「久しぶりに心温まる、どこか羨ましく思う作品」耳をすませば マグニートさんの映画レビュー(感想・評価)
久しぶりに心温まる、どこか羨ましく思う作品
こういった心温まる作品はやはり定期的に視聴すべきですね。どこか懐かしくも羨ましく思えるエピソードでした。まぁ私は青春や夢なんか無縁なのは理解しているのですが…。
今作ほとんどの人が一度は見た事があるであろう『耳をすませば』の実写ですが、実写オリジナリティの部分も多く見え、また清野さん演じる主人公雫の真っ直ぐな心情と仕事と夢との葛藤が描かれています。どこか共感する点なんかもありました。
また恋愛が主体ではありますが、あくまで落ち着いた展開であるのでほのぼのしてみていられます。心の声に耳をすませば自分の選択が見えて来る。建前ではいい顔していても『やりたくないことはやりたくない、やりたいことは自然とやれる』それがある意味人間であり、本来は諦める必要がないのに、納得すれば楽になるからなんらかの理由を選びやめることを重点に考えてしまう。そんなふうに感じました。
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