トゥモロー・ウォーのレビュー・感想・評価
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ことのほか、楽しめました♪ プロットがしっかりしてて、タイムトラベ...
ことのほか、楽しめました♪
プロットがしっかりしてて、タイムトラベル物にありがちな、なんで???や、都合のいい理由付けがなくて、ストレスは無しで鑑賞できました♪
ただし、登場人物死に過ぎ。「死ぬ、どんどん」状態。都合のよい人だけ生き残るし・・・。
早々に亡くなってしまう、あのおばちゃん。「24」のクロエさんですね。
あと、エイリアンの姿が、どんな映画でも、大概ステレオタイプで決まってしまっているので、画期的なエイリアンの姿を誰かデザインしないかしらん。
「レゴバットマン・ザ・ムービー」のクリス・マッケイ監督によるSF...
「レゴバットマン・ザ・ムービー」のクリス・マッケイ監督によるSF映画。突っ込みどころ満載なタイムトラベル+エイリアンものです。
いきなり未来からスタートし、その1分後には「28年前」というテロップと共に現在に戻り、またすぐに未来に行く、という滅茶苦茶な編集もさることながら、突然現在に未来から使者がやってきては、地球の滅亡を告げられ、有無を言わずに世界中が兵士を派遣する、という忙しい展開に「ちょ、ちょっと待って」となること間違いなしでしょう。
ただし余計な説明がない分、テンポが速いのは、自宅鑑賞向きですね。段階を踏まえず、していろいろ大事なことをすっ飛ばして語られるのは、今流の倍速鑑賞に似ていて、ながら見には好都合なのです。
例えばタイムトラベルをどうやって実現したのか。時間軸はどう機能しているのか、などを深く突っ込まれないためにあえて説明を省略していて、タイムトラベルはできるけど、特定の年代、つまり2051年にしかいけない、とかいう設定になっているのです。説明はまだ開発段階でエイリアンの急襲を受けたためにやむを得ず未完のまま使ったという一言で事足りています。それをくだくだ説明調の台詞で見せられるほうが苦痛に監視じていたことでしょう。
ところで、主人公のダン・フォレスター(クリス・プラット)は2051年の未来で大佐としてエイリアン防衛の指揮とるのでに成長した自分の娘ミューリ(イヴォンヌ・ストラホフスキー)と出会います。ミューリが明かすダンの過去は悲惨なものでした。ダンは自分がどんな原因で死んでしまうのか、しつこくミューリから聞き出そうとします。そして、その関連で、家族が離散してしまっわけまで聞かされたダンは、大ショック!そのためか、地球を救うミッションのつもりで来たのに、何としても娘を救いたいという個人的感情が色濃くなっていくのでした。
加えて現代に戻ってきたダンは、エイリアンとの対決のために疎遠になっていた父親のジェームズ(J・K・シモンズ)の協力を得たいため、不本意ながら頭を下げるのです。
本作は、イラク戦争に出征したのは自分の意思ではなかったものの、家族との関係を疎遠にしてしまったダンが家族との絆を取り戻す物語でもあったのです。この伏線はなかなか良かったです。
見どころとしては、ダンとエイリアンが直接対決する肉弾戦が、スリリングでスビート感があり見ごたえありました。
もしジュラシックロスで、もう少しオーウェンの活躍を見たかったとこぼしている方がいたら、本作でのクリス・プラットのアクションをご覧になれば、充分埋め合わせできることでしょう。やはりクリス・プラットには恐竜とエイリアンが似合っています。
2021年7月2日Amazonプライムより配信開始
家族(娘)のついでに世界を救い、父との確執も修復しちゃう男の物語。
面白かったです。
30年後の未来に起こる人類滅亡の危機に立ち向かう男の物語。父との確執の修復、家族のために闘う男を描いています。シナリオ的に場面が盛りだくさんで、現代→未来→現代に戻って根本解決、と飽きのこない展開が良かったです。
あとは火山のところの伏線回収が楽しい。あーそこであの授業風景だったのね笑、と。
ただ分かりづらいところもあって、なぜ2022年の人類が選ばれたのかの説明や徴兵される人達の条件説明が後のシーンでされる部分。まぁちゃんと納得できる理由を説明してくれるからいいけど、説明があとだから見てる瞬間は「なんで?」とハテナが浮かんで少しストレスを感じました。物語に集中出来なかった。余分なシークレットにも思えた部分。
好きなシーン。
・25:25 娘・ミューリに徴兵されたことを告げるシーン。
父・ダンは(日本語訳で言うと)「出張」という言葉を使って直接的な表現を避けたのだが頭の良い娘はすぐにそれが「戦争へ行く」ことだと理解する。このミューリの芝居がめちゃくちゃ良くて、目を逸らしてまた土を掘り返す仕草と言ったらかわいいけど悲しいったらありゃしないです。
・58:35 未来で大人になったミューリと再開するシーン。
ファミリーネームが同じと知るところから始まって、あれ?もしかして?みたいな流れが最高。ただ家を、というか家族を捨てて出ていってしまった父・ダンとの接し方に戸惑う部分もきちんとあって良いです。
ただ残念なのはどうしてダンが家を出ていってしまったのか、微妙に分かりづらいところ。未来での戦闘体験からそうなったのだとは思うけど。何の因果か自分の嫌っている父と同じ事を娘にしてしまった訳だダンは。この心情があまり理解出来なかった。実際に戦争へ行って大変な目にあった兵士の話とか、もう少し私が詳しく知っていたらこの辺りの心情をもっと理解出来るのかもしれないなと思った。
この映画ってパラレルワールドが存在する前提での話だから、毒を持ち帰った時点でまた違う世界が分岐するんだろう。滅亡する世界と助かる世界、どちらも存在して、ただ主人公のダンが生きる世界は地球存続する未来が訪れたよってな感じでエンドです。この分岐する世界の話っておうおうにしてややこしいよね。でもそれがあるから面白いんだけど。
このCGのクオリティの高さはすごい。戦闘シーンには驚いた。
ストーリーはしっかりとしていておもしろかったと思う。戦闘シーン凝られていて見ごたえと迫力はあった。また感動シーンはあるものの泣けるほどではない。ちょっと突っ込みたくなるシーンはあったもののそんな気になるものではなかった。
こういうエイリアン系でいつも「思考能力がないエイリアンがどうやってあんなハイテクUFOを開発し、操縦するんだ」という疑問が今回はなかった。しっかりとした理由に作品中の憶測ではあったが地球にきたわけもあり筋は通っていたと思う。
映像についてだがラストの格闘シーンはどのように撮影したのだろうか??あくまでもエイリアンはCGだろうし、あそこまでも格闘をにCGを取り込んだのはすごいと思う。しかし、ラボが攻撃され、エイリアンが沢山一気に映るシーンがあったが少しエイリアンの動きが不自然だった気がする。中小企業などだったら問題ない程度だがAmazonが激押しする映画で不自然さがあるのはいかがなものだろうか。。ここまでCGに対し不評はしたものの先ほど言ったような街での戦闘シーン、ラボで眠っている姿、エイリアンの捕獲シーンはよくできており流石だなと思わせられる部分も多くあった。
作品にたいしてだが間の取り方がとてもうまかった。エイリアンの登場シーンや緊急で30年後に行く命令が下されるシーン。間が絶妙に上手で驚いてしまうシーンがあり見ごたえと迫力を感じられた。レビューで「日本の国旗がない」ということで話題になっているが、自分でもあまりきにすることではないと表はいるが少し突っかかりを感じた。日本国旗がないのをみて気持ちがいいものではない。日本人にたいしてあそこまで激押しなのになぜ日本国旗をいれなかったのだろうか。
娘を救うためなら世界くらい救ってやる!
超大作!
この規模の大作が配信とは凄い時代だ。
とはいえ、いわゆるタイムスリップ、エイリアン、モンスター、ミリタリーアクション、親子の絆とジャンル映画のテーマを集約して2時間におさめ、なおかつ大味になりがちなプロットをそこそこ納得のいく展開にまとめて、最後は感動させて着地するという、なかなかの離れ技をやってのけた監督のクリス・マッケイは本作が実写映画初。ロード&ミラーの「LEGOムービー」など、一連のロード&ミラー作品のアニメーションなどを共同で手掛けてきたベテランだ。
元々は2020年にパラマウント映画として劇場公開される予定だったが、コロナの影響でAmazonビデオに売却され配信される運びとなった。
しかし、この大作をここまで分かりやすくまとめて、なおかつ感動的なドラマとして描けるとは本当に素晴らしいと思う。
あと、何気にクリス・プラットがジョークなしで真面目に主役を演じているのも、逆に面白かった。
斬新な設定は一見の価値あり
Amazon prime videoで観賞。Amazonオリジナル作品。
タイムリープものとエイリアンものをミックスしたナイスアイディアで、観て損はない。
30年後の未来から現代に助けを求めてくるという設定が面白い。
侵略者の攻撃を受けて絶滅の危機にある人類に現代から援軍を送るため、徴兵制が敷かれるのも斬新。
『TENET』でも異なる時間の出来事が同時に進んでいくという矛盾があった。タイムリープの〝あるある〟だ。
が、時間を超えられるのは相対する時点どうしの間だけで、それぞれの時点は同じ速度で時間が進んでいる…と、実にあっさりこの矛盾を解消している。この理屈は本当に軽くあっさり説明されているのだけれど、目から鱗。
タイムパラドックスを回避する対策も面白いアイディアで、そのために兵士を誰でも未来の戦場に送り込むことができず、民間人が徴兵されることになるのだ。
地球外から攻めてくるエイリアンが本能で行動する猛獣のようで、とても知的生命体に見えないのも〝あるある〟だが、これにも明確に回答が用意されている。
このアイディアは、『エイリアン』シリーズの何作目だったか『AVP』シリーズだったかに近しい設定はあったと思うが、うまい説明になっている。
『クワイエット・プレイス』シリーズでこのアイディアはもう使えなくなった…
そんな気が利いた設定だけれども、緩い部分も多々ある。
シリアスものではないSFアクションなのだから目をつぶれる部分ではるが、ラストシーンで、主人公(クリス・プラット)が自分と家族に何があったか知らないままのはずなのに「家族を手放さない」なんて固く誓ったりするのは、いくら勢いまかせといえど、どうなんだろう…とか。
アクションシーンは迫力があって、タイムリープの場面も新しさを感じる。座標が狂って犠牲になる人々は気の毒だが。
訓練も受けていない民間人がいきなり兵士として戦場に送り込まれ、あんなバケモノと戦わされるなんて、いっそ早く死にたいと思ってしまうかもしれない。きっと体が硬直して動けなくなっちゃうだろう。
完全な民間人兵士が身を挺して仲間を逃がすところなんて、純粋に感動的だったりする。
エイリアンと兵隊の戦争を描いた映画は『エイリアン2』が最初の成功作だと思う。『世界侵略:ロサンゼルス決戦』が、宇宙のどこかやジャングルの奥地などの特殊な場所ではなく地球の都市を戦場にして発展させた後、数々の亜流が生まれているが、本作は更に時空を越えて拡大させることに成功している。
劇場で公開されなかったことは実に惜しい。
SFとして見るか、アクションとしてみるかで変わる評価
この映画の評価としては題名の通りだ。SFとしては最悪寄りの微妙、アクションはまぁまぁだ。悪い点から上げていこう。
まず第一として、何故絶望的な未来がわかっている状況で未来に何部隊も、それもあまり経験が不足している兵士を送らなきゃいないなきゃということこだ。それも、ほぼ絶望的な生還率の部隊をだ。生還率と生還した兵士から話を聞けば、現代の知性をもつ政府がこんな無謀かつ現政府に大打撃を与えるような判断するわけがない、未来に兵士を送るよりも現代で研究したほうがマシだ。できるだけ未来からくる兵士から情報を搾り取って対策をねるはずだ。もし、未来から来た兵士を未来に戻さず、過去においておけば、再び警告に訪れるかもしれない、それ続けて未来の情報を仕入れつつ対策を練るのが最も効率的だ。現政権にとっては現在の有権者こそ大事なことであって、不確定な未来のことなど取るに足らない。そんな未来を信用し、今の人間を送る?ありえない話だ。
矛盾に満ち溢れている。
これが数千年後の人間だったらまだわかる。現代人の理屈が通じない世界観だからだ。だが、映画として現実性を持たせるために、数十年程度の時間しか差が生まれていない。これは本当に説得力にかける。
第2に、絶望的な状況下で部隊を送るという決断を下すだろうかということだ。あり得ない。しかも、3度も生き残った貴重な人を死地に送る、しかもそのことが全体に知られていないっぽい演出があった、これはアホとしか言えない選択を現代のアメリカは選択している。再度いう、ありえない。
いきなり、無数の人が死ぬ、映画としては緊迫した絵が取れるだろう。だが、ありえない。もし、未来からの使者が現れるとして、現代から送らなきゃいけない兵士を危険なところに送るだろうか?過去からの兵士が、その情報を漏らしたら過去からの救援は途絶える。それは、未来からしてみれば最悪の状況だ。決してあり得ない。もし、あり得たとしても、絶対に未来に兵士を送らないだろろ。未来が絶望的なら、送られる死ぬべき運命の科学者に宇宙開発と対宇宙兵器を全力を尽くさせて開発させることのほうがメリットが上回るとおもう。
第3に、なぜ送られる過去の彼らは装備を持ってない?中途半端なんだ?急なこともあると言われていたが。それならば一層かは送れている。それならば無機物なら送れているはずだ。じゃあ、未来の技術を使いロボットもしくはドローンを無数送る作戦でいいはずだ。
まあ、いい点としていくつかあるかもしれない。1つ目は、毒でオスは殺せるという点だ。なぜ過去に知らせていない?その装備を持たずに過去から来ている部隊は無駄死にじゃないか。しかもそれを主人公にしらせている、面白い。その事を過去に連絡したらどうなる?過去は協力しないだろう。実の娘(本当の娘かは定かではない。嘘っぱちかもしれない。司令のはずなのに最前線に行ってるところから見ると嘘っぱちだろう。最終局面でやれることは全てやるという気概で、実在しない娘として必要な事項を全て覚えさせられた優秀な科学者?(遠実験自体は遠隔でやっていて、役者かもしれない))が父親が死ぬと判断しているならまあ分かるが‥。
本当に娘だとしたら本当に最悪な状況なのだろう。他に戦闘員がいるのにも関わらず、司令と言われるレベルの人が前線に出なくてはいけないほどの。こういう、想像を掻き立てる話ができる点としてはまだいいと思う。
第2にいい点としては、爆発オチにしなかったというところと、未来から持ち帰った武器でとどめを刺したという点だ。これは重要な点だ。もし爆発オチにしたら未来の娘さん(疑惑あり)の残した武器なんていらなかったという話になってしまう。通常兵器でも、倒せたんじゃないか?というより、最終局面で世論を動かすために(失敗したときに備えて)、その行動を全世界ネット配信すればいいんじゃないか?などという話はおいて置いても許されるレベルだろう。
総括すると、最近のアメリカにしてはよく頑張りましたという評価を上げたい近未来と現在を題材にしたアクション映画だと思う。だが、過去未来に関する設定が甘い、いわゆる最近のアメリカ映画だなと感じた。SFは私のような素人でも、ツッコミどころを入れられないほど設定を練らないといけない、それをSF映画は忘れてしまっているような気がする。ただ、CGを良くすればいい、ただアクションを強烈にすればいいそんな感じだ。SFというのはその設定をどれだけ練りこみ、空気観にのめりこみ、語られない背景を察せるほどの映像を表現することが重要だ。この映画は、SFとしては悪い部類だろう。近未来と現代を連携する作品では先にあげたものを、より現実味を持たせねばならない、それがないのが残念で仕方がない。でも最後にいいところを上げるとしたら、さんざん悪く言ったこの作品が、サブスクの作ったSF映画、ドラマの中では優秀な方ということだ。。
未来人が弱すぎない?
エイリアンものとタイムトラベルを合わせたSFに家族の絆を絡ませた欲張りムービー。
30年後の未来人がSOS、ホワイトスパイクというエイリアンに襲われて人類存亡の危機、足りなくなった兵士の補充にやってくる。過去の戦争にタイムスリップする話は多かったが現代人が未来に行って戦うシチュエーションは珍しい。
セオリー通りなら未来人の狙いはエイリアンが増える前に元を絶とうと特殊部隊を送り込む筈なのに徴兵とは不可解。もっともその役割は未来から戻った兵士たちが担うから遠回しにしただけ。
何より頂けないのはホワイトスパイクはリドリースコットのエイリアンの亜種のよう、凶暴だが所詮野獣の類、苦戦するのは小銃や拳銃で戦うから、地上戦では数の劣勢は明らか。プロレス同様、さんざんやられてから反撃のカタルシスという目論みなのでしょう。
タイムトラベルもできる未来ならもう少し強力な兵器もあるはずだし、爆薬で殺せるなら毒薬に拘るのも解せません、コロナ禍だからバイオテクノロジーを絡ませたかったのでしょう。
エイリアンの出没地を探すのに火山フリークの教え子の知識が役立つというのもジュブナイル向けのサービス、子供たちの未来を救うというスローガン、ベトナムPTSDのおじいちゃんがJ・K・シモンズさんというのも贅沢、相変わらず癖が強くて笑えます、最後は大活躍でした。
そんな父親との確執と和解、未来の愛娘との出会いと別れ、戦友との絆など幅広い観客層に受けを狙って盛りだくさん、メジャーらしい商魂たくましい作りですね。もっとも予算たっぷりの恩恵もあり、既視感やプロットに不満はあるもののエンタメとしては楽しめました。
映画館で見れないのが残念
馬鹿に出来ないネット配信作品
コロナウイルス感染拡大により劇場公開出来ずにアマゾンプライムで配信された悲運な作品。これは劇場で観たかった。NETFLIX等でもオリジナル作品は製作されているが、クオリティは劇場公開作品と同等である。本作の特筆すべき点は、未来の地球でエイリアンの侵略に遭い、人類滅亡の危機的状況に陥った結果、過去の地球から援軍を連れてきて戦おうという設定だ。過去タイムトラベルをテーマに盛り込んだ作品は幾度となく描かれてきたが、逆に来てくれと言われる作品は考えてみたら無かったと思う。対エイリアンであれば特殊な訓練を受けるのが筋だと思うが、昨日までコックだった一般人が戦場へ行くのだから驚きである。死ねと言われているようなものだ。
敵は「インデペンデンス・デイ」的なハイテク異星人ではなく、動くものは皆死ね主義の化け物。重火器をたんまり装備する人類側がそこまで追い詰められる様な敵か?と思うが、数で勝負されたらそうなるのだろうか。主演は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で主役を演じたクリス・プラット。彼は陽気なガイの役がピッタリだが、本作では優しい父親であったり、戦場の鋭い眼光の兵士だったり、とてもシリアスな役どころだ。未来で会った女軍曹が実の娘であったり、共に戦う仲間でありながらも愛娘という事で、タイムトラベルならではの葛藤も描かれている。次元を超える愛がグッと来る作品だ。大群で襲い来る敵は無敵に思える程の迫力で、手に汗握るものであるが、終盤に規模が縮小されてしまうのがやや残念。ハリウッド大作で時折こうなる気がするのだが、何なのだろうか。スカッとする事間違いなしの大作なので、是非ともしばらくして落ち着いたら期間限定でも劇場で上映して欲しい。
序盤から惹き付けられた
序盤からサクサク話が進んだところが良かったし、内容も面白かった。現実でもあり得るんじゃないかと思ってワクワクドキドキする。
あんなのいたらめちゃくちゃ怖いけど、なんか最後はちょっと可哀想だなと思ってしまった。あちらも生きてるだけなんだよなあ。
これで終盤でも良さそうな山場があったけど続いたのが意外でそこも良かった。
一緒に戦ったメンバーも生徒さんも良かった。クリスプラットの身体つきが格好良かった。
エイリアン苦手なんだけどこの映画のは少し大丈夫だった。
強くて素早くてなかなか死なない敵なのに主人公達に対してだけ彼らが手を抜いてるようにみえた。もうちょっと主人公がやられても良かったと思う。
でも全体的に面白かった!
ツッコミ所は多いが見て損はない
アマゾンプライムで観賞。
タイムトラベル×エイリアンのSF映画。正直目新しいところはほとんどなく既視感ある映像ばかり。登場人物の行動の動機やエイリアンを倒すための毒薬に関して疑問に思うところもチラホラ。その毒薬も実はそこまで役に立ってなくない?そのせいで未来の娘の尊い犠牲がほぼ無意味にもなってしまうし、親子の絆や時代を越えた平和への願いの継承が軽いものになってしまっているのは問題だ。
映像にはかなり力が入っている。エイリアンの造形はおぞましくてキモイ。戦車を吹っ飛ばす力や何かを飛ばして攻撃したりとちゃんと強くて怖い(弱点もちゃんとある)。数も多くてこの世界じゃ生きていけないと絶望感を与えてくるあたりお決まりではあるが地球侵略物の様式美を守っていると言える。
設定周りや行動原理にツッコミ所は多いが決して扱き下ろすようなクオリティではない。「遊星からの物体X」や「クワイエット・プレイス」的なエイリアンが出てくる映画が好きな人にはぜひおススメしたい。
「王道こてこてテンプレ映画」だけど、SFはそれが面白い!
よくサスペンス系の2時間ドラマでは、◯十分後に1人目が殺害され、さらに◯十分後には2人目が殺害され、1時間が過ぎたタイミングでホワイトボードを使い事件をおさらいし、その後事件は解決の方向へ向かうかと思った矢先に3人目が殺害され、事件解決への雲行きが怪しくなりかけるが、主人公の奥さんの何気ない一言がヒントとなり、4人目が岩場で殺害される瞬間に割って入り自供を促すという、こてこてなテンプレの流れがあると思います。展開が読めるのに多くのファンの心を掴んで離しません。SF映画にも、なんとなくお決まりの展開がありますよね。この映画はそんな王道展開大好きな方こそ見てほしいです。
この映画は、未来で起きているエイリアンの侵略を過去の人間がタイプワープして救うという話です。大まかな展開としては、エイリアンとの衝撃の「遭遇」から始まり、襲われ「劣勢」になり、対策を立て解決の糸口を掴み「希望」を持ち、成功する直前にアクシデントが起こり再び「劣勢」になり、窮地に立たされますが、機転と行動力で「解決」へ導くという映画学校とかでまず習わされそうな基本的な展開だと思います。
ただ、私はこの映画をディスりたいのではないんです。こういうコテコテ展開が大好きなんです。なんか安心するというか、わかりやすいというか、率直に言って面白い!月並みではあますが、この一言に尽きます。
エイリアン系ではお決まりの、なかなか姿を見せない演出。未来へ着くと、いきなりエイリアンに襲われます。が、足元や手元など体の一部しか見せてくれません。どんな姿形をしているのか、想像力が掻き立てられます。エイリアン系映画のお決まりですよね。
うわーこの先どうなっちゃうんだろうから、一件落着かと思わせといて、もう一悶着あるみたいな。そんな展開が好きなんです。しかも設定がエイリアン侵略というこれもまた映画学生が最初に思いつきそうなストーリーではないでしょうか。いやディスりたいんではないんです。本当に。そういう設定が好きなんです。
小難しい展開やメッセージ性など無視して、単純に映画を楽しみたいという方にぴったりです。
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