「なんだかんだ言っても楽しみました。」さんかく窓の外側は夜 矢野まみこさんの映画レビュー(感想・評価)
なんだかんだ言っても楽しみました。
原作読者なので見に行きました。
1. 三角の誰ソレ感がすごかった
ビジュアル的にも違和感あるなと思ってましたが、キャラ的にも、特に前半おとなしいなーと。おお、ずっと敬語でしゃべってる…(原作だと雇い主の冷川に対してタメ口だし時々殴ったりしてる)
2. ヒウラエリカに呪われる弁護士さんが超美人女優でびっくりした
原作では普通のおばさんです。
3. そんなタイミングで焼肉!そんな場面で肉の話!
4. 結局のところ、なぜ三角が冷川に好意を持つのかよく分からない
これは正直、原作でもよくわかりません。見てる分には面白いし、奇矯な性格に育ったのを本人の責任とは言えないが、あんま人間として好感を持てるタイプでもない。
単行本読みなので最終巻をまだ読んでいない。読んだら納得できるのだろうか。
5. クライマックスで「二人が空中で手をつないでくるくる回るイメージシーン」というプランがあり、実際撮影もしたらしいが、結局使わなかったらしい
実際にやったら、どっちかっつうと面白映像寄りになったのではあるまいか。ある意味見たい。
6. ラストがなんだかもやもやしますね。まだ教団やら「先生」やらの件が片付いたわけではないから?
7.逆木の出番がほんのちょっと。
つってもけっこう原作と違う部分があり、映画ノベライズが出てたのもあえて見てないんで、なんだかんだ言っても楽しみました。
ただ時間短いんでいろいろはしょられたし、迎くんが削られたのが寂しいですね。TVアニメ化の予定もあるらしいですが、そっちでは期待できるのかな。