「願いと約束」耳をすませば Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
願いと約束
原作未読、ジブリの同作は遥か昔に観てはいるけれど、ボヤ~っとしてか覚えていない状況で観賞。
中3の頃本が好きで出会ったチェリストを目指す男の子と、物語を書くことを夢みる少女の話。
出会ってからの半年と、それぞれの道を模索しはじめて10年後の話しを織りまぜながら、上手く行かない夢と仕事と遠距離のプラトニックな恋愛に悩む雫を軸にみせていく展開で、元々ネガティブ思考な感じがする主人公ではあるけれど、確かにこれは厳しいですね…。
清野菜名はもうちょい上手いと思っていたんだけど…合わなかったのかこんなものなのか…ただ、1998年の25歳の登場人物と、どこか似ている雰囲気を持った中学生時代の配役はおみごと。
雫の脳内再生の幼少期の聖司は松坂桃李というより松坂大輔だったけどw
ドマジメで爽やかで優しくて温かくてという不器用な主人公ではあるけれど、解る部分も結構あるしとてもおもしろかった。
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