、
シーン・セリフの改変がありなかなか
入り込めず、
前半は見ていても退屈で、
後半はわかりやすく恋愛的なオチがあり
まぁ涙にはなるけども。
過去回想シーンは改変があり
違和感ばかり。
風景をまったく同じように見せるロケーションは
なかなか見つからず、使えずで
難しかったのだと思いますが
「耳をすませば」のいいところは
細かな風景の描写だと個人的には
思うので
それを再現しきるのは難しかったのかなと。
あれ、ポスター変わったの?
清野菜名ちゃんも作品自体も、どこも悪いところがない。
むしろ良い。
なのに何故か響いてこない。
肝心の歌のシーンも背筋がゾクゾクっとしない。
なぜだろう。
優等生すぎるのかな。
雫が書いているもの、具体的でなくとも、誰に向けて、何を書いているのか、書きたいのか、書き続けてきたのか(子どもたちに、信じることの大切さを、等)が、見えてくれば良かったかと思う。
エンディングの歌もなぜ、杏なんだろう。
上手い下手じゃない。
(「君が世界のはじまり」のエンディング、松本穂香がアカペラで歌った「人にやさしく」。ものすっごく胸に沁みたからね。)
山田裕貴は何してもよく似合う。他の人が演じてたら薄っぺらい役になってたろうけど、山田裕貴が演じると人の良さが滲み出てくる。
ポスター?が自転車二人乗りしてる松坂桃李と清野菜名になってるけど、絶対こっちの方が良い。
ラストよかったですね。
これはこれで良かったです。
ジブリアニメの内容はすっかり忘れてたと言う事もあり、普通に面白かったです。
加え煙草で部下を怒鳴り散らす上司って今の時代にはいないんじゃないのかな?とか思いながら見てました。
子供時代の雫役の子は可愛いんだけど演技がわざとらしかったです。もっと自然な演技が出来るようになったら良いな。
中学生の恋心と大切に思う気持ち
ジブリアニメは見てません。だから高評価かも。
終始ほのぼの。中学生の頃の恋心を思い出す過去パートに大人になり世間の厳しさ、うまくいかない自分の気持ちの葛藤を清野菜名さんと松坂桃李さんか自然に表現したように思います。
結末には満足です。やさしい気持ちになりたい気分の人は観るといいと思います
「ちむどんどん」レベルの作品だった。
アニメのその後を実写化というのは、かなりハードルが高いのは承知の上で、敢えてこの評価です。
①演技が酷い
演技というより演出の問題かもしれないが、全般的にほぼ棒読みで、いきなり声が大きくなったり、「で、で、でも…」とか詰まるシーンの下手っぷり。見ていて辟易する。
②脚本が陳腐
ヒロインが物書きという事から、「まさかラストは原稿用紙にタイトルを『耳をすませば』って書く場面だったりしてww」と多少揶揄しながら見ていたらまさか当たるとは(笑)
③設定がおかしい
1999年の筈なのに、何故か原稿がまだ手書きとか、携帯電話もまるで普及してないとか、職場のデスクでタバコを吸っているとか、大手出版社なのに有給が取れないとか。
④演出の問題
・イタリアで聖司の部屋に入った雫がコートを最後まで脱がない不自然さ(聖司も勧めない)は何故?
・金髪のお姉さんが聖司を好きなこと(というか愛してる)を示すのにハグ一回だけで済ませるの?
・コンサートも聞かずに、事情も聞かずにイタリアから日本に速攻で帰国しちゃうって雫は何なの?
・雫の突然の帰国から、聖司が日本に戻って告白するまでさすがに早すぎないか?
とにかく酷い。今年のワーストを争うレベルかと。
最後の昂りを
ジブリの耳をすませばは未鑑賞ですが、変に知識を入れても仕方ないなと思い直行で鑑賞。
思ったよりかは良かったんですが、実写にするには難しかったなーという印象が残る作品でした。
台詞回しにやや違和感を感じる場面が多く、役者陣の演技に問題はないはずなのにどこかモヤッとする事が多かったです。
致命的だったのは10年後の恋愛模様がそこまで面白くなかったなと思ってしまったところです。周りの人物も別に大したことしませんですし、イタリアでのいざこざも必要あったのかと考え込んでしまうくらいです。オリジナル部分の話はお世辞にも良いとは思えませんでした。
終盤にある「翼をください」の街中セッションは抜群に良かったです。徐々に徐々に人が集まってきて音が増えていく感じがゾクゾクっときて楽しかったです。ここで終わっておけば良かったんですが、若干の蛇足があったのは余計でした。
元に頼るがあまりに、オリジナルの部分が霞んだ、そんな作品でした。大事故にはなりませんでしたが、こういう日常の実写化もまた難しいんだなと痛感させられました。
鑑賞日 10/19
鑑賞時間 8:45〜10:50
座席 G-10
観てよかった✩.*˚
「カントリーロード」のイメージでいたけど、今回は「翼をください」でした。すごく澄んだ歌声で、月島雫もイメージ通りで、よかった。
耳をすませば、の10年後。あまりにも純愛だよねーと思ったけど、この2人ならそんなことも起きるのかなと思える。そういえばこの2人、10年後というのは1998年。同世代だった。2022年はどんな感じかなぁ〜など想像しつつ。。
1998年、有休取るなら会社辞める覚悟で、とか、たしかにあの頃そんな雰囲気あったかもー( ̄▽ ̄;)
周囲が次々結婚し始めて、また仕事も悩みがあって、遠距離恋愛のままでいいのか、迷いもあって。
2人の恋愛にちょっと波乱の雰囲気もあったけど、終始ほっこりとしていて、最後のシーンはあまりに出来過ぎじゃないのと思いつつ、気付くと涙してました。
映画館は平日の夕方ということもあり、貸切だったし、期待通りだったし、、観て良かった(*´ ꒳ `*)
こんなの、反則です‼️
こんな反則技を使われたら、好きになっちゃうしかないじゃないですか‼️
ずるいなぁ、もう😤
反則①
同じ本を読んで相手のことを想像し、もっと理解したいと思う主人公たち。
先に読んでやる❗️とか、相手より多く読んでやる❗️という可愛げあるライバル心も、ああ青春‼️
体育会系の辛い練習を共にすることで醸成される信頼関係も好きですが、読書を通じて繋がる信頼関係も想像以上に強固なことがあります。
そうです❗️恋愛感情とは、信頼関係の延長なのです。だから、信頼関係にヒビが入ると呆気なく崩壊するのです、どんなカップルも。
反則②
ジブリ映画のあの世界観をなんとか実写で再現したい。
その思いがどれだけの人の心に届いたのかは分かりませんが、少なくとも安易な二番煎じではなく、真面目に本気で取り組んだのだろうことは十分に伝わってきました。
ジブリを超える超えないなんてどうでもよくて、ジブリが好き‼️だから、この映画を作ったんです‼️
それでもう十分な気がします。
(もし製作経緯が全然違う動機からだったらどうしよう😂)
穏やかな気持ちで
そこそこ面白かった。
20代の雫と聖司が、世の中に流されて純真な気持ちを失って、我を取り戻すお話として描いておりました。
観る前は「これじゃ漫画原作じゃなくて、ジブリ映画が原作じゃん!」という不満がありましたが、ちゃんと「協力:スタジオジブリ」をクレジットしてあり、その配慮&仕込みしてあるなら、まあまあアリかなと。
見失っている間の姿は、相当イライラしました。
ジブリ映画の延長だとしても製造職人と演奏家の違いはどうよ、とか。
音尾琢磨の編集長のキャラ(とセリフ)だけが最後までちと受け入れがたかった、とか。
『おもひでぽろぽろ』かよっ!みたいな安易な終わり方は許されるのか、とか。
「作家になりたい」んじゃなくて、「こんな作品が書きたい」が先でしょう。
目的と手段が入違ってることを忘れちゃったお前に、作家にゃなれないだろう、とか。
そもそものジブリ映画自体、原作軽視の冒涜だったよな、とか。
ツッコミどころは無限にありますが、貯まったポイントを使って無料で観たら、まあまあだなぁと穏やかな気持ちを維持できました。
お金払っていたら微妙。
甘酸っぱいとはこの事か
ジブリの方は、まだ観ていない。
しょっちゅうTVでやってるから、いつでも観れるはいつでも観ないの状態。だけど関係なく面白かった。
2人より少し年下だけど、同世代なので、飛行船やらテレホンカードやら懐かしさもあった。そういや当時はオフィス内喫煙OKだったな。カウチンセーターも最近では見かけなくなった。
過去と現在が交錯して、2人の距離が縮まっていくのを、ちょっとニヤニヤしてしまいながら観ていた。
杉村の子供時代の子、よく似た人見つけてきたなと思っていたら、荒木飛羽くんだったか。髪を短くするとあんな感じなんだな、すでに完成されたカッコ良さ。
全体的にファンタジーな仕上がりだから、略奪チャレンジは必要なかったかなと思う。「待ってていいの?」の返事につまった事にガッカリして出ていく、からの手紙で良いラストに持っていけると思うのだけど、あそこだけ変に湿り気のあるパートになっている。
清野さんは笑顔が素敵で好きな女優さんの一人だけど、この役柄にピッタリだったと思う。
ふんわりと柔らかい表情で、なんか健気で、ずっと雫の夢を応援していたくなった。
なんか違う
回想シーンが結構多くて、しかもアニメに結構忠実だから、リアクションは大げさだし声も異常にデカい。アニメならアリでも実写となれば違和感になってしまう。離ればなれのまま10年となれば描けることも限られてくるだろうから回想が多くなるのは仕方ないことなのか?
松坂桃李さんは雰囲気を漂わせるような役上手だと思うものの、この役は高橋一生だろ!と思ってしまう。ごめんなさい。
爽快感たっぷり!
原作を存じない方も素直に見れる作品、難しくなく気持ちが優しくなる作品ですのでお子様からご年配の方まで楽しめます。
後味スッキリでモヤモヤしません。
心が疲れている時にほっこり安らげます。
爽やかな恋愛
ジブリを越えられないだろうと思ってあまり期待せず見たが、それなりにうまくまとまった爽やかな恋愛映画でした。中学生の時の恋?10年の遠距離恋愛?現実社会では終わってるケースが多いけど、ずっと他の人を好きになることもなく続くという、まるで映画みたいな話、、。だから爽やかなのか?ジブリでは露口さんの声が入ったバロンがミステリアスな役割を果たしてたが、今回は??猫でなく赤い鳥(翼を下さい)がその役割だった。ジブリは超えなくても見て楽しくなる映画でした。
TDSに行きたくなりました
人はそれぞれおかれた境遇が違うので
一概に言えないけど‥
「自分の気持ちに素直になる」
ということは年齢を重ねごとに
難しくなるように思います。
ややもすると日々、時間やノルマに
追われていたりすれば
本当の自分はどうしたいんだっけ?
ということさえ見失うことのが日常です。
そんな時にもし時間が作れるならば
観たい映画ではないでしょうか。
人生はこうありたい。
と思える映画でした。
実写には実写としての感動が。
アニメ版を忠実に再現されている場面には感動しました。特に杉村くんの告白シーン、自転車で坂道を登るシーンが!!
アニメ版ではカントリーロードでしたが、実写は翼をください…ガッカリしていましたが、それを払拭させる歌唱シーンは感動しました。
実写版でガッカリする作品も多いと言われます。
個人的には好きなシーンを残し、かつ、素敵な新しいエピソードを追加して好きな作品に仕上げて下さりました。
優しい時間が流れてますね。
アニメの印象的な場面も使いながら、社会人になって、自分の目指す方向に迷う雫の姿が余計に切なくなりますね。離れている聖司君との、すれ違いも温かく見守りたくなる、
成長しない大きくなった杉村が場を読まない発言に微笑ましくなりますね。
見失った夢を探す物語
10年後の雫は出版社で働きながらも、作家と向き合えず、自分の気持ちを押し殺して、自分の思っていることが言えなくなっている。
最初の頃はそうではなかったけど、なぜそうなったのかなあとは思ってしまった。
また、カントリーロードを期待してしまっただけに、「翼をください」なの?とちょっとがっかり。
でも映画の内容とは合っていて、好きな曲でもあるので、編曲もよかった。
中学生時代の二人は、初々しい。すこし演技に不自然さというか無理さはあるかな。そこが少女まんがっぽくはあります。今だとあんなことしないし言わないんだろうなー。スマホとかない時代だからこそ何感じかな。
それはなんか懐かしかった。
中学時代と今の自分が交差して、思い出しながら元々の自分を取り戻していこうとする。ジブリにあったような猫ムーンが電車に乗るシーンとか、リアルで見るとまた可愛いです。
イタリアまで聖司に会いに行って、ガールフレンドと仲良さげなところ見ても、そこは何も言わないのね。
そこで思ってること言った方が、この映画の内容には合ってた気がする。2日目の広場でのコンサートもどうだったのか気になる。結局聞いてないの?帰っちゃったの?一方的に別れを告げたの?
何も描かれてないから、物足りない。
聖司のバイオリンに雫が歌うところは良かったんだけどなあ。
聖司が、街の中で奏でる音楽がとてもよかった。
一人、また一人と参加して楽しく演奏するのを聴いて涙が出ました。
ラストは、オープニングと同じシーンになって、太陽に照らされる二人の影がとても綺麗!
そーくる?とは思ったけど、まあ10年だもんなあ。
そう考えるとありか。
でも純愛な感じでほのぼのしました。
芸術は心の栄養だなーと改めて感じました。
純粋なラブストーリー
ジブリ作品の後日談を実写化、ということで若干不安でしたが、とても良かったです。
内容はアニメと被っているところが多かったですが、うまく再現されていたと思います。アニメの内容を覚えている人は少し退屈かもしれませんが。結末も予想の範囲内で安心して観れました!
他の方もレビューしているように、アニメでは「カントリー・ロード」今回の実写映画では「翼をください」がテーマ曲になっています。今回は十年後の二人を描き、現実と夢の間を葛藤する様子を中心にしていたので、「翼をください」はすごく合っていたと思います!
ただ、「カントリー・ロード」も聞きたかったので、過去回想編は「カントリー・ロード」を流しても良かったのでは?と思いました。
全体的にアニメをよく再現していたし、爽やかなラブストーリーだったので胸焼けせずに観れました。
音楽も良いので、映画館で観る価値ありです!
雫と聖司の愚直でピュアな恋と夢追いの物語
本作は、スタジオジブリの名作アニメ「耳をすませば」の主人公2人の10年後を主軸に描いた作品である。物語はアニメ版で描かれた中学校時代と10年後を往復しながら進んでいく。アニメ版未見でも十分理解できるストーリー展開になっている。遠距離恋愛中であり、共に夢に挑んで懸命に生きる主人公2人の姿を通して、人を想うこと、夢を追いかけることの大切さが心に響く佳作である。
本作の主人公は月島雫(清野奈菜)と天沢聖司(松坂桃李)。舞台は、中学校時代、互いの夢を目指し10年後の再会を誓った二人の10年後の1998年。聖司はイタリアに渡りチェロ奏者として着実に成長していた。一方、雫は、出版社に就職し編集者として悪戦苦闘しながらも、コンクールに挑んでいたが落選の連続で、夢を追いかけること、聖司との関係にも迷っていた。迷いを断ち切るため、雫は意を決しイタリアにいる聖司に会いに行く・・・。
雫の中学時代を演じる安原琉那の映画初出演とは思えない演技が光る。本への憧れ、聖司への想い、女友達との恋バナなど、瑞々しくストレートで外連味の無い感情表現でリアルな雫を好演じでいる。青春真っ只中という感じがして心地よい。今後の出演作に期待したい。
夢を追いかけることは素晴らしいと謂われるが、現実は厳しい。雫は、作家になる為にコンクールに挑み続けるが結果は出ない。中学校時代、夢に挑んでいた時の心の音も聞こえなくなっていた。雫と再会した聖司も心の音が聞こえないと吐露する。順調に夢を追いかけているかにみえた聖司にも迷いがあることが分かる。
聖司は帰国し、雫に自分の想いを素直にぶつける。雫もそれに素直に応える。聖司も雫も迷いが消え、本当の自分を取り戻す。そして、再び夢と恋を追いかけていく。
名曲・翼をくださいが効果的に挿入され作品に青春の風を吹き込んでいる。本作は、雫と聖司の愚直でピュアな恋と夢追いの再生物語である。観終わって、清々しい気持になる佳作である。
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