「イギリスのお洒落なギャングはスーツが違う」ジェントルメン @花さんの映画レビュー(感想・評価)
イギリスのお洒落なギャングはスーツが違う
ギャングという言葉がしっくりこない
マシンガン携帯した外交官みたいな出立ちのミッキー(マシュー・マコノヒー)
ミッキー!ハハッ!
ガイ・リッチーは本当にミッキーという名前が好きだなぁ。恨みでもあるんか。
話のストーリー自体はシンプルで、探偵フレッチャー(ヒュー・グラント)がミッキーの片腕レイ(チャーリー・ハナム)のもとに麻薬工場売買に関するネタで強請りをかけにくる場面から始まる。
芝居がかった演出やフランクな会話のやりとりは役者の演技力で軽快に進む。
音楽も良い。音楽は詳しく無いけど、コーチ(コリン・ファレル)率いるボクサー達のラップもかっこいいと言うより、小物感を演出するのに一役買っている。まるでライオンの前でダンスするハイエナのよう。
果たして、真の黒幕と意図は?と言うミステリ要素も含んでいる。
メガネをかけたチャーリー・ハナムが一番怪しく見えたよ。だって、ギャングにしては可愛すぎない?マコノヒーは怖すぎない?怖すぎてセクシーすぎるでしょう。極悪なのに愛妻家って超そそるよね。
探偵のフレッチャーのキャラクターがちょっとトニースタークを演じるロバート・ダウニー・jrに見えたのは私だけですか?
ニヒルな感じや仕草が似ていると感じるのは何故なんだろう?
とまぁ、好きな俳優達が紳士のお召し物を纏い、華麗に交渉したり銃を撃ち合ったりする映画です。
1人でも、友達とでも、恋人と一緒でも気まずくなりません。
ストーリーも分かりやすく観やすい映画でした。