「監督の才能が枯れたのか…」ジェントルメン farさんの映画レビュー(感想・評価)
監督の才能が枯れたのか…
私がかつて好きだった、ガイ・リッチーならではの小気味良い群像劇が久しぶりに観れる!と期待して映画館へ足を運んだ。
しかし、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』や『スナッチ』のように幾人もの人物がそれぞれの思惑を持って複雑に絡み合い、そしてそれらが最後には収束され、一本の糸へと紡がれる秀逸なストーリーは今作には無かった。
相変わらず作品のテンポと音楽は良かったが。
もう、かつてのような作品は作れないのかな…。
ガイ・リッチーの才能が枯れたと痛感する作品だった。
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