「皆、詰めが甘い」ジェントルメン 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
皆、詰めが甘い
物語の展開が早い割に全体のテンポが遅くて始まってからの前置きが長いのでウザったくなるし、事実から誇張した脚本の描写からのイチイチ真実も映像で映す演出に観るのも面倒で飽きてくる。
スタイリッシュで斬新にコミカルな笑いとスピーディーな展開、そんな雰囲気を醸し出しながらも至ってLOOKのみで中身はカラッポ、拳銃を持つことのリスクを煽りながらマシンガンを無意味にブッ放したり、大麻の巣窟に案内するのに扉は閉めないし、今時なティーンが登場する割にダサ過ぎる、ロンドンの若者ってあんなにダサいの!?
複雑にドンデン返しが繰り広げられる物語の様相を醸し出す予想も付かない展開、そんな「ロック、ストック」を超える映画を撮る日が来るのかガイ・リッチー、もう大掛かりな作品だけ撮ってジャンル映画は撮らざるべからずなリッチー!!!
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