「ストーリーに大穴あり」モービウス urotannさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーに大穴あり
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アメコミ映画は大好きですが、原作は知りません。
まず最高峰の技術でザ・ヴァンパイアなアクションを見れたのは良かった。
怪力、エコーロケーション、使い魔の蝙蝠、血を吸うといったまさにヴァンパイア。
スピード感、爽快感あるアクションは期待通りで文句なし。
問題はストーリー。
私は基本的にこういったアメコミ映画で細かい設定やストーリーの破綻は気になりません。
アクションさえ良ければそれでオーケー!といったスタンスです。
従って、なぜか説明なくちょっぴり霧状になる主人公たちも「まぁヴァンパイアだしな!霧にもなるか!」としか思いませんでしたが、ラストはいけません。さすがに突っ込まざるを得ない。
主人公はこんな人食いの怪物は存在してはいけないと親友を涙ながらに殺す決意をしたのではないのか?そのために血清を2つ作ったのでは?自分が生き残るのであれば親友を殺す必要なくない?徐々に人工血液が効かなくなる問題は?なにのうのうと生き残ってるの?
と疑問点が噴出。
別になんでもいいんです。ヒロインの説得で心変わりしたとか、なんか突然変異で血が要らなくなったとかどんなご都合主義でも良いから視聴者に説明してくれ。
あれじゃカッコいいこと言っておいて親友の死ぬ姿をみたら怖気づいたくらいにしか思えないぞ。
後5分長くしてそこを解消してくれれば・・・といった感じ。
アクションは良かったので次回作でそこに触れてくれれば良いなぁ・・・
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