「面白かった」ジェントルメン よしさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かった
大麻ビジネスで伸し上がったボスが引退することで起きる騒動を活写した物語。
タレコミ屋が組織幹部を脅迫する弁舌を通して進むストーリー展開は独創的。
その為、シリアスなクライムサスペンスを基調としながらも、無理なくコミカルな演出を加えてアクセントを付け加えられていて、それはとても秀逸に感じます。
主人公のボスとその妻、その幹部。ビジネス移譲先のボス、中国マフィア、ロシアマフィア、格闘技ジムの愚連隊、マスコミ・・・そしてタレコミ屋。色々な登場人物が登場しても、夫々キャラがしっかりとしていて、分かり易いのも良いですね。
ストーリー展開も意外性があり、飽きることなく映画を堪能することが出来ました。
ただ、この展開では映画の重みに欠けるのは仕方がない事。あと、少しラストが私好みでないことを加味して、私的評価は少し下げて4.5にしました。
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