「映画館で見てこその作品」さんかく窓の外側は夜 てらちさんの映画レビュー(感想・評価)
映画館で見てこその作品
・ストーリーは漫画原作という事もあり引き込まれる内容でした。幽霊や除霊、呪いなどの非現実のなかに現実を感じる部分があり心霊的な恐怖ではなく、人間の醜さ残酷さへの恐怖を感じました。相沢友子さんの脚本素晴らしいです。
・本編は音響、映像美、カット割りなど森ガキ監督のこだわりが細部まで詰まっていました。心地よいサウンドトラック、作中の焼肉の毒々しい音、布の擦れる音かなりのこだわりを感じたので映画館の完璧な音響設備で是非感じて欲しいです。鳥肌ものです
・この作品の鍵となる色は「赤」かな?と思います。大画面高画質での血の赤さはグロいより先に美しいが出るほどでした。見る方には是非キャストの服の色にも注目しての欲しいです。
この作品を隅々まで楽しむには映画館で見るのが一番かなと思います。私もレンタルして自宅で見てから映画館で見たかったといつも後悔してしまうので、迷ってる方は公開が終わる前に行きましょう!
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