劇場公開日 2020年11月20日

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「経世済民!」泣く子はいねぇが 原健彦さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0経世済民!

2020年11月20日
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鑑賞方法:映画館

経済の事を経世済民と言う。経済で民を救う事を意味する。こんな日本に誰がした!私も無知で小泉政権に騙された口だが、構造改革とはインフレ対策である。デフレの時にやるのはタブーである。最近知ったが日本は国債をいくら発行しても自国通貨だてなら破綻しないらしい。インフレ率に気をつけてさえいれば。日本に必要なのは、消費意欲が生産性を上回るまで積極的な財政出動らしい。このコロナ化財政出動して国民を救う事が必要なのに構造改革とか言ってできていない。日本が国債で破綻しない事は財務省も認めている。構造改革で国際金融資本に日本を売っていいのか?例えば、大店法を改正して、地方にイオンを作ることを許し、商店街を潰し、日本は災害大国なのに、公共工事を半分にまで減らし、インフラ整備を怠り被害が甚大になった。
一度落ちたらどうやって這い上がればいいんだ今の日本は!
富裕層も他人事ではない!南海トラフ、首都直下型地震は来る。
災害が少ない欧米なら個人主義でいいかもしれない。だが、災害大国の日本では助け合うために共同体を守らないと駄目だ。
この映画の主人公はどうしたらよかったのだろう?
東京一極集中では地方が廃れて日本が衰退していくことの兆しが感じられた救いのない映画でした。

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原健彦