「策士ガイ・リッチーここにあり」ジェントルメン 映画野郎officialさんの映画レビュー(感想・評価)
策士ガイ・リッチーここにあり
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』、『スナッチ』とクライムサスペンスの金字塔を打ち立てたガイ・リッチーが帰ってきた。
最近はシャーロックホームズ、キングアーサー、アラジンなど原作があるメジャー作品を手がけていたが、久しぶりにオリジナル脚本の複雑に絡み合うギャング群像劇をつくってきた。
そのため期待値が高かった分、正直ちょっとものたりなさを感じたが、華麗な騙し合いに重なる騙し合いで観客も最後まで騙される展開に惹き込まれる。
映画のなかで映画の脚本としてストーリーテリングされる構成。今回はそこまで複雑で分かりづらくはなかったが、最後オチを知った後もう一度しっかり観返してみたいと思う仕掛け。
ドラマ化も決まっているとのことで、引き続きガイ・リッチーらしい作品を創り続けてくれることを期待したい。
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