「衝撃再び」ジェントルメン 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
衝撃再び
ロックストック&スモーキングバレルズで19歳の頃衝撃を受けた身としては、
まさにロックストックを若くして撮った監督が50代になり
撮った映画という感じで
ロックストックの若いノリとは違って、
落ち着いた大人ではあるけどヤンチャな男たちが
やはり金に群がってわちゃわちゃやるノリに
歳をとっても若い時の気持ちを失わずに、
自分の世代をキャラクターに映画撮れるんだって事に
勇気と衝撃を受けました。
なんと言うかガイリッチーはどメジャー映画を取り出して、
僕の好きだったガイリッチーではなくなっちゃったなと
思ってたのでとても嬉しかった。
最初こそダラダラ話して、こりゃ眠い映画になりそうだと
思ったけど、個性的なキャラがどんどん揃って、
物語がどんどん入り組んで、きな臭くなって
尻上がりに盛り上がって行ってワクワクしました。
どう絡み合って結着が付くのだろう?と言うドキドキは
まさにロックストックと同じでした。
個性的で有名な俳優を揃えてるのに話のど真ん中にいるのが
ドライアイと言うのがおかしかった。
マシューマコノヒーとチャーリーハナムの関係性も
良かった。過去何があってあの信頼関係が出来あがったの
だろう?
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